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魔物達との国作り  作者: 八尾猫
第六章
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最終話 無の精霊の解放


俺は様々な管理者が力を合わせて作ったというアーティファクト(神級)とも言える代物を進化の管理者から受け取り力を入れる為精霊界の中央広場へ来た


さて…

何色とも言えない球体の嵌ったやたら角の多い置物っぽい代物だ

床に置き俺は無以外すべての精霊…属性の純粋な魔素を練り注ぎ込んだ

一国を灰も残らず消し飛ばす魔素をさすが管理者達が作った代物だけあって入れる事が出来た


後は…彼女の檻の前まで行って彼女に渡して発動すればいいんだっけな

俺は一旦精霊界の中心に行きそこから以前進化の際に訪れた無の精霊の檻

まで跳んだ…


「やぁ」

檻の中心に無の精霊が座っている…

見た目だけで言えば肌は異常に白く髪から服まで灰色に見える

が良くみると透き通っている

「……開けてくれるの…?」


「そうだね、開けるだけなら俺が無の魔法を使えばいいんだしその前に君の力を抑えないとね」


「無理よ…ながい…そぅ…長い時この檻の中でのみ力を抑えられるの…」


「これでもかい?」

そう言って例の物を見せる


「それは…色んな属性の精霊達の力を感じる」


「そう君の力を抑える為のものだよ、俺が無属性魔法を使えば檻は壊れるんだろう?後はこれを君が着ければ良いそれでも抑えられなかったら俺が抑え続けるよ、まだ使った事はないけどねたぶん出来るだろう」


「なんで…?私を助ける理由なんて…」


「ん?助けてって言ってたじゃないか俺が進化してる最中に君が助けてって言ってたよ、君は気づいてなかったんだろうけど」


「そぅ…そうよね…ここに貴方がいられるのは無属性に適応しているから…そうじゃなきゃここに存在する事すら出来ないもの…」


「これは無属性以外の全属性の力を入れてある」


「所でこの檻は何で出来ているんだい?無属性を抑えられるなんてね」


「これ?昔命をとして精霊が作り上げたんだって…」


「ふーん…この檻の成分で服でも作って着れば良さそうなものだけどね、でも俺が無属性つかったらこの檻は開くだけ?それとも全部消えちゃうのかな?」


「たぶん…崩れて灰になると思う…」


「灰か…まぁとりあえずこれ着けてよ」

檻の隙間から腕輪を渡す


受け取ったがどうやら腕輪が消える様子はない


「ほらっ着けてみて」

「うん…」

腕輪を装着すると無属性の精霊が色んな色に輝き光が精霊の中に吸い込まれていった


「うん…?成功なのかな?」


「わからない…今は檻で押さえられている状態だから…」


「あーそうかどっちにせよ出なきゃわかんないか…ちょっと待っててね」

俺は一度魔物国へ転移し最上位の蜘蛛の糸で紡いだ服を持ってすぐに戻った

「檻が灰になったらこの服に塗りこむよ、まぁ何とかなるでしょう」


「でも…」


「はいはい、じゃいくね」

俺は始めて無属性を使った

使い方は無属性魔法を得た時に自然に理解している


発動すると自分の周囲の空間が崩れ始め檻も同時に崩れ始める


檻を降れるとすべて砂のように崩れた

と同時に無属性の精霊がまた輝いた

どうやら発動した無属性を押さえ込んでいるようだ

すぐさま砂を集め服に塗りこみ残りを仕舞った


「はい上からすぽっと着ちゃって念のためにね」


「う…うん…」

上から被せる

すると輝きはまた身体に戻っていった

「お~~収まった、やっぱこの砂?必要みたいだね」


「なんとも…ないみたい」


「そうかそうか、まぁ約束が果せて良かったよ、じゃどうしようか精霊界?それとも家の国ででも穏やかに過ごすかい?」


「うん…でも大丈夫かな?」


「うん?まぁ色んな種族がいるから気にしないでいいんじゃないかな?」


俺は無属性の精霊を連れて魔物国へ戻り館の一室を使うように伝えて国を簡単に案内した


「本当に色んな種族の魔物がいるんだね」


「そうだね、ここまで来たら全部の種族集めたいな~」


「そう…変なの…」

くすくすっと笑った


「さーてとりあえずやる事は大体終わったけどどうしよっかな~」


「うん?」


「とりあえず国は作って落ちついたしこの大陸は押さえたからね別の大陸にも色々送ってあるからなんとでもなるし」

(まぁ死霊達に手に負えないようなのがいないとも限らないけど)


「抑えたって?」


「うん?内面をねまともな知性を持った生き物だけ残すように命じてあるんだよほらっ空に沢山飛んでいるだろう?彼らにね」


「うん、頑張ってるね」


「そうだね、助かってるよさすがに俺一人で世界回るなんて面倒すぎるからね~あははは」


その後世界中に放っている魔物達にこの大陸同様にまともな精神を持っている者を独断と偏見で判断し助けるよう命じ


俺は様々な魔物を従え世界中を飛び回りあらゆる魔物を集め育て

魔物国を拡大していきヒト族の住んでいないとても広い大陸を発見しそこに新たに魔物国を移した


たまに異物の排除を頼まれれば無属性で排除し

魔物達に囲まれ永遠に

魔物集めを楽しみ

魔物と共に生きた


この世界に感謝を…


初めて書いた小説ですが上手く想像を文章にする事が出来ませんでした

読んでくれた方々本当にありがとうございました

現在別の小説を書いていますがネットに載せるかは出来次第にしますね。

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