第6章-6話 領土を広げて竜をテイムしよ~
明けましておめでとうございます!
俺は早速領土を広げる事にした、新しく竜達をテイムするには領土が足りないって事だ
それにせっかくこの大陸の魔国属国にしたんだしね~
魔物国から西(魔国側)へ防壁山を土魔法で移動し今度は防壁山の土に様々な金属を混ぜた、この事によってさらに防壁の機能がアップしたと思う。
位置的にはうちの防壁山から魔国の樹海の手前まで広げた
この事によって仮魔国町(元国境砦)は西(樹海の真ん中)に移動しておいた、もう首都の近くだね、うん
そして広げた分ゴーレムと死霊を増やし魔物国の守護に回した
その後サンザルシア国の精霊の里にやってきた
現在里長の家だ
カナタ「やぁお久しぶりですね」
「おぉ…マナケイアから聞いております、この度は半精霊となられた事真におめでとうございます」
カナタ「いぇいぇ、ええっとですねラバシトスの方の精霊の里でもお願いしたんですけどうちの国の精霊の森に三人程度でもいいんで移住してくれるエルフいないかってお願いなんですけど」
「おぉ…すでに数人いらっしゃるのですか?」
カナタ「ええ、もちろん移住希望の方はうちの森を見てもらってからで構いません、希望としては多種族へ偏見が無い方ですね、森の守りとして森の傍を魔物が巡回しますので」
「森の中の方の守りはどうなっておりますか?」
カナタ「エントの子とドライアドの子とスプリドンとクリムゾンとエンキリーですね、エントとドライアドはまだ子供ですから自由意志は芽生えてはいませんが、それと小湖には最近生まれたニンフ達がいますね」
「おぉ…もうそんなに!なるほど…偏見のない者ですな」
カナタ「ええ、空間移動でいつでも行き来出来ますのでいつでも里帰りはOKなので、最低限の契約はしてもらいますけど」
「というと?」
「あぁ一応魔物国の領土内なので魔物国に害をなさないそれくらいの契約内容です」
「わかりました、しかし行き来出来るのは素晴らしいですな」
カナタ「ええ、今エルフは数人しかいないですからねさすがに寂しいでしょうから」
(ハーフならいるけどハーフはハーフ村にいるからなぁ)
ハーフ村は領土の東南にあるダークエルフの里は西南だ
「なるほど、では明日また来てもらえますかな?里の者達と話し合いますので」
カナタ「ああ、急いでないからゆっくりでいいからね」
その後候補者十数人と長を連れてうちの精霊の森見物をして回った
その中で4人の大人のエルフと偏見がなく以前俺が助けた元トリマキアのエルフの子達がうちの森に来る事になった
そのついでにサンザルシアの精霊の森周辺に配置していたゴーレムと死霊も作り直し生み出し直しておいた
一応この大陸中死霊に巡回してもらっているけどいつまた盗賊やら国の奴隷商人の手下が増えて攫いに来ないとも限らないからだ
その後上空から魔物国を見ている
(う~ん増やした竜が進化する事も考えるとやっぱまだ領土足りないよなぁラバシトス側にも広げるか~)
俺はラバシトス側にも防壁山を移動し領土を広げた
位置的にはラバシトスの精霊の森の手前までだ
(まぁ文句あったら適当にあしらえばいいでしょう、ラバシトスのあほな貴族はもう全部いないし死霊達に自分達の領土はこんなもんだと精神魔法で操作してもらっとけばOKさ)
ラバシトス王都バルスーン討伐ギルド長室
カナタ「という事で領土広げたのでよろしく」
「という事じゃないでしょうカナタさん、まぁ私はあくまでギルドの人間ですからねこの国に仕えている訳ではないので余り言えませんが…」
カナタ「まぁまぁ別段途中に町や村があった訳じゃありませんから、それに元々この領土は昔魔物の住処で勝手に領土って言ってるのはラバシトス王国なんですからね魔物の国が取り返したと考えれば何もおかしくない…うん」
「いやそれを言ったら殆どの土地は元々魔物の住処でしたが…」
カナタ「そうそう」
「しかしカナタさんのギルドカードから討伐した数を拝見するととても払いきれませんね」
カナタ「まぁ定期的に周辺国飛んで回って別の魔物の住処襲ってる魔物狩ってますからねぇ」
「頑張りますねぇ、やっぱり魔物の国の長だからですかねぇ」
カナタ「一応長名乗ってますからね」
「そのお陰かしりませんが、魔物が村や町を襲ったりという事が無くなりましたよ他の国のギルドからもそう報告が届いてます」
カナタ「へぇ~」
そして王都のギルド長と適当に挨拶して帰った後ようやく竜のテイム
だ
竜国の南から順にゆっくりテイムして行こう…ふふふふふっ
まずテイムしたのは飛竜だ
だがとりあえず俺と闇属性以外の竜しか竜国には入れないから竜と俺だけでテイムしないといけない
まぁ急いでないしゆっくりテイムしていこぉ~
まずテイムしはじめた竜
-------------
リンドブルーム
中位 飛竜族
Lv48
ステータス割愛
俊敏Lv9 風魔法Lv4
-------------
とにかく飛ぶのが速い鳥に例えると鷹といった所だ
中々獰猛で強い、この竜の進化した上位以上の竜もいるんだけど
数が少ないから遠慮したその代わり数が多い中位を沢山テイムした
この調子でじっくりテイムをし続けた結果
-------------
ベダール
上位 土竜族
生命力強化Lv7
威圧Lv4 咆哮Lv3
火魔法Lv5 土魔法Lv3
固有能力
毒息(上)
-------------
蜥蜴の様な頭で身体は岩のようで尻尾は蛇のように長い飛ばない竜だ
-------------
双頭竜
中位 双頭竜族
Lv30
ステータス割愛
スキル
生命力強化Lv4
威圧Lv3 咆哮Lv3
火魔法Lv5 土魔法Lv5
固有能力
再生LV3
-------------
双頭竜は数がいた為沢山テイムさせてもらった
どんどん進化させよう
-------------
三頭竜
亜種中位 双頭竜族
Lv13
ステータス割愛
スキル
生命力強化Lv6
威圧Lv4 咆哮Lv4
火魔法Lv4 水魔法Lv4
土魔法Lv4
固有能力
再生LV5
-------------
三頭竜は数が少なかった為3匹だけテイムした
これが進化したら八頭竜とか九頭竜とかになるのかな…楽しみだ
テイムした中で一番強かったのが↓のファブニールだ一匹しかいなかったけどついテイムしてしまった…
うちのレイナと同じ炎系の飛ぶ竜だ
-------------
ファブニール
上位亜種 炎竜族
Lv68
ステータス割愛
スキル
生命力向Lv10 俊敏Lv7
怪力Lv10 威圧Lv10 夜視
火魔法Lv10 風魔法Lv5
土魔法Lv3
全状態異常耐性Lv10
固有能力
半炎体(上) 炎息(上)
念話(中)
-------------
一月ゆっくりと様々な竜をテイムしたり竜と戯れたりしてすごした
それも宰相に任じたメンデルが優秀なお陰だ
他国からの使者はすべてメンデルが選んだ部下の魔物が対応してる
そしてとある日…
【お久しぶりです】
進化の管理者から連絡があった
【どうしたの?】
【例の品が用意出来ました】
竜のテイムが始める前に頼んでおいたのだ
【ああ、出来たんだ助かりますよ】
【ですが…本当に大丈夫ですか?】
心配するのは当然…あらゆる物を無意識に消滅させる無属性の精霊を
封印から出して自由にするのだから…
もちろんその為に全属性の精霊と契約を交わした俺があらゆる管理者が力を籠めて作った呪物に俺が全属性の力を籠めて発動する
すると無属性の精霊の力を着けている間無効化する事が出来る
ただ…封印から出した直後周囲すべて滅してしまうから近づけるのは無属性の魔法が使える俺だけだそうだ
【しょうがないですよ、どのみちいずれは封印しなおさないといけないんでしょ?】
【ええ…、一定感覚で封印を掛け直す方が安心ですよ…】
【大丈夫ですって】
だってねぇ…助けてって進化の時なぜか繋がって頼まれちゃったもんねぇ
半精霊になったんだし可能なら助けてあげたいもんねぇ…




