表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔物達との国作り  作者: 八尾猫
第六章
56/58

第6章-5話 神との対話

風邪引いてます、だが薬は飲まん!飲まんぞぉ!

俺は久しぶりに巨人の国へやってきた

以前は魔法で影から見て回って巨人の神さんに見つかったけど念話で少し話して帰った覚えがある


俺は巨人の国へ空間移動し以前念話した巨人の神さんに会いに行った

一応影移動でね


【来たようだな…】

【ああ、約束通り来たよ】

【良かろう入ってくるがよい】

俺は影から出て精霊化し建物を通り抜けて入っていった

その建物はまさに巨大!ヒトの国の城が砂の城に見える程だ

リバイアサンと良い勝負なんじゃないか…?

いやリバイアサンの方が大きいかもな


ちなみに精霊化して入ったのは扉が大きすぎるからだ


通り過ぎた先には壁一面水晶が生えており水晶の鉱山の採掘場を馬鹿でかくした様な感じだ

一番奥に巨大な水晶で出来た椅子がありそこに半透明の巨人が座っていた


【ほぅ…精霊化か種族は定まったようだな】

【みたいだね、半精霊らしいよもう半分はわからないけど】

【わからぬだと?いや…見てみよう】

巨人神の額の目が開きこちらを見る


こっちも見よう

-------------

巨人の神

巨人族 神種

Lv***

ステータス割愛

スキル

***

固有能力

***

-------------

ん…見えない…


【不滅になっておるのな…ならばおぬしのもう半分の種族は…半神よ】

え?

【なぜに?】

【不滅がつく者は神もしくは半神に限られるでな】

【ああーそうなのか…しらんかった】

【そなたの事は管理者からも聞いておる候補者だとな】

【えっ何それ?】

【我々神と呼ばれる者はその種族から管理者に選ばれた者がなるのだ巨人なら我であり、竜なら竜神よ】

【へぇ~じゃ俺は何の候補だろう?】

【そうよの…魔物の神もしくは精霊の纏め役の候補といった所か】

【ちょっとめんどくさそうなんだけど…】

【確かに面倒と言える余り与えられた国から離れられなくなるでな、魔物の神なら魔物の領土であれば自由に行動出来ようが精霊の纏め役になれば精霊界にずっとおらねばならぬな】

【それはちょっとなぁ一応国主だし…】

【まぁすぐに決まる事ではない数百年数千年は掛かる】

なが!… 

【長いね】

【その為にお主は不滅になったのであろう万が一にもようやく現れた候補なんだからな】

【そんなにいない者なの?】

【いないなこの世界が出来てから未だにおらぬ、だから荒れるのだ】

【じゃ人が戦争ばかり繰り返すのは神もしくは候補がいないから?】

【そういう事だ竜神、巨神、海神以外おらぬ】

【あーじゃ獣人や精霊の神もいないのか】

【そうよの、今だ時間が掛かるやもしれぬ】

【海神ってリバイアサンって何か関係あるの?】

【リバイアサンか…遥か昔に候補となった種族よの】

【へぇじゃリバイアサンより大きいかな?】

【いや海の神はお前さんと大して変わらぬ大きさよの】

【そうなんだ?竜神は?】

【竜人はそなたの目で確かめるがよい】

【ああ、話はつけてくれるんだ?】

【約束だからな、それに候補となったそなたは会う権利がある】

【そうなのか…もっと早く来れば良かったな】

【急ぐ事もあるまい灰色の精霊の事も含めてな】

【ああ、でもなぁ…】

【各属性の精霊の長はみな長い年月存在しておる不死ではあるが不滅ではないぬえにあらゆる物を消滅させる力を持つ灰色の精霊を恐れる】

【あらゆる者か…】

【だが例外もあるあらゆる物と言っても管理者達や我々神や神候補はその対象には入らぬ】

【あ、そうなんだ?】

【ゆえに急いで仕損じてはならぬ…時間を掛け確実にやらねばならぬ】

【まぁ早く出してあげたいけどあの精神状態のまま出す訳にいかないしね力を抑える物と彼女の精神を守るか支えるかする何かがあればいいんだけどね】

【精神か…気が狂う程長い年月封印されておるからな、じゃがそうしなければ他の精霊が死滅しかねなかったと聞いておる】

【力のコントロール出来ない程か…】

【無意識ゆえに本人もつらいであろうな】

【そうかぁ】

【竜国へは北門から歩いて行くが良い、空は飛ばずにその状態でな】

【わかった、また来るよ】

挨拶をして北門へ向い竜国へ歩いて行った


(あの山が竜国山かでかいなぁ)


しばらくするとそこかしこに竜を見かけるようになった

が、やはり攻めてこない

巨神が何か言っておいてくれたのか飛ばずにってのが関係するのかわかんないけどね

俺は精霊化状態ですべるように進んでいる


進む毎に竜の数が増えてゆく

ああー全部テイムしたいなぁ…


お!あそこには龍のようなのが!

くっ欲しい!


テイムしたいで症がぁああああああああああああああああああ!

はぁ…我慢しよう…

しかしいつになったら着くんだ?

飛んでいけば楽なのになぁ…でも飛んだらだめなんだろうなぁ


俺は色んな竜達を見物しながら半日かけてゆっくり進んでいった

美しい湖にミズチという綺麗な龍がいた時はテイムしそうになってしまった


そしてようやく頂上付近に辿り付いた

そこには木造で朱塗りの神社のような建物が…

「すげー日本風…だけど全部朱塗りはすごいな」

誰が建てたんだこれ…ドワーフか?むりじゃね…


がぁーーと音を経てて開いていく

そこには小柄な女性が立っている

「お客人、どうぞこちらへ」

「うん、失礼しまーす」


着いて行きながら鑑定する

-------------

苗木

龍人族 最上位

Lv78

ステータス割愛

スキル

生命力向上 Lv9 敏俊 Lv6 怪力 Lv7

威圧 Lv8 統率 Lv6 夜視

火魔法 Lv5 水魔法 Lv5

風魔法 Lv5 土魔法 Lv5

空間魔法 Lv6

全状態異常耐性Lv10

固有能力

不老 再生(中)

龍化 人化

-------------


龍人…?竜人じゃないんだ


おぉ…和風だ…って言っても日本家屋は俺が生きてる(転生前)は氷河期で殆ど氷漬けではっきり見たことなないけどね


案内された部屋に入りコタツに入る

…これがコタツか…初めて入った!ぬくいなぁ…昔の日本にはこんな良い物があったのか…


そんな事を考えていると…ぐっ!っと巨大な存在感を持った何か…まぁ竜神だろうけど…が入ってきた


「待たせたね」

対面に座った…

二本の長い角の生えた髪は黒く肌は真っ白で目が金色に光っている


「いえ、突然お邪魔して申し訳ない」


「いや、来る事はわかっていたからね、さて…早速だけど目的を聞こうか?君の心を読む事は出来るけど君の言葉で聞きたいから読まないでおくよ」

へぇ…読めるのか便利そうだね


「そうですね、まずうちの傘下になった元魔国を今任せている闇竜人の事ですがなぜ闇属性だと竜も竜人も国から放り出すんですか?」


「ああ…竜人の方は竜人の纏め役に任せているけどね、竜の方は確かに放逐してるね、理由は色々あるんだけれどこの竜の国にはね様々な属性の竜でも生きていける環境を用意してあるんだ」


「ふむ?」


「でもね闇属性の生き物の為の環境を用意出来てないんだよ、闇の森を移植したとする…だけど他の属性の環境に影響が大きすぎるんだね、君みたいに幅の広い魔法が使えたら別の環境ごとに空間を断裂したり対処出来るんだけどそれは私の領分じゃないからね、それにすぐ近くに闇の森があるんだしわざわざ大変な魔法を使ってまで用意しなくても良いだろうと言う事になったそうだよ」


「ああ、まぁ確かに魔国はすぐ傍ですしね竜ならひとっ飛びか」


「そうだね、まぁ竜に関しては何処でもやっていけるからいいんだけれど竜人は大変かもね」


「ふーむ…知能高いし念話無しで話せますもんね」


「うん、まぁ本当に困ったら助けに行ってると思うよ?竜人の纏め役はなんだかんだいって心配してるだろうしね」


「まぁそれならいいか、次は国交ですかね」


「君の国との国交か、でも国交する必要はあるのかな?」


「まぁ正直言えばここの竜達テイム沢山したいなぁってだけなんですけどね」


「そうだろうねぇ、君はこれまで沢山の竜をテイムして自分の国に住まわせているけどやはりすべての竜をテイムするには各国の竜国の協力は欠かせないものね」


「各国…ああやっぱり幾つかあるんですね」


「そうだね、他の竜国…それに巨人国は最古竜クラス最古巨人クラスが纏めているね」


「へぇ~」

ん…なんでこの大陸の竜国と巨人国だけ神が管理してるんだ?


「不思議かい?ああ心を読んだ訳ではないよ、理由はね我々神を任されている者は定期的に見て回るんだよもちろんこの国も最古竜クラスの子が纏めているよ私はたまたま今はここにいるだけだね」


「巨人国の方は?」


「彼は分体をあらゆる巨人国にあるからどの巨人国にもいるよ?彼実態がなかっただろう?」


「確かに半透明っぽかったですね、なるほど貴方はその分体っというのは?」


「出来る事は出来るんだけれど…巨人国より竜国の方が数が多くてねそのすべてに分体を送るのは無理なんだ」


「そうなんだ、あっそういえばさっきの子は龍人になってましたが?」


「ああ、龍国も龍人国もあるからね」


「えっ龍見たことないな…」


「ああ龍国はたった一国しかないんだよ、彼女は私の補佐として龍国から派遣されているんだ」


「へぇ~じゃ龍は迷宮とかにいないんですか?」


「いないね、数が少ないから龍国は迷宮の管理者と契約は交わしていないね、あっさすがに龍をテイムしちゃダメだよもし見つけてもね」


「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


「ダメ、本当に数が少ないからね、まぁその代わり一種族の竜につき3体までならテイムしていいから、でも数が少ない竜は1体までね」


「ああ、いいんですか?」

(龍かぁ…まぁいつか機会があったら見に行ってみたいな)


「ああ、今の所君の国に住んでいる竜達は窮屈に感じていないしひどい扱いもされていないからね、大事なのは安全に住めるかどうかだから、何より君の国はこの竜国の隣だからね地続きだし問題ないよ」


「お~言ってみるもんだ」


「しかし最上級の闇竜良く大人しくなったねぇ」


「ああ、元気ですよ比較的眷属化すれば、どんな魔物もそうそう暴れませんよ」


「それだよ、君は転生者なんだね」


「ありゃ管理者にでも聞いたんですか?」


「いや、この世界に今ない能力は勝手に増えないんだちゃんと管理者が管理していてね、だけれど提携を結んでいる異界の転生を管理している神様は面白い事が好きでね、良く訳のわからない能力もたせて転生させちゃうんだよ」


「はははっ…そうなんだ…大変だなぁ今度能力?の管理者に会ったら話し聞いてみたいですね」


「ふふっそうだね一番大変なのは能力を管理している管理者達だろうね」


その後竜神とそのお付に竜国の竜の住処を色々案内してもらってこの竜国の纏め役を紹介してもらい自由に歩き回ってテイムする許可を貰った


いやぁ良かったぁ~でも問題があるな…見て回って思ったけど今の領土だけじゃ竜の住処足りないな他の魔物も沢山いるしなぁ

ラバシトス国邪魔だな…

う~ん…しょうがないラバシトス国その物もっと南へ移動しちゃうか

適当に精神魔法で全員(国民も含めて)操作して…

いやそうもいかないか…


しょうがないなぁ魔国の西側に領土広げるか、どうせ今誰も住んでないし(魔物全部テイムしちゃったから)

明日から領土ひろげよぉ~

今日は休もう

ZZzzzzz


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ