第6章-4話 リバイアサン…
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俺は海系の魔物達すべてへの譲渡を終えて海系の魔物だけで南の沖へやってきた以前テイムした海蛇達の住処からさらに南の海域だ
目的はクラーケンのテイム!
そう!タコのようなイカのようなばかでかい触手持ちの魔物!
海系の魔物の中では最上位の中でも10本の指に入るであろう魔物だ
1か2はリバイアサンだ今度テイムしよう
恐ろしく馬鹿でかいらしく国程の大きさだそうだ
まぁ何とでもなるだろうけどね
「イルヤンカシュ[大海蛇族]ラカーム[海竜族]!用意は良いか?」
今では最上位に進化したイルヤンカシュとラカームだ
今では上位だった頃からさらに大きく強くなっている
【むろんだ…】【おいらもええよぉ~】
「今回はお前達主導でな、任せるよ」
【んむ】【進化したおいらの力試すのにちょうどいいべ】
ちょうどクラーケンの住処の真上辺りに来た…
来た!
「来たぞ、さあ殺さない程度にやってみろ!」
真下からぶっとい触手[足]がびゅーーー!っと迫ってくる
が…イルヤンカシュははっきりいってばかでかい!
クラーケンの触手じゃ絞める事は出来ないほどだ
【蚊ほどでもないわ!】
イルヤンカシュが上からラカームが迂回してクラーケンの下へ
他の海系の魔物達が左右に分かれ魔法をぶっぱなしまくる
ラカームが最上位に進化した時に得たブレス(虹色)を吐き
ぶち当たったと同時にイルヤンカシュがクラーケンに食らいつく!
(これでここ近辺で強いのはリバイアサンだけだな…ただ海の魔物も多めにいた方が良い、他の大陸からいつ来るかわからないからな…)
超鑑定
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クラーケン
亜種最上位(クラーケン族)
Lv27
ステータス割愛
スキル
生命力向上Lv10 怪力Lv7
水魔法Lv7 風魔法Lv5
固有能力
再生(中)(触手のみ超即再生)高速泳(中)
締め上げる(上)
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念話無し…本能系の魔物か…ちょっとめんどいけど…
そろそろいいか…
俺は水圧+重力でクラーケンの動きを止めクラーケンに触れ
テイムを発動した
「そろそろいいよ~ここ近辺の魔物適当に狩って面白いのいたら連れてきて~」
【わかった】【わかったど】
最上位の高位の魔物で尚且つ知能が低いとテイムに時間が掛かる…
まぁ普通はテイムすら出来ないんだけどね
2時間程掛かりテイムが完了し眷属化した
その後みんなが連れて来た魔物達をテイムし他の大陸から攻めて来た場合守るように色々指示し普段は普通に生活するように伝えた
「この際リバイアサンも行っておくか…最上位以外は巣に帰らせてくれ」
【了承した】【リ…リバイアサンテイムしに行くんだな?】
「ああ、ついでにね」
東南沖深海に住んでいるリバアサンの住処に来た…
………この下の黒いの全部リバイアサンか…うちのこの二体も相当でかいけどね
「ちょっと待っててね」
俺は半精霊化し水の精霊の力を解放した
精霊達と本契約してわかったんだけど精霊化して水魔法を使うのと
精霊化せずに魔法を使うのとでは明らかに効果が違うようだ
解放前と解放後だと段違いだ、見える範囲すべての水分を細かく操れる、適当なら見えない程遠い水分すら操れるようだ
深く潜っていく…というより降りてゆく…
【聞こえるかな?リバイアサン】
…
……
………
【……その魂…半精霊半**か…】
ん…**?
【半精霊の後が聞こえないけど…まぁいいや、ここ近辺でテイムしていないのは君だけなんだ】
【なるほど…だが…我をテイムしどうするというのだ…先ほどの魔物達との会話も聞こえたが…】
【そうだね、いつか大陸全体を魔物の国にしたくてね、そこで空、地、そして海の防衛で地は数が揃っているんだけどまだ空と海の仲間が足りないんだ】
【それで我にか…確かにここ近辺では我以外殆どそなたにテイムされておるようだな…】
【もちろんテイムがやなら別の方法でも構わないんだ契約魔法も10だし眷属化でもいいしね】
【眷属化か…バンパイアの血の盟約のようなものか…】
【それより少し効果が高いくらいかな】
【そうか…そなたを試す為にわざわざ争っても同胞に傷がついてしまうな…】
【同胞って海の魔物の事?】
【いや…我の種族の事よ】
【えっリバイサンって他にもいるのかい?】
【正確には…そうなるかもしれない種族だがな…】
超鑑定
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リバイアサン
亜種最上位
Lv58
ステータス割愛
スキル
生命力向上Lv10 魔素吸引Lv10
怪力Lv10 威圧Lv10
水魔法Lv10 風魔法Lv10
全状態異常耐性Lv10
リバイアサン族の管理者の加護
固有能力
念話 再生(上)高速泳(小)
噛砕飲込(上)
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ん…加護持ちかさすがだ…
進化前の俺じゃ絶対勝てないな
【そうか進化前の種族の事か】
【そうだな、我は余りここを動けぬぞ?】
【まぁうちの一員になってくれれば普段通りにしてくれればいいよ大抵の事はゴーレムか死霊で何とかなるしね】
海系のゴーレム作って放つか…
空と陸のゴーレムばかりだもんなそういえば
【いいだろう…確かにそなたがテイムした海に住まう魔物達は今まで通りの生活をしておるしな】
【ありがとう、この大陸近海すべてにゴーレム放つけど気にしないでね】
そう言い下降し触れて契約魔法で契約を交し眷属化をした
【ほぉ…これが眷属化か…成る程…】
【進化前の子達もいいかな?】
【いいだろう…確かに悪意は何も感じられん】
まぁ把握したいのとすべての魔物に所属して欲しいからだしね
すると…リバイアサンの体の下から沢山の独特な鱗をした魔物が来た!
超鑑定
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竜魚
亜種中位
Lv31
ステータス割愛
スキル
生命力向上Lv2 魔素吸引Lv3
怪力Lv4 威圧Lv1
水魔法Lv3 風魔法Lv1
全状態異常耐性Lv1
固有能力
再生(小)高速泳(小)
噛み付く(中)
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【この竜魚は亜種下位からごく稀に進化する種だ、さらに亜種中位になりそこから亜種上位に進化する、が…リバイアサンになる可能性は限りなく低い…我を含めて今だ数体しかおらぬ】
テイムしながら話をする
【少ないんだね、まぁそうぽんぽん進化しても困るか】
【さよう…、そなたが先ほどテイムしたクラーケンも珍しいがな】
【確かにクラーケンはあの一体しか見ないね】
【我々もクラーケンも一つの海域に一体の縄張りなのだ】
【しかし大きいね、全体像が全く摑めないよ】
【我も自分の姿を見た事はないな…他の種族もわざわざ自分の姿を見た事はないのではないか?】
【まぁ確かにね大体わかる程度か同じ種族が近くにいれば見れるだろうけどね】
【そうだな、だが我々は一つの海域に一体のみよ】
ようやく竜魚達のテイムやらが終わった
【じゃあこれから長い付き合いになるけどよろしくね】
【確かに…そなたも我もそうそう消滅はせんだろうしな…】
俺はラカーム達を連れて魔物国島近くに来た
俺はラカームをモデルに竜型のゴーレムを作り続けた
何体必要かな…1日に1000体にしておくか…
塵も積もれば山となるって言うしね
死霊も今では相当な数になってるしね
さて…次は…竜族の国と巨人族の国か…
あそこはどっちも神がいるからなぁ…
ん~…とりあえず一度念話した事ある巨人族の国に行くか…




