第4章-10話 もうすぐ最上位そして魔国の動き…
毎日更新してたのに昨日は更新出来なかった
でもちゃんと完結まで続けますので
「ん…朝かキュウおはよう」
「おはよぅカナタ」
さて…なんだったか…ああみんなに契約魔法を転写するんだったな
……数万の魔物達にか…?まぁ守る為だしょうがない…
まぁ三つはあるからな…
とりあえず眷属化してある魔物だけ転写しよう
ハボルとゴブマサとライキンに契約魔法を転写してある水晶を渡し国中回ってLv1づつ覚えさせるように頼んでおいた
「なら頼むな」
「はい、お任せを」
「急いでないから数日かけてゆっくりやってくれ」
「了承」「はっ!」
もちろん覚えた魔物達に契約魔法を掛けあってすぐ解いてを毎日数十回繰りかして契約魔法Lvを上げるようにも頼んでおいた
これで一年後にはみんな相当なLvになってるだろう
これで他国からの間者に契約魔法を掛けられても抗えるな
そして契約魔法を覚えた順に38階層に来てLv上げするようにも命じておいた
俺はすでに契約魔法を覚えている魔物達と38階層に移動しLv上げに集中した
まぜかというと40階層に移動する前に念の為に進化しておこうと思ったからだ
まぁ記念にLv99でとめて40階層で進化するっていうのもいいけど
万が一配下で抑えられない魔物がいたらまずいしな
すでに今Lv89だ39階層はスライムだから狩れないのだ…
っていうかもう39階層は新たにダンジョン管理者が魔物を入れない限り何もいない
全部テイムしちゃったもんね~
はっはっはっはっは
狩りながら考える
しかしLv上げ飽きたんですけど…
まぁ最上位になったらLvなんてあんまり関係ないだろうけど…
【すみません】
ありゃ…だれだ?
【どなたですか?】
【申し送れました私ダンジョン管理者をしております】
【ああ、誰かと思ったら】
【ええ…そろそろ40階層ですね、おめでとうございます】
【ああ、ありがとうしかしそれを言う為じゃないよな?】
【そうですね…実は…あのー39階層の魔物全部テイムしちゃったじゃないですか…その事で】
あちゃーやっぱりまずかったか?
【やっぱまずかったか?】
【いえあの魔物じゃなきゃいけないわけじゃないのでいいのですが結構大変なんですよ生態系を壊さないように他の地域から魔物を移すのは…】
【へぇやっぱり外から移しているのか】
【ええ…まぁあくまで管理者で生命を作れるわけではありませんので】
【俺ねスライム好きなんだ】
【はい?】
【でねスライムは傷つけたくないんだなだからスライム以外にしてもらえるかな?】
【それで全部ですか…わかりましたそうしましょう】
【すみませんね、どうにもスライムは好きでして】
【では引き続きダンジョンをお楽しみ下さい…】
そこで念話はきれた
なるほどねぇでもこれで39階層で狩りが出来るな…
っていってもすぐにじゃないけどね
夕方で切り上げて帰った
次の日39階層に空間移動し念の為に39階層を見てきたら
草原っぽかった39階層ががらっと変わって陰鬱な墓場って感じに変わっていた
地面からぼこっとゾンビやらスケルトンが顔を出した
……手っ取り早くゾンビやらで済ませたなあの管理者…まったくもう
良く気配を探るとレイスやらインペットやらもいた
さすがに上位の死霊や魔国の魔物だが死霊は一瞬で仲間に出来ちゃうし生み出して使役出来るんだよなぁ…まぁ倒すけどね
経験値の為に?はっはっは
そして契約魔法を覚えた仲間達をまたぞろぞろ連れて入り口付近から狩りをはじめた
もちろんLvにあった階層に行かせている
入り口付近は仲間に任せて俺は単独奥に狩りながら進んでいった
奥からまだ見ていない魔物を発見した
何か卑猥な魔物だな…
男の勲章に何か尖がってる物がかぶさった半裸の魔物がいた
「あっ?何の種族だ?」
無視無視っと
超鑑定
-------------
インキュバッス
上位 半魔族半魔物
Lv90
ステータス割愛
スキル
闇魔法Lv4
精神魔法Lv6
固有能力
吸精
-------------
あぁ…魔国にいる生き物から精力を吸って強くなるって魔物か…
こいつは男型だな…いらん!
「おい、聞いてんのか?……ぎゃあーーーーーー」
そう決めて見つけ次第すべて消し炭にした
数時間続けていると女型の方を見つけた
「あら、魔族かしら?うふふふ変わってるわね亜種かしら」
「ああ亜種ではあるな」
そう答えながら超鑑定した
-------------
エリス
上位 半魔族半魔物 サッキュバス
Lv91
ステータス割愛
スキル
闇魔法Lv5
精神魔法Lv7
固有能力
吸精
-------------
「あら鑑定してるようね、女性を勝手に鑑定するなんて悪い子ねぇ」
「一応な、でっどうする?」
「あらヤリあうかどうかかしら?」
「どういうヤリかはわからんがどうする?」
「これでも結構長生きなのよ、相手の実力くらいわかるわそれに…」
「それに?」
「魔物狩ってるの見てた限り勝てないわね」
「なら仲間になれうちの国にも魔国の森を移植してある」
「あら?魔国の森を移植した国ってどこかしら?」
「新しい国だ」
「新しい国?そんなのあったかしら?」
ん…?ここらの魔族じゃないのか?
「ラバシトス周辺の魔国出身じゃないのか?」
「違うわよ?私はラバシトスから言うと西の魔族の国から来たのよ」
えっ西にも魔族の国あるの!?しらんかった…
そういえばここら以外は東くらいしかしらんな…
今度調べるか…
「そうか俺はこのダンジョンの魔国と竜国の中間にある魔物の国の長だ」
「魔物の国?魔族のじゃないのかしら?」
「ああ、魔族の国があるのに魔物の国がないっておかしいだろ?」
「だから作ったというの?」
「まぁな」
「変な半魔の子ねぇ」
「これでも不老なんだが…」
「あらごめんなさい」
「といってもまだ30台だけどな」
「若いじゃないw」
「まぁなこないだの進化で不老になったからな」
「ふふふっ良いわよ仲間になってあげるわ」
(それに何よりすごく面白そうよ…)
「ならテイムするぞ手を」
手を握ってテイムし眷属化した
「あら…これはテイムかしら?」
「ああ、テイムもしたが眷属化というものもした」
「眷属化?」
眷属化の説明をした
「そんなのあったかしら…」
(ここ数百年ない能力ね…すごく古いか新しい能力…)
「ああ、構わないだろ?」
「ええ特に害はなさそうだし、構わないわ」
「名前はエリスでいいんだよな?」
「ええ長く生きてる半魔だしあるわよ」
「若いと名前はないのか?」
「そうねぇ100年も生きてる半魔なら名を持てるわよ」
100年って長いな…
「そうか、この階層にはまだエリスと同じ種族はいるのか?」
「ええ、殆ど男だけど数人いるわよ」
「ならその数人仲間にしよう男型はいらん」
エリスみたいな美人は大歓迎だけどね~はっはっは
「ふふふ、そうみたいね」
そしてその数人探してテイムし眷属化した
半魔である以上ただのテイムじゃ心もとないからだ
狩ってる途中そこらの国に放っている上位のレイスから報告が入った
【魔国で魔物国への動きがありました】
【どんな動きだ?】
【はい、主様が切り崩しをされているのが恐らく魔物国の間者だろうと判断したようでその捜査を開始したようです】
間者じゃなくて主の俺がやってるんだが…
まぁ跡は何も残してないからな俺の知らない魔法でもない限り問題ない、仮にうちだって証拠があった所で特に問題ない
そろそろ魔国を潰す予定だしね
【なるほどさらに動きがあったらすぐに報告してくれ】
【了解しました】
そして消えて監視に戻っていった
しかしどう捜査しても結局うちって結論だすだろうな
政敵のトルマキア聖国は弱体化したってわかってるだろうし他の国はやるなら戦争って国だからな残るは新しく国を興した魔物国って結論
だねまぁ建国したよーなんて何処にも知らせないしそもそもヒトにお伺い立てる必要なんてないしね巨人や小人の国だって俺建国したよなんて何処にも通達してないだろうしね、エルフや獣人の里も同様だ
しかしここら以外の国の情報もちゃんと聞いといた方がいいかぁ
ちょっとめんどくさいな…
こういうのは参謀的な存在がいると楽なのにな…
ハボルは…執事長って感じだし
参謀って感じの魔物いればなぁ…
まぁこの調子で仲間増やしていけばそのうち見つかるか進化で参謀向きになるかもしれないしそれまでは俺が兼任しよう
さて俺が進化するのが先か攻めてくるのが先か…楽しみだなぁ
まぁそうそう攻めてこないだろうけどね
前大戦後一度も戦のしてない国だ、それに謀略ばかりで鈍ってるのも多いだろうしね
可能性があるとすれば最上位の魔族や最上位の半魔が単独で来る可能性はあるけどね
それはそれで面白い…
まぁメリュさんがいるから早々勝手に来させないだろうけどね
別に俺は構わないんだがメリュさんに迷惑は掛けられないな…
警備を増やしておくか…
一度ダンジョンから俺だけ出て魔物国に新たに3万の死霊と様々な能力を譲渡したゴーレムを数日掛けて1000体作り上げた
「ゼロこの1000体のゴーレムはお前が指揮して魔物国を守ってくれ」
「はい、了承しました」
「魔国から何かしら来る可能性があるから東多めに頼むそれと死霊達とうまく連携してくれ」
「了承、魔国を強く警戒します」
そして使役した方ではなくテイムした方の上位レイスを呼んだ
「どうかしたのかい?」
「ああ、使役してるレイス達の統率を頼もうかとおもってな」
「なーるほど、使役してるだけじゃいざって時心配って事だねぇ主よ」
「そうだな、生前の名前は気に入ってるか?」
「生前は捨てたなぁ~」
「なら今日からイシュトって名乗れ」
「りょうかーい、はっはっは死霊になってから名なんて貰えるとはな」
「今となっては生前は気にならんか」
「まぁな~生きてた頃のことは次第に薄れていくぜどの死霊もな」
「へぇ、そうなのか?」
「ああ、俺はもう殆ど覚えてねぇなぁ~俺たちゃ魔物だからなぁある意味別の生命って訳だ半死霊半魔物って事になんのかな~厳密にいやぁーよ」
「そうだな、鑑定上は魔物とだけでるが厳密にはそうなるだろう鑑定を管理してるやつが大雑把なんじゃないかな」
「ふははは、そうかもしれねぇな完璧ってわけじゃねぇだろうしな」
「ああ、じゃあかなりの数がいるが任せていいか?」
「もちろんだ、他のテイムしてある死霊も全部使っていいんだろう?」
「ああ、そうだな死霊系は全部自由に使ってくれ」
ちなみにこのイシュトは亜種上位だ
そのせいか普通の上位の死霊より喋り方が前世の時とかわらんらしい
それとも進化のさいに前世のしゃべりかたに戻ったのかもしれんが
「じゃあ行ってくるぜ」
「ああ、それとゴーレムのゼロと連携してくれ」
「おう、まかせときなっはっはっは」
そういい残しふわっと消えていった
騒がしいが愉快なやつだ
その後ダンジョンに戻った
そして魔物達を数日狩りまくった全部狩らないように夕方になったら帰って休むのも忘れてない
夜はエリス達が訪ねてきた(夜這いしてきた)のも内緒だ…
そして94まで上がったもう数日で100になるだろう…
最上位の進化だ…願うは精霊界に短時間でも入れる進化形態だな
楽しみだ
ZZZzzzzz




