第3章-10話 そして上位進化…
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ここまででLv87まで上がったそろそろ次の階層だろう
もうすぐで楽しみにしていた上位だ…
今は中位亜種だから上位亜種になるんだろうな
その日はそれぞれのリーダーの配下達の育成はやめて30階層で自分のLvをする事にした
眷属化した魔物達全員を連れて29階層の30への入り口へ空間移動した
いつも通りゴーレムを倒して宝箱を取り30階層へ進む
「へぇ…強い気配が沢山あるな」
「ふふっ面白そうじゃのぉ」
「進化した力を見せるのに調度いいにゃ」
【そうだなここなら楽しめそうだ】
【突き崩すのみ!】
お~みんな気合入ってんな!そりゃそうだここで狩り続けてれば間違いなく自分達も進化出来るLvの階層だからな…
「面白そうな亜種は気絶だけさせてどっかにほおり投げておけ」
「後でテイムするんじゃな」
「ああ今はまだテイム出来ないからなほおり投げるのやめて進化するまで契約魔法で縛っておくか」
強い気配には近づかずに入ったとこから左端に行きそこを基点として狩りを開始した
しばらく狩りをして狩った魔物達を紹介しよう
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ブルーベガー
上位
Lv4
ステータス割愛
スキル
生命力向上Lv8 怪力Lv7
威圧Lv7
火魔法Lv6 土魔法Lv8
固有能力
再生(中)
引き裂く(上)噛み砕く(上)
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凶悪な熊の魔物だ…うちの熊五郎ほどじゃないけどね~
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ドラグスケルトン
上位
Lv2
ステータス割愛
スキル
剣術Lv8
盾術Lv6
火魔法Lv7
固有能力
竜骨
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竜の骨で出来たスケルトンな感じだ
竜骨ってのは相当硬く丈夫って事らしい
これは死霊魔法のLvが上がったら使役出来るようだ今はまで中位までのスケルトンしか生み出せない
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マンティア
中位
Lv94
ステータス割愛
スキル
火魔法Lv6
空間魔法Lv8
固有能力
属性攻撃
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メルビル山の頂上辺りにを住処にしている魔物だ
こいつがダンジョンにいて助かった…数が少ないから
仲間達にこの魔物特有の空間魔法を譲渡するのに困ってた所だ
もちろん倒して仲間達に譲渡し空間魔法のLvを上げた
これで仲間達も数体くらの仲間を空間移動出来るくらいの空間魔法Lvは手に入れた
後は魔素吸引もってる魔物が何処かにいれば譲渡出来るのにな…
そんな感じで数日狩って戻ってを繰り返して眷属化してある仲間共々99~80までLvを上げる事が出来た99はまだ俺だけだ
「さぁ…もうそろそろだな」
「そうじゃのぉ楽しみじゃが…この階層で進化待ちはちと厳しいのぉ」
「そうだな…東北の強い気配の魔物が俺が進化してる間に来たらめんどくさい事になりそうだな」
「まぁみな主様以外80~98まで育ってるから抑えるだけならいけると思うけどね~」
「まぁもし来たら氷漬けにしておさえててくれあの魔物は再生Lvが異常に強いし猛毒持ちだから絶対に一定の距離をとってな」
「そうね、毒ならともかく猛毒ならただの毒耐性じゃ不利かもしれないわね」
「ああ俺は全異常耐性もってるから効かないだろうけどな後はポイムとか全異常耐性持ってるのも効かないだろうな」
「なら全異常耐性持ってる魔物が前衛に立ち他はその周囲から氷魔法で氷漬けにする感じでいいかにゃ?」
「ああ、そんな感じだな」
それから数時間で俺の進化が始まった…
「ぐぅ…きたか…じゃあ後は頼むぞ」
次第に闇に包まれていく
「なかせるにゃ!」「お任せを…」
「任せろ」「ゆっくりでいいぞょ」
…
……
………
…………
………………
…………………
……………………
………………………
ここは…ああまたここかいるんだろう?
【ええ、久しぶりですね私が呼ぶ前に来るとは思いませんでした】
まぁな、確かにかなり速かったよさすがダンジョンはいいLv上げになる
【ふふ、ダンジョンの管理者も久しぶりの強者に喜んでましたよ?】
へぇ~?
【40階層まで来る事が出来たら加護をくれてやる!だそうです】
はっはっは!必ず行くと伝えてくれ
【お伝えいたしましょう、さて…貴方は今中位の亜種という特殊な進化をたどっています今からの進化も異常な物になるでしょう】
異常な物か…
【私にもはっきりとはどう進化するかはなにぶん初めてな物でわかりませんが、やろうと思えば最上位エルフより最上位魔族よりに出来ますよ?】
そうなのか?どっちもすごく魅力的だがどっかにいるならつまらないなぁ
どうせなら何処にもいないような進化をたどりたいよ
【やはりそうなりますか…出来れば他にして欲しかったのですが…】
避けててもいつかは出ると思うよ?だったら前例としておいた方がのちの対策を立てれるんじゃない?
【…なるほど…そういう考え方もありますね、そう言われては仕方ありませんなるべく世界の一員として逸脱しない程度の進化になって欲しいですね…】
それは俺にはわからんからなぁでも逸脱くらいしないと自分の仲間達守れないからなぁ
【ああ、それと今回の進化で私の加護の劣化版を眷属化してある仲間の魔物にも付与されるようにしておきましたので】
そうなんだ?どんな効果が?
【そうですね能力のLvが少し上がりやすくなり、極稀に進化したり統合されたりでそこまで大きい加護ではありませんが…】
そうなんだ?でもありがたいよ少しでも仲間達が強くなればね
【もちろん何らかの理由で眷属化が外れた場合は加護も消えますので…と言っても死ぬ以外で眷属化が解かれる事はない筈ですが一応お伝えしておきます】
ああわかったまぁもし外れても眷属化しなおせばいいさテイムも後1で10になるしね
【モンスターテイムLv10ですか…貴方の場合10になり私の加護があると…いえ何でもありません】
?まぁいいけど…ああ…そろそろのようだね
【ええ進化中は意識をこちらへ誘導してなるべく痛みなどを感じないようにしてますからね】
ああそういう意味もあったんだ…まぁ肉体が再構成されてる間に意識なんてあったらおかしくなっちまうもんな
【ええ、その通りです…ではまたお会いしましょう】
次は最上位かな?それとも依頼の時だろうね
【次は依頼のさいだと思いますよ、ではまた】
………………………
…………………
………………
…………
……
…
ああ…終わったか…
意識が浮上する…
んん…
身体を起こす
ん…何か騒がしいな…
眼をあけると…例のばかでかい猛毒蛇とみんなが戦ってるようだ
「ああ、やっぱり来たか…まぁこれだけ狩りまくってりゃ起きるよな」
「主様!おめでとうございます!」「おめでとぉ~」
「また随分変わったもんじゃのぉ」「確かに魔族っぽいのか魔族っぽくないのかよくわからん見た目だな」
そうなのか?
あれ…何か背中に…
背中を見てみると…翼がある!?
「つ…つばさぁ!?」
「あるのぉ」
なんと進化して翼が生えている…灰色だ…
じゃあ角はどうなってるんだ?
角があった部分を触ってみる
む…あるけど何か位置が前と違うな
「角の部分はどうなってるんだ?」
「二本あるのぉお」
よく触ってみるとクワガタのように二本角があった…
「なんじゃこりゃ!?」
なんか超感覚を使うと角に異常な魔素が通ってるのがわかる
ん…肌の色が変わってる…
灰色だ!?黒から灰色になってるぅーーーーーー!!!
「何か随分変わったな」
「そうじゃのぉ…だが…とりあえずこっちどうにかしてくれんかのぉ」
ああそうだったアプペスが襲ってきてるんだったn
前方でみんなが氷魔法で氷漬けを維持しているのが見える
「よし進化の力を見るのにちょうどいいな…再生もってるし加減はいらないだろう」
仲間達を下がらせて氷魔法を発動しようとすると角と角の間に異常な力を感じた
ん…角と角の間から魔法発動出来るのか…?
とりあえず水魔法で水の塊をイメージして放ってみたら…
角と角の間に異常な魔素が集まり大津波が前方に生み出されあたり一面を押し流した
「…………」
「主様…何してらっしゃるのですか…」「ダンジョンがみずびたしになったにゃ…」「異常な魔素の集まりでしたよ?」「あーあー」
……威力がはんぱないな…
アプペスに近寄り頭以外を氷漬けにした
「まだやるか?」
アプペスが頭を横にぶんぶん振る
「なら俺の配下ねいいな?」
次は頭を縦に振りまくった
頭を摑んでテイムして眷属化した
超鑑定
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アプペス
亜種上位
Lv3
スキル
ステータス割愛
生命力向上Lv10 敏俊Lv8 夜視
猛毒耐性Lv10 麻痺耐性Lv10 石化耐性Lv10 即死耐性Lv10
固有能力
猛毒の体(上) 猛毒の息(上) 再生(上) 噛砕飲込(小)
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護(小)進化管理者の加護(小)
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うんちゃんと進化管理者の加護入ってるな上々だ
しかし…かなり強いし亜種上位だけど念話はないな
その代わり知能は高いから俺以外が言ってる事もはっきり理解してるようだ、もったいないなぁこいつも念話か人化が出来ればな…
まぁ最上位クラスの魔物は殆ど念話か人化出来るらしいけどね
メリュさんと薬草茶飲みながら聞いたのだ
「よし今日は帰って宴だ!」
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
その日は帰って蛇達は西側の防壁山の下の森を住みかにしておいた
その後王都で酒を買いまくってみんなで朝まで宴をした
次の日昼頃に起きてダンジョンに赴き
ブルーベガー
ドラグスケルトン
上位でテイム出来なかった2種類の魔物をテイムしまくった
マンティアも数匹しかいなかったので20匹になるようにテイムした
その後一度戻り死霊魔法で一度レイスをすべて呼び戻し消して生み出し直した今度は中位のレイスの進化した物を使役したのだ
数は50万匹の中位のレイスだそのうち20万匹を全国に送り情報集めに専念するように命じた、もう10万匹を仲間の魔物達につかせて何かあれば守るように命じた、残りの20万匹は魔物国内をうろつかせ警護にあてた
そして自分を超鑑定してみた
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カナタ
上位特殊亜種 男
討伐ギルド員、魔物ギルド員、探索ギルド員、商売ギルド、魔法ギルド、ランクS
Lv1
ステータス割愛
スキル
武器マスターLv10
体術Lv10 △派生スキル一覧 掌底(異世界で学んだ技)
防具マスターLv10
生命力強化Lv10 魔素吸引Lv10 怪力Lv10 敏俊Lv10
威圧Lv10 咆哮Lv10 交渉 Lv7 統率 Lv10
罠解除Lv5 罠設置Lv4 罠発見Lv4 開錠Lv4
モンスターテイムLv9 調教Lv6 夜視
魔操 属性付与(自分) 打斬突貫
火の精霊魔法Lv7 水の精霊魔法Lv6
土の精霊魔法Lv8 風の精霊魔法Lv7
闇の精霊魔法Lv9 氷の精霊魔法Lv6
火魔法Lv7 水魔法Lv6
風魔法Lv7 土魔法Lv8
闇魔法Lv9 光魔法Lv6
氷魔法Lv6
契約魔法Lv8 空間魔法Lv8
死霊魔法Lv9 精神魔法Lv5
無属性魔法(測定不能)
全状態異常耐性Lv10
超翻訳機能 超鑑定
超隠蔽 超物収納箱
奪力 能力譲渡 眷属化
転生課課長の加護 進化管理者の加護
最古のエントの加護
火の精霊の加護 水の精霊の加護
風の精霊の加護 土の精霊の加護
闇の精霊の加護 氷の精霊の加護
固有能力
超再生 念話 不老
超感覚 並列思考
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なんだこれは…上位特殊亜種?上位亜種じゃないのか…
魔操?属性付与(自分)?
項目を超鑑定すると魔操は全身の魔素を自由に操れるらしい
属性付与はもってる属性を手でも足でも付与して攻撃やら防御やら出来るようだ
えっ…無属性魔法(測定不能)ってなんだ!?
無属性って…あの虚無の精霊の属性だよな…つ…使わない方がいいんねとりあえず…
おお!念話じゃん!嬉しいなこれは!
ん…不老?不老…老いない!?
まじすか…不老っすか…そうっすか…まぁいいや…考えないようにしておこう
でも…無属性使おうと思えば使えるな…感覚が伝わってくる
対象を消滅させる力のようだ…完全に…あぶなっ!?
見なかった事にしょう…うん
その後俺以外の仲間達は30階層で狩りを命じて俺は全国にちらせた中位のレイス達と念話で報告を聞いた
結構色んな国に盗賊やら海賊やらいるようだ
とりあえずゴミ掃除をする事にした
中位のレイス達の案内で各国を翼で飛び回り盗賊共をまず潰して回った
その度に各国の討伐ギルドで討伐代金をもらっていたらランクがSSランクに上がってしまった
次に初海!に行って観光は今度にしひとまず海賊共を潰してまわった
それらの際捕まっていたヒトやら獣人やらはみんな解放してそれぞれの国に送ったのももちろんだ
そして海の上を飛んでいた時に異常すぎる気配を感じたのだ…
東南の海の果てからやたら強すぎる気配を感じたのでとりあえず一番近いドワーフの国に降り立ち討伐ギルドに寄り聞く事にした
っていうかドワーフ国の討伐ギルド員はみんなドワーフだった
「すみません」
「おうあんちゃん魔族じゃねぇな…なんの種族だいったい?」
「さぁ…他に例がないのでよくわかりませんね、それより聞きたい事が」
「ん?ああなんだ?」
「このドワーフの国から南に行った沖合いにすごい強い気配を感じるんですけど何の魔物がいるんですか?」
「あんちゃん……行ってないだろうな?」
「そりゃあまだ行ってませんけど」
「あそこはなリバイアサンの寝床と言われる魔の海域でないるんだよ…」
「いるって?」
「……亜種最上位の魔物がな…」
亜種最上位!?うわーまだまだ無理だ
「亜種の最上位ですか…相当強いですね」
「それどころかここらじゃ一番強い竜国でさぇちかづかねぇよ!」
「竜国ですらですか…」
「…ああまぁ竜国の竜神なら勝てるのは間違いないだろうが…な」
神…?え竜国って神いんの?」
「竜国って神いるんですか?」
「ああちゃんと現存するぞ?竜神って言ってな今もいるぞ」
まじか…あいてぇ…けど後一段階進化しなきゃ会えもしないだろうな
「まぁ無理していかねぇこった竜国にもリバイアサンの寝床にもな」
「ええそうしておきますよ」
そう言い海賊共の討伐代金を貰ってから海まで飛んで西に進み無人島を探した
なぜかというと海の魔物をテイムしても自分の国じゃ真水しかないから連れて帰れないと考えて何処か無人島を探す事にしたのだ
暗くなってきたので一度帰ってミンフィアを抱いた後寝た
Zzzzzz




