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魔物達との国作り  作者: 八尾猫
第三章
26/58

第3章-5話 氷の精霊契約

11/3修正


ん…身体が動かない…

目を開けるとミンフィアとスミレに抱きつかれていた

二人ともね下半身が大きいからさ抱きしめられると動きづらいのよ

「おはようミンフィア、スミレ」

「おはよぅ主様」

「カナタおはよう」


その後各魔物達を見て回ってからダンジョンに行き残りの下位の魔物達を進化させる事にした25階層に仲間達と空間移動する

「これがダンジョンか?」

「ああ、ダンジョンにしては広いがここに住みたくはないな」

「そうだな確かに住みたくはない」

ワームを3匹スモールワームを8匹テイムしてから26階層に進んだ

身体が大きい魔物は俺が入ってから空間移動で移した


周囲の気配を探して魔物を見つけるとなんと…鶏がいた…

異常な目をしてる違いはあるが…

超鑑定

-------------

コッカトリス

中位

Lv27

ステータス割愛

毒耐性 Lv10

石化耐性 Lv10

固有能力

視線石化

毒の息

-------------

へぇ…石化か…仲間の殆どは石化耐性ないな…俺が倒して能力譲渡するか…そう考え耐性のあるポイムと俺でコッカトリスを倒しては能力を奪い仲間達に譲渡していく


その途中ビグアウルのオウルが進化し

さらにでっかくなっている

超鑑定

-------------

オウル

中位ヒュージアウル(元ビグアウル)

Lv1

ステータス割愛

スキル

生命力向上Lv5 俊敏Lv6

怪力Lv5 威圧Lv3

統率Lv1 夜視

火魔法Lv3 水魔法Lv3

風魔法Lv2 土魔法Lv2

氷魔法Lv3 空間魔法Lv1

毒耐性Lv10 麻痺耐性Lv3

固有能力

引っ掻く(中)

所有者=カナタ

カナタの眷属 執事の加護 小

配下=下位ビグアウル30体

-------------

よしよしこの調子だ


しばらく狩ってみんなに石化耐性の能力が行き渡ったら

30匹みんなに弱らせたのを連れて来てもらってテイムした

一番強いのを眷族化する

「お前は今日からトリスねコッカトリスを取り纏めてくれ」

超鑑定

-------------

トリス

中位コッカトリス

Lv27

ステータス割愛

毒耐性Lv10 石化耐性Lv10

固有能力

視線石化 毒の息

配下=コッカトリス29匹

-------------


その後一度ダンジョン1階層に空間移動し1階層から順に今の階層まで魔物をテイムして数を増やしていった弱い固体は倒して能力を奪って譲渡した


ふうようやく26階層の奥まで戻ったかこれでこの26階層までの魔物の数が増えた新たにテイムした魔物達にもコッカトリスを倒して能力を譲渡していく


するとハーピィーが闇に包まれた!

「おっついに会話出来るハルピュイが進化か!」

「どうなるのかのぉ?」「女型の魔物はもういらんぞ?」「楽しみですな」「きっとでっかくなるにゃ」

「でっかくなるのか?」「しらないにゃ」


ふむ…随分時間が掛かるな…ふつう30分から1時間くらいなんだが…

周囲のコッカトリスを狩りながら待ってるんだけど…長い…

おっ終わった、ん…んん?上半身は女性下半身は鋭い鳥なのは変わらないけど…何かが違う…


超鑑定

-------------

ハルピュイ

亜種中位セイレーン(元ハーピィー)

Lv1

ステータス割愛

スキル

生命力向上Lv3 俊敏Lv6

怪力Lv5 威圧Lv3

統率Lv1 夜視

火魔法Lv6 水魔法Lv5

風魔法Lv10 土魔法Lv6

氷魔法Lv4 空間魔法Lv2

精神魔法Lv4

毒耐性Lv10 麻痺耐性Lv3

即死耐性Lv10

固有能力

引っ掻き(中)

呪歌 幸歌

所有者=カナタ

カナタの眷属 執事の加護 小

配下=ハーピィー27匹

-------------

それに下位から亜種中位か!珍しいな

おぉ!?風魔法がLv10になってる!?

固有能力の呪歌と幸歌か…

項目をさらに超鑑定してみる

呪歌=対象もしくは広範囲に呪歌で死に至らしめる

幸歌=対象もしくは広範囲に幸歌で一時的に力を与える

おぉ~すごいな!だから即死耐性かなるほどね


「主さま~」

そういってハルピュイ抱きついてきた

肉にしか興味なかったハルピュイが!?進化とはすごいな…

「ああ、おめでとう」

「ふふふふっ」


む!殺気が!?ミンフィアとスミレか…肉にしか興味なかったハルピュイがそうではなくなったからちょっとお怒りだ


「さっ…さぁこの数日で大分進化した魔物が増えたから久しぶりに宴会でもしよう」

「ほぅ!酒ですかな!」ハボルは御酒好きだなぁ

「酒か…いいのぉ」「酒…随分飲んでいないな」

「お酒かにゃ?マタタビ酒がいいにゃ!」

あるかな…王都の酒屋で聞いてみるか


一旦国予定地に戻り俺一人王都に空間移動し酒屋に赴いた

「すみません、マタタビ酒ってありますか?」

「ああ、あるよ」

あるんだ…

「じゃあそれと他に幾つかの種類数百本酒よろしく」

「ああ…ん?数百本!?」

「ええ、兎に角質より数よろしく」

「わかった!」

買った後収納し討伐ギルドで討伐代金を受け取った

「ああ、カナタさんまた随分と狩りましたね…ダンジョンは順調のようでというか…すでにランクSの資格を得ましたがどうしますか?」

「ああ、そうなんですか?どちらでもいいですよ」

「そうですか…ではSランクはギルドマスターの面接が必要なので奥へどうぞ」

「はいはい」

へぇ~そうなんだそういえば王都のマスターとは初めてだなそれにメルビルのマスターから何か手紙貰ってたなここのマスター宛に…

コンコン

「入って下さい」

「ええ、失礼します」

入ると椅子に眼鏡をかけた優男って感じのヒトが座っていた

「どうぞおかけ下さい」

椅子に座る

「さて、Sランクの資格を有したようですね」

「ええ、そうらしいですね」

「ふむ、余り興味はありませんか?」

「特に利益はないでしょう?」

「まぁそうですね有事の際の強制依頼での報酬が跳ね上がるの特別依頼が来るくらいですね」

「特別依頼?指名依頼とは何か違うんですか?」

「指名依頼はそのギルドの近くで突然手に負えない魔物が生まれた場合の対処で、特別依頼はSランク以上でしか倒せないと判断した上位以上の魔物が生まれた場合の対処の依頼の違いですね」

「へぇ~それは面白いですね」

「面白い?危険ですよ?」

「俺は魔物好きですからね新しく強い魔物の依頼なら楽しみですよ」

「ふむ、魔物好きですか貴方はカナタさんでしたね」

そういって机の資料を見る俺の資料だろうな

「なるほど仲間は主に魔物ですか、それにメルビルのマスターと仲が良いようですね」

「ん?仲が良いかはわかりませんが、ああそういえば手紙随分前に預かってましたよどうぞ」

手紙を渡す

「ああ、お預かりします、ええっと…はぁあの方の手紙はいつもシンプルで内容が薄いですね」

「なんて?」

「何かあったら手伝ってやれだそうです」

「あぁ、エルフの長への手紙もシンプルでしたね」

「そうなのですか…全く変わらないですね」

「まぁメルビルのマスターには色々話してますからね」

「色々ですか…確かに貴方を鑑定しても微妙にすべて鑑定出来ないようですね」

「ええ、そういう能力をもっています」

「ふむ…相当隠蔽のLvが高いか類似する能力をお持ちのようですね」

「罪の欄は一切いじってませんよ」

「まぁそこは心配してませんが…まぁとにかくSランクの許可を出しておきましょう、否定する理由もありませんからね」

「ええ、どうも」

「貴方は随分変わっていますね、殆ど見た目は魔族ですが中身は全く魔族とは思えないむしろ逆ですね」

「まぁ半分エルフですからね内面はエルフでもないな俺は俺って事ですね」

「ふむ…エルフと魔族ですか…他に類をみないですね…まぁ詮索はよしておきましょう、何せ暗殺ギルドを退けたくらいですからね」

「ああ、知ってるんですね」

「ええ、ギルド会議で貴方の名前が挙がりましたからねうちも特別に何か対応はしない事になりました」

「それがいいですね、面倒は嫌いなので」

「しかし…貴方の現在住んでいる場所がわかりませんねメルビルから王都付近そこからの足取りが…」

「まぁ特に隠してませんが、空間移動で移動してますからね」

「なるほど…それは尾行のしようがありませんね」

「メルビルのマスターなら知ってますよ確か」

「そうですか…まぁならいいでしょう出来れば何も問題を起こさないでくださいね」

「ええ、そういえば魔国や竜国にも討伐ギルドってあるんですか?」

「ああ魔国にはありますが竜国にはありませんね、竜以外は竜に認められた者しか入れませんので」

「へぇ…入りたいなぁ…テイムしたいなぁ…」

「やめてください…竜が怒って飛来したら迷惑です」

「はっはっは、そうですねでもいつか行きたいですねぇ」

「なら竜国以外の竜をテイムしたらいかがですか?それで満足してください」

「ん?ダンジョンのワーム以外に竜国外にいるんですか?」

「ええ、他には邪竜に類するものは竜国から追放処分にされてますね」

へぇ…邪竜ね…

「といっても…強いですよ貴方は今中位ですか?」

「まぁそんな感じです」

「ならせめて上位になってからにした方がいいですね」

「ふむ…じゃ邪竜はみんな上位ですか?」

「ええ、上位か亜種上位ですね」

「そうですかぁ…残念だなぁ…まぁ上位になるまで我慢しましょう」

「竜国には下位や中位の竜もいるのですが入れませんからねぇ」

「後はダンジョンのワームですか…もうワームは沢山いますからねぇ」

「沢山…ですか…戦争なんて起こさないで下さいね地面からワームが攻めてくるなんて絶対やですよ…」

「はははっ面白そうですが善人を殺すなんて事は絶対しませんよ、まぁ…少しでも悪意のある方は別ですが」

「はぁ…後は亜種中位の竜がいたかな…?」

む…ダンジョンの仲間になったリジェネイトワイアーム以外にいるのか?

「ダンジョンじゃなくて?」

「ええ、ん…ダンジョンにいるんですか?報告がありませんが…」

「ん…まぁいましたよ?今は俺の住処の地下に住んでますが」

「え…全く報告にありませんね…探索ギルドは何をしてるんでしょうか…」

「あー無理ないと思いますよ?進化してからずっと潜っていたって言ってましたから」

「地面にずっと…?話せるんですか!?」

「え?ええ念話ですけどね」

「ああ…念話ですか…はぁ」

「どうかしたんですか?」

「ああ、いえ普通に話せる竜はすごく知性が高くいずれ最上位になる可能性があるんですよ竜国にすら数体しかいないそうです」

最上位か…それは…強そうだな…

「すごいですねぇ…最上位か…手に負えませんね…今は…」

「王都など一瞬で灰になりますよ…ええ」

眼鏡をくいっと押し上げた

「でしょうね」

メリュさんでも王都くらい一瞬で灰に出来るだろうな…

メリュさんクラスが数体か…ホシーナー

「さて、場所知りたいですか?」

「ええ、ぜひ」

「そうですか…まぁ一応これは特別依頼の一つですからSランクなら教えても問題ありませんが…」

おお!Sランクになって早速良かったじゃん!

「まず上位の竜は海に数体鉱山に一体トルマキア国内に一体サンザルシア王国内に一体魔国に数体そして亜種中位の竜が…」

「どこでしょう?」

「サンザルシア国コボルトの森と獣人の里の中間地点の山の頂上に住んでいます」

「獣人の里とん?そのサンザルシア国コボルトの森ですか」

「ええ、獣人の里からまっすぐ西へ向かえば山が見えますのでその頂上ですねそんな竜がいるからあそこは検問がないのですよ」

「へぇ~頂上って事は土竜じゃなく翼竜ですか?」

「ええ、強いですよ~」

ふむ…まぁ風魔法のLvが大分上がったから普通に空は飛べるけどね

でも空の戦闘は向こうに分があるな

「空ですか…強い空の魔物が欲しいですね」

「強いですか…そうですねええっと」

魔物の手配書を見ているようだ

「そうですね邪悪ではなく手配はされてませんが中位の魔物のヒッポグリフがいますねその上は上位になってしまいますので」

「へぇ!」

あのかっこいい鳥か!確か…猫科の足と鷲っぽい上半身だっけか?

「何処にいるんですか?」

「先ほど言った山の南にある別の山に住んでますね夜になると雷鳥が飛来する事で有名ですね」

ナンダッテ!?雷鳥ぃ!?

「その雷鳥って上位ですか?」

「ええ、上位ですね」

「そうかぁ残念だなぁ…、じゃあ今度ヒッポグリフをテイムする事にしますよ」

「ええ、亜種中位の竜と比べれば遥かに弱いですから大丈夫でしょうお気をつけて」

「ではまた」

そういい国予定地に戻る

「…便利ですねぇ」


「みんな買ってきたぞ!」

「おお、食事の用意は出来ております、さぁ主様!」

ハボルはホント酒だとテンション上がるなw


館前の公園(草原)にでかい鉄板を沢山いてあり沢山の肉が焼いてある

みんな草の上に座り酒を一人一本づつ配った

「おおーー!マタタビ酒だぁ!!!」

喜んでるさすが猫科ですな

「さぁみんなの進化を祝って乾杯!」

「「「「「「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」」」」」


その日は夜遅くまでみんなと食べて飲んで楽しんだ

夜部屋に帰るとよっぱらったアミィが発情して襲って来た

「にゃ~♪」

その日も朝方まで寝付けなかったという…


ZZzzzz


次の日氷魔法のLvも大分上がったから精霊との契約に望む事にした

早速精霊契約の場に空間移動した

「さて、久しぶりだな…どういった精霊かな…?」

水晶に両手を置き氷の精霊を呼ぶ

真っ白く寒そうな光が空中に集まっていき女性のかたちをなす

【呼び出されるのは本当に久しぶりよ】

「カナタです、契約を結びたい」

【へぇ…半魔半エルフなのね珍しいというか初めてね面白そうだわ…】

「やっぱり前例はないんですね」

【ええ、これからどうなるか見物ね…ふふふふふっ】

「面白くなるかは補償できませんが…」

【ならざるおえないかもしれないわよ、さぁ受け入れてみなさい私を…】

そう言い周囲一帯が氷漬けになる

やっぱこうくるか…

俺自身氷魔法を使いさらに周囲を氷漬けにする

【ふふふっ】

冷たい冷気が大量に俺の中に入り込む

これが…氷の精霊の力そのものか…

【受け入れたようね、楽しみに見物させてもらうわ】

「ええ、ありがとう」

【じゃあ…次は私の属性がLv10になってこっち側にこれたら会いましょう】

「ええ、いけたら会いましょう」

【それと雷のじじぃには気をつけてね頑固だから…ふふふふふっ】

そう言い残し消えていく

光が収まり氷もすげて溶ける

氷魔法で氷の塊を放ってみる

大きさも威力も速さもすべて上がっている

「やはり精霊契約をすると全然違うな…これは竜との戦闘に使えそうだ」

氷の竜でもいない限りは氷魔法がかなり有効だな

一応エルフの里の長と以前助けてここに送り届けたシェイルに会いに行く

コンコン

「カナタです」

「おぉ…久しぶりですなどうぞ」

中に入り前へ座る

「という事は…他の属性の精霊と契約を?」

「ええ、今日は氷の精霊と契約をしてきました」

「なんと!基本属性以外ですか…すごいものです…」

「…おにぃちゃん!」

奥からシェイルが出てきた

「おお、大分明るくっなったな」

「ええ、あれからは森から出ないようにしてますが」

「それがいいよ」

「…今日も契約してきたの?私まだ出来ないの」

「ああ、もう少し魔法Lvが強くなったらにしないとね」

頭を撫でる

「うん」

「無理して怪我したら意味がないからな」

「はーい、今日は泊まってくの?」

「いや…そういう訳にはいかないが…」

「…やだ」

む…むぅ…

「そうですなぁ…」

「じゃあ俺の国予定地の見物にでも来るか?」

「予定地ですかな?」

「ええ、今国の建設中なんですよ」

「なんと!?」

「まぁ空間魔法で行き来できますからじゃあ数時間お預かりしますよ」

「空間魔法までお持ちに…わかりました」

「やったぁ」

その後空間移動でシェイルを連れて国予定地を見て回り夜にまた送ってから戻った


さて…明日はヒッポグリフのテイムだ!

Zzzzz


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