第3章-1話 仲間(魔物)達の中位進化しまくり
「ん…おおスライム達おはよ」
昨日は久しぶりにスライム達に埋もれながら寝たのだ
「はぁ…スライムはいいなぁ…」
スライム達の上を寝転がる
さてやる事は幾らでもある
魔物の国を作るにはヒトのようなシステムを構築する必要はない
まずあらゆる魔物をテイムして強化して強くする。
今は情報戦に使うのは元暗殺者だが…これからはレイスを中位まで育ててそれから強くし、情報戦で使えるようにする
その後彼らは自由にすればいい多少の制約は必要だけどね
欲しい魔法は…後雷そして何より光魔法は絶対欲しい
回復効果浄化効果!魔族と本格的に事を構える前にこの力を持った魔物の力を手に入れる必要がある
だが雷魔法ならサンダーバードって魔物から取れるらしいがこれはかなり強いみたいだ『魔物大全』に載っていた
光魔法を持った魔物は本当に少ない
半精霊でもあり魔物にも属するのだ、エンキリーっていう
ただ相手の精神に干渉する魔法を使う精神魔法だ俺も3持ってる
魔法は基本的にその魔法のLvが強ければ強い程その属性からの攻撃に強くなる、つまり精神魔法Lvが高くなれば精神魔法での攻撃に強くなる
もっと精神魔法Lvを上げればエンキリーの精神魔法の攻撃にも耐えられるようになるだろう、精神魔法以外は弱いのだ
まぁ…リッチも精神魔法を持ってるが精神魔法Lvが低い…
リッチも育てればエンキリーを狩れるようになるだろう
リッチ達に聞いたら他のリッチは魔国にいるようだ、やれやれ…
もっと近場にいればそれを狩って精神魔法を育てられるのに…
しょうがない…ひたすら使って精神魔法のLv上げるか
さて…アンデット達に魔物倒して能力譲渡するか~
「おはよう」
それぞれ眷属化してある魔物達を見に行き挨拶してから
即席の墓地のアンデット達とまだ譲渡してない魔物達を連れて昔の狩場から順番に必要な能力を持ってる魔物を狩り譲渡していく
移動は空間移動でするから数十秒で住む一人ならすぐだが一部のアンデットは…遅いのだよ…うん
さすがに数が多いから丸々一日掛かってしまった予定道りではあるけど…
寝る前にまたレイスを死霊魔法で使役した今日はテイムで魔素を使ってないから3000体暗殺ギルド員を襲うように命令し各国に送り込んだ
レイスは元ヒトや獣人などだ…誰かを殺した事のあるやつがわかる
間違って他を殺す事はない
次の日メルビルのギルドマスターに報告に行く事にした
もちろんめんどくさいので空間移動でマスターの部屋に
「よっと、おはようございます」
「うおぉぉおおおおおおおお!!なんだ!?」
「カナタですよ、どうも報告にきました」
「どこからきたおまぇ、急に気配が現れたぞ!?」
「ちょっと空間魔法覚えたんでそれでね」
「ちょっとってお前そう簡単に言うな!」
「はっはっは、いいじゃないですか誰にも見られないし」
「はぁ…お前に会うとため息が止まらないぞ」
「まぁまぁ、あ!とりあえず王都の暗殺ギルドは解散しましたが…一人逃がしました」
「じゃあ、今王都の暗殺ギルドには誰もいないのか?」
「6人はとりあえず部下にしといた」
「部下って…どうやってだ?」
「契約解除して俺が契約魔法で縛ってもう暗殺業は出来ないようにした」
「おまえ…契約魔法まで使えるのか?ほんとに国作りそうだな、おい…」
「そのつもりですけどね、それと貴族もやっときました、これカード」
俺を殺すように暗殺依頼した貴族の事だ、そのカードを渡した貴族専用らしいがどう違うのかはよくわからない
「…そうか…やったか…随分犯暦が多いな確かに受け取った」
「これどうします?表ざたには出来ませんよね?」
「そうだな、とりあえず王都の討伐ギルドマスターと話し合ってみる」
「こないだくれた手紙の方ですよね?信用出来るんですか?」
「俺より若いが少なくとも腐敗した貴族に通じるって事はねぇはずだ」
「だといいですね、通じてたら消しますよ」
「お前ならそうだろうな、これからどうするんだ?」
「まずは暗殺ギルドを潰す事が最優先ですが、闇に生きる彼らを殲滅するのは大分大変なので…死霊を使役して潰させる事にしました」
「死霊だと?魔国に依頼でもするのか?」
「いぇいぇ俺がテイムした中にはリッチもいますからあれ亜種で元ヒトの魔法使いなんですよでっ死霊魔法使いますから」
「あんなのテイム出来んのか?魔物かあれ?」
「ええ、俺の鑑定で亜種って出ましたからね、ヒトが死霊魔法を使い続けると亜種の魔物リッチに化すそうです」
「…ああ、本人から聞いたのか…なるほどなでっそのリッチとやらにやらせるのか?」
「いぇ、例えばレイスを毎日毎日生み出して使役して世界各国の暗殺ギルドに送り込み続けるんですよ」
「…すげぇやな嫌がらせだなおい」
「ええ、俺を狙ったんですからね、彼らには光魔法の使い手なんていたとしても少ないでしょうからねある程度有効でしょう」
「だろうが、効かないやつもいるだろう闇に通じてるんだやつらも死霊魔法を使うやつもいるはずだ」
「でしょうね、物量作戦ですよ魔素も無限にはありませんから」
「物量って魔素が回復する暇もなく送り込み続けるってのか?」
「ええ、とりあえず昨日1000体送り込みました」
「せ…1000体だと?どんな馬鹿げた魔素してやがるんだそのリッチは…」
「いぇ俺が生み出してるんですよ、覚えましてね」
「空間魔法覚えて…次は死霊魔法だって?…はぁ」
「マスターにしか話してませんよ、誰かにもらしたらマスターに毎日千体送り込みますからね」
「話せるか!!!!くっ胃に効く薬草が必須になりそうだぞ」
「いつか光魔法覚えたら治してあげますよ」
「はぁ…まぁいい、でっこれからは毎日送り込む以外は特に対策は?」
「後は6人の元暗殺ギルド員達に周辺に近づいた暗殺ギルド員を捕まえるように命じてますが、彼らには情報も集めてもらいます」
「なるほどな」
「ただ…逃がしたやつが空間魔法を使えるんですよねぇ」
「王都の暗殺ギルドのか?マスターだろうな」
「そうでしょうねぇ、一番やっかいそうでしたし」
「暗殺ギルドの本部は魔国にあるって噂だ」
「…魔国ですか、いつか行ってみたいですねぇ」
「魔国はザコの魔物ですら強いぞ」
「なら全部テイムすればいいんですよ」
「全部ってお前なぁ…魔物の中には魔国の爵位も与えられてるやつらもいる」
「へぇ!魔物で貴族ですか?」
「ああ、前の大戦で武功をたてた魔物がな、正直いって化け物だぜあれは」
ふーん…俺が作る国の将軍にいいかもな
少なくてもテイムLvが10になってからだ
「いつかは行きますよ竜国とどっちを先にするか悩みますけどね」
「…竜国はやめておけ」
「なぜですか?」
「竜の中には魔王なんぞより遥かに強いのもいる、ただ世間ってやつに興味がないだけでなもしその気になったら世界が滅ぶ」
「そこまでですか?別に争うつもりじゃないんですよ?ただ純粋に欲しいだけで…」
「テイムはできねぇだろう…世界を滅ぼせるような竜だぞ?やめておけとばっちりくらっちゃたまったもんじゃねぇ」
「ふ~む…じゃとりあえず国を作ったら親交から始めますかねぇ」
「親交ねぇ…どんな親交になるか不安だが…まだましか…」
「ええ、とりあえず暗殺ギルドの連中に動きがあるまで仲間を中位に進化させますよ、ちょっと数が増えちゃったんで時間が掛かるかもしれませんけどね」
「お前の魔物は数匹しか見たことねぇが…そんなにいるのか?」
「ええ、一体どれぐらいいるか…ちょっと数えるの面倒ですね」
数えるって…?ちょっと…それは…多すぎてめんご
「そんなにいるのか…調べた限りじゃ館持っててやたら魔物がいるとは聞いたがな」
「まぁこちらからは襲わないでしょうけど、攻撃されたら粉砕しますよええ」
「一応近づかんように通知はしてあるがな」
「さて、じゃ何か進展があったら来ますよ」
そう言い残し空間移動で館へ移動する
「あっお前…いっちまった…便利だなおい」
「ただいま」
「おかえりなさいませ」
「さて、前の狩場での魔物の能力の譲渡は昨日で終わったな?」
「はい、ではついに他の者達の進化を?」
「ああ、これからは暗殺ギルドの連中に教われるだろうからな、強化しておかないとな」
「はい、光魔法の使い手がいないのが痛手ですな」
「そうだな、ぜひ欲しいそれには精神魔法を鍛えるしかない」
「それもかねての我らの進化ですな」
「そうだ、じゃあダンジョンの準備だ、眷属化無しは周辺での狩りだ」
「はい、暫くお待ち下さい」
ハボルに各種連絡を任せ待ってる間仲間達を見て回る
「ハルピュア、お前ももうそろそろ50だな」
「あるじさま~、そうだね~」
どうなるんだ…賢くなったハルピュアが想像出来ない…
回ってるとハボルが来た、終わったようだ
「各連絡終わりました」
みんなが集まって来る
「じゃ行くよダンジョン20階固定位置に空間繋げれるから入ってね」
空間魔法でダンジョン20階層固定位置に繋げた
「ほんに便利じゃのぉ」「そうだね~」
「お~涼しいな」
「ニャーーーー♪」
フリージングキャットのミオがすごい嬉しそうだ
「やっぱり涼しいのが好きなんだな~」
なでなでする、身体がひゃっこいから夏によさそうだ
21階層に進む
途中襲って来たフリージングキャットを倒し仲間に能力を譲渡した
途中Lv49だったハイゴブリンのゴブマサとハイゴブリンマジッシアンのゴブサメが進化した
前より大きくなり顔つきに知性見れる
「おめでとう!」
「お…おぉおお…」「ああ…これが進化…ですか」
「無事進化したな」
「はっ…感謝を!」「素晴らしです」
超鑑定
-------------
ゴブマサ
中位の上魔物(元ハイゴブリン)
Lv1
ステータス割愛
スキル
剣術 Lv6
短剣術 Lv3
槍術 Lv3
打撃術 Lv2
弓術 Lv2
生命力強化 Lv1
敏俊 Lv5
怪力 Lv6
威圧 Lv5
統率 Lv4
夜視
火魔法 Lv3
水魔法 Lv3
風魔法 Lv2
土魔法 Lv4
氷魔法 Lv3
空間魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
麻痺耐性 Lv3
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=ハイゴブリン下位1匹ゴブリン下位10匹ゴブリンマジッシアン下位8匹
-------------
ゴブサメ
中位の上の魔物(元ハイゴブリンマジッシアン)
Lv1
ステータス割愛
スキル
剣術 Lv4
短剣術 Lv5
槍術 Lv3
打撃術 Lv6
弓術 Lv3
生命力強化 Lv4
敏俊 Lv5
怪力 Lv4
威圧 Lv3
統率 Lv5
夜視
火魔法 Lv6
水魔法 Lv5
風魔法 Lv6
土魔法 Lv7
氷魔法 Lv3
空間魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
麻痺耐性 Lv3
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=ハイゴブリン下位1匹ゴブリン下位6匹ゴブリンマジッシアン下位8匹
-------------
この調子だ21階層は下位の高Lvだったな
21階層は初めてだな
ゴーレムを粉砕し21階層に入るといつものダンジョンに戻った
「さすがにまた寒い空間じゃないな」
「ニャー」
ミオが残念そうだ
暫く進むとゴブリンがいた!
「おや…ゴブリンじゃないか」
「はい、そのようで」
「ゴブマサ、ゴブサメお前達がどれだけ強くなったか見せてやれ!」
「はっ!」「はい、お任せを!」
二人を先頭に21階層を縦横無尽にゴブリンを狩っていく
この階層のゴブリンのLvは40~49くらいだ中には中位になってるゴブリンもいたが粉砕していった、まずは仲間の強化が優先だテイムで増やすのは今度でいい
ゴブリンがゴブリンを狩りまくっていく様子に回りの討伐PTの唖然としていた
「また進化しだしたようじゃぞ?」
「おお!スラリン!進化するのか!」
初!普通のスライムの進化だ!これは見逃せない!
って言ってもなんか闇に包まれてその様子は見えないんだが…
暫くすると闇が晴れてその中には…
む…?え?ヒト型?
超鑑定
-------------
スラリン
亜種中位スライムヒトガタ(元スライム)
Lv1
ステータス割愛
スキル
生命力強化 Lv5
敏俊 Lv4
怪力 Lv3
威圧 Lv2
統率 Lv1
夜視
火魔法 Lv3
水魔法 Lv3
風魔法 Lv2
土魔法 Lv4
氷魔法 Lv3
空間魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
麻痺耐性 Lv3
固有能力
打撃耐性(中)
斬撃耐性(中)
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=スライム他100匹
-------------
おお…スライムヒトガタになってる!!亜種中位だ!
「ぱーぱ」
…ぱ…ぱぱぁ!?
「お…おお…俺はぱぱなのか?」
「さぁのぉ」「ぱぱだ~あはは~」「だそうだにゃ」
「うん、ぱぱなの」
そうか…俺はぱぱなのか…なら仕方ないな
何が!?と思うだろうがカナタはスライム愛がぱなぃのだ
「しかしスライムも話せるようになるとはな…他のスライムも話せるようになるのか?」
「うん他の種類も少しいるよ~」
「ポイムはどうだ?」
「ポイムは無理かなぁ」
「そうかぁ…残念なぁポイム」
バブルスライムのポイムを撫でる
ぶるんぶるん揺れてる
「でもねぱぱ上位になれば喋れるかもね」
「ほぉ!そうか!ならいつか上位になろうな」
スライムヒトガタになったスラリンはスライムの身体の状態でヒト型になっている擬態とは違うようだ
「ポイムも49だしすぐ上がりそうだな、よしこの調子で狩りまくれ!」
「はっお任せを!」「はい」
ゴブリン達が激しく進んで行く
狩りすぎたのか少なくなったので22階層に進む事にした
「この調子だな、次は何かな?」
「どうでしょうなコボルトでしょうか、なら私の番ですな」
「ああ、たぶんそうだろうな」
予想通り次の階層はコボルトが沢山いた矢を放ちまくってきたのでみな常時風魔法を使うように指示をしておいた
「まずハボル主導で狩ってみてくれ」
「はい、お任せを…」
ハボルを先頭にコボルトを狩りまくっていくがすぐにポイムの動きが止まり闇につつまれた
「む…!始まったなバブルスライムはどう変わるんだ」
コボルトやゴブリンは進化しても大きさ、顔つき、知性が変わるが他に目立った所はないもちろん劇的に強くなったが
スライムは全然違ったまさかしゃべるようになるとは…
「闇が晴れたなどうなった?」
次第に闇が晴れ
そこには紫色のヒトの半分くらいの大きさまででかくなったスライムがいた
「おお…でかくなったなポイムおめでとう!」
超鑑定
-------------
ポイム
中位の上ピーキュリアスライム(元バブルスライム)
Lv1
ステータス割愛
スキル
生命力強化 Lv3
敏俊 Lv5
怪力 Lv4
威圧 Lv2
統率 Lv1
夜視
火魔法 Lv4
水魔法 Lv5
風魔法 Lv3
土魔法 Lv4
氷魔法 Lv3
空間魔法 Lv1
全状態異常耐性Lv10
固有能力
打撃耐性(中)
斬撃耐性(中)
異常攻撃(効果ランダム)
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=バブルスライム38匹
-------------
何!?全異常耐性Lv10!?でっ異常攻撃か面白い進化だな
「さぁこの調子だハボル!」
「はい」
順調に狩り進んで行く
さすがに高Lvのコボルト達ばかりでどんどん仲間達のLvが上がっていく
む!グリーンウルフのバルフが闇に包まれた
「お!来たか!」
「ほぉ…順調じゃのぉ」「どうなるかな~」「良い感じにゃ」
そして闇が晴れてきた
「ぐるぅぅぅぅっぅぅぅ!」
ほぉ!
そこには真っ黒くでかい狼がいた
「素晴らしい」
良い毛並みでなでなでする頭を擦り付けてくる
「よくやったその調子だ」
超鑑定
-------------
バルフ
中位魔物ジェットブラックウルフ(元グリーンウルフ)
Lv1
ステータス割愛
スキル
生命力強化 Lv3
敏俊 Lv7
怪力 Lv5
威圧 Lv4
統率 Lv5
夜視
火魔法 Lv4
水魔法 Lv3
風魔法 Lv2
土魔法 Lv6
氷魔法 Lv3
空間魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
麻痺耐性 Lv4
固有能力
遠吠え(中)
噛み付き(中)
切り裂く(中)
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=グレーウルフ他36匹
-------------
遠吠えか…近くの同属を呼ぶ能力のようだがここでやらせてもしょうがないな
もちろんここまでの魔物から能力を奪い収納している
また狩りすぎて少なくなったので23階層へ進んだ
「おっ今度はオークかグルーガ先頭やってみるか?」
「ああ、やってみよう」
「見所ありそうなやつは殺さず捕まえてこいお前の部下にしてやる」
「いいのか?」
「ああ、部下は11体しかいないだろう?少なすぎるからな」
「わかった、感謝しよう」
今度はハイオークのグルーガを先頭に狩っていく
この階層はオーク、ハイオーク、中位オーク、中位の上ハイオークだ
中位のオーク共も出てくるが様々な能力を譲渡して強化してある
グルーガの敵にはならない
グルーガも最近は大分みんなと慣れてきて話も饒舌になってきた
まぁ戦闘になると荒々しいのは変わらないけどね
「ぐるぅあああああ!」
コボルトに作ってもらった斧を与えてあるが上手く使っているようだ
今度は左奥に空間魔法で館と繋げて2チームに分けてかわるがわる狩り続ける事にした
みんな夜視を譲渡してあるから特に問題ないし夜チームは夜行性のを中心にしている
そして夜半ば…
「主様は休まぬのかえ?」
「ああ、ここらじゃ俺が出る幕はないからな特に疲れない」
「さぁ肉を焼くにゃ」
アンダラのアミィがオークをばらして焼きだした
「なんだ腹減ったのか?」
「ダメかにゃ?」
「いや幾らでも肉はあるからな好きなだけいいぞ」
「やったにゃ」
猫は夜行性だからもちろん夜チームだ
アンデット達には止めだけささせてる
敏俊を譲渡させてあるから他のアンデットより遥かに速いけど念のためだ
「ヲオオオオオオオオオォ」
っと叫びながら止めを刺している
すでに近くによる他の討伐PTは誰もいない…
そりゃそうだよね、あはははは…
む!誰かが闇に包まれてる
「誰が進化してる?」
「熊五郎だにゃ」
ついにグレーベアーの熊五郎が進化か!
いつも戦闘にたって戦ってたからグリーンキャテピラーのシスイより速かったな
霧が晴れる
そこには…赤黒く元の二倍くらいあるでっかい熊がいた
「熊五郎!でかくなったな!」
背中をばしばし叩く
頭に手が届かないw
超鑑定
-------------
熊五郎
亜種中位魔物ブラッディーベアー(元グレーベアー)
Lv1
ステータス割愛
スキル
生命力強化 Lv7
敏俊 Lv4
怪力 Lv3
威圧 Lv7
雄叫び Lv6
統率 Lv1
夜視
火魔法 Lv3
水魔法 Lv3
風魔法 Lv2
土魔法 Lv4
氷魔法 Lv3
空間魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
麻痺耐性 Lv3
固有能力
再生
切り裂く(中)
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=グレーベアー他17匹
-------------
「ん…亜種中位なのか!さすが熊五郎だな」
「よし熊五郎オーク共を震え上がらせろ!」
「ぐるぅぅぅぅぅうぅううううあああああ!」
進化した覚えた雄叫びと威圧を使って周囲のオークを見つけては引き裂きぶっとばしていく
「負けてられんな」とグルーガ
グルーガもまけじと奮戦するが熊五郎がとんでもない
譲渡して魔法も使えるようになってるがどっちもあんまり使わないようだ、肉体派ってやつだな
「すごぃのぉ」「暑苦しいにゃ」「そうですな」
っとそれぞれ呆れてる
「いいじゃないか、熊五郎も進化して嬉しいのさ」
ふと回りを見てみるとちょうどグリーンキャテピラーのシスイが闇に包まれてる所だった
「おっきたな!」
「そのようじゃのぉ芋虫がどう変わるか見ものじゃのぉ」
「ああ!そうか!」「闇が晴れてきたにゃ」
ばさっばさっっと音が聞こえる
「おっ?」
そこにはどでかい蛾がいた!
-------------
シスイ
中位魔物バイオレットバテフライ(元グリーンキャテピラー)
Lv1
ステータス割愛
スキル
生命力強化 Lv3
敏俊 Lv6
怪力 Lv3
威圧 Lv2
統率 Lv1
夜視
火魔法 Lv3
水魔法 Lv3
風魔法 Lv6
土魔法 Lv4
氷魔法 Lv3
空間魔法 Lv1
毒耐性 Lv5
麻痺耐性 Lv3
固有能力
猛毒
噛み砕き
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=グリーンイモムシ他27匹
-------------
しかし飛行の魔物が増えたのは純粋に嬉しい
「飛行系になったなよくやった」
シスイも進化して嬉しいのか風魔法で周囲のオーク共を切り裂きまくっている
「はっはっはっは!この調子じゃここのオークがいなくなるな」
しばらくするとグルーガが数十匹のハイオークとオークを連れて来た
「主よ、こいつらいいか?」
「ああ、いいぞ」
そう言いテイムしていく
「グルーガの配下に加われ」
これでグルーガの配下も増えた
しかもその数体は中位のハイオークとオークだ
これくらいで切り上げて休む事にした
寝る直前にレイスを今度は2000体使役し以前と同じように命令して寝た
Zzzzz




