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魔物達との国作り  作者: 八尾猫
第二章
20/58

第2章-9話 貴族からの報復そして貴族への報復

評価ありがとうございます!

現在第4章-6話まで書き溜めています。 

ああ…よく寝た…ってか昨日ははげしかった…

まぁ進化したせいか全然疲れなかったけどね

「おはよっ」いつも通りミンフィアにキスをする

「んむ、おはよぅなのじゃ」

基本的にラーミアはベッドに寝る習慣がないので

洞窟風の部屋の真ん中の絨毯の上で寝ている

部屋から出てひとまず自分の部屋に戻った時俺の腹から闇の剣が突き出ていた

「やっときたか…来ないかと思ったぞ?」

「なに…?効かないだと…?」

そう暗殺者だ、といっても実は気づいていたのだ、わざと襲わせる為に一人自分の部屋に戻ったのだ

気配で魔族だとわかったからかりに物理的な攻撃のたぐいでも再生があるからそうそう死にはしないし、異常状態には強いからだ

部屋の影からスーっと現れる

「魔族とのハーフという情報は得たいたが…闇が効かない魔族とはな…」

「でっどうするんだ?次は物理的な攻撃か?」

「……俺も馬鹿じゃない、お前には効かないだろう」

「へぇ…わかってるならなんで逃げない?」

「俺の鑑定で正確に表示されない…それにその異常なステータス…倒しようがない俺は依頼されてきたが…失敗した者は死ぬだけだ」

そう言い短剣をさっっと出すが…石くれを放ち弾いた

「いやいや死なれちゃこまるな、だってお前の次また誰か来るんだろう?」

「成功するまで続くだろうな、それがうちのやり方だ…」

「それは面倒なんだよ、それにお前のその奴隷紋…やはりそういう仕組みか」

「……なに?」

「どうせ暗殺ギルドが奴隷を暗殺者に仕込んでやらせてるんだろ?」

「………」

がっっと全身黒ずくめの暗殺者の首を掴む

「がっ!…やれ…」

「誰がやるといった?」

契約魔法ですべての契約を解除する

「…な…なにを…これは…」

「そう、消したんだよそして…」

新たに契約魔法で縛る

「ぐぅ…これは…!」

「お前は自害出来ない、俺に逆らえない」

そう契約魔法で縛った

手を離す

「ごほっ…いまさら何をさせるつもりだ?」

「なーに暗殺者ギルドを潰すんだよ、ひとまずな」

「潰すだと…不可能だ」

「なぜだ?」

「暗殺ギルドは各国にあって連携している、それに各国の要人も利用している巨大組織だ」

「だろうな、だからどうした?」

「……中には元SSランクの討伐者もいる」

「へぇ~そいつも俺の部下にしてやるよ、俺は基本魔物の仲間だけだけどな、情報戦の為の部下はさすがに魔物から育てるのは大変だからな」

「…それを俺…いや俺みたいにすると?」

「だが、俺は別に暗殺はさせないし情報を集めさせるだけだ」

「俺はどうせもう自害出来ないしお前に従うしかない…まさか契約魔法をもっているとはな…しかもLvが高い…」

「まぁな情報戦で使える魔物をテイムして情報戦で使えるように育てたらお前達も自由にしよう、それが俺を襲って来た罰かな」

「自由など得た事はない、何かわからない」

「…怖がるな、お前は自由を怖がってるだけだ」

「さあ…ずっとこんな生活だからな、よくわからない」

「まぁいつかわかるさ、それとこの国の暗殺ギルドの場所はどこだ?」

「…魔法で縛られた以上話すしかないが…王都東側のセラス商会が支部だ」

商会に扮しているのか、へぇ

「なるほど、では潰すとするか…」

「………お前のそのステータスなら出来るだろうな…支部だけなら」

超鑑定してみる

-------------

ベイル

魔族 下位 男 28

Lv48

剣術 Lv6

短剣術 Lv5

体術 Lv4

火魔法 Lv4

闇魔法 Lv6

毒耐性 Lv7

麻痺耐性 Lv5

鑑定 Lv3

隠蔽 Lv3

契約縛りLv7 契約者カナタ

 自害出来ない

 カナタに逆らえない

-------------

へぇ…結構良いステータスだな前殺したダークエルフより強いな

「もうすぐ進化手前じゃないか」

「…俺の鑑定にはお前のステータスには表示されていなかった…隠蔽持ち…?」

「そうだな、でっ魔族か魔族でも奴隷にされるんだな」

「暗殺ギルドに種族は関係ない、あらゆる種族がいる」

「そうだろうけどね、まぁいいや行くかなお前は俺の影にいろ手は出すなよ」

「…どちらにせよ従うしかあるまい」

ベイルに案内させ王都の暗殺ギルドであるセラス商会に一人で向かう


王都の商会に近づくといやおうなしに殺気と強烈な視線の数が増える

「まぁそりゃ気づくよな」

セラス商会に入る

「いらっしゃいませ」

やたら目の細い優男がいらっしゃいませときたもんだ

「欲しい物があってな」

「何がご入用でしょうか?」

「暗殺ギルドの破壊だ」

「………面白い事をおっしゃいますな」

「何俺を暗殺しようとした罰だよ」

「失敗したようですな、ですがこちらも仕事でしてな」

「送ってきた貴族はわかってるまぁあれはただの馬鹿だどうでもいい、その前にこのギルドを解体する」

「出来ますかな?」

俺の周囲に気配が複数増える

後ろに1人扉の奥に3人そして目の前のおっさんだ

一歩わざと動く

ざっっと後ろの影から暗殺者であろうやつが出てきて火を纏った短剣を刺そうとしてくる

短剣を手で握り砕く

「ふんっ!」

「!」

すぐに切り替え体術を放ってくる

すべて何もせずに攻撃を受ける

「どうした?」

一撃相手に平手を打つ

ばしぃーんと音がし相手が吹き飛ぶ

「ふん、こんなのが暗殺者かつまらん」

奥から三人が出てくる

「……」「……」「……」

「何もしゃべらないとは暗いやつらばかりだな」

超鑑定すると倒れた一人を含めてやはり契約で縛ってあった

倒れてるやつの頭をつかみすべての契約を解除する

「あ…ぐ…」

ぽいっと元の場所に落とす

「今…何かしましたかな?」

とおっさん

「鑑定してみたら?」

「……実に厄介な方のようですね」

「どうかな」

三人が一斉に襲ってくる

すべて体術で受け流し気絶させすべての契約を解除する

「さてどうする?」

「そうですな…カナタさんは暗殺ギルドそのものを敵に回すおつもりでよろしいんですね?」

「さぁ、それはどうでもいいんだよ、ただ気に入らない事は確かだな、金で暗殺だと?殺したいならそう依頼した本人が殺せばいいその覚悟も度胸もないやつは俺がすべて潰すだけだ」

「よろしい、上にそう伝えておきましょう」

そう言いその瞬間黒い空間に包まれて消えた

「空間魔法ってやつか羨ましいな」

倒れている4人一人づつ新たに契約で縛るベイルと同じように

「起きろ」

そう言い水魔法で水をぶっかけておこす

「くっ…」「…なに?」「……」

「さて、お前達は自分の状況はわかってるか?」

「…契約が解除されている…」

鑑定持ちのやつが呟く

「…え?」「……」

「でっ新たに俺が契約で縛った、さてベイル出てこい」

俺の影からベイルが出てくる

「……すまない」

「ベイル?」「……」「失敗したのね…人の事は言えないけど」

「闇魔法使えるのは二人か、使えないやつは暗殺向きじゃないな、さてお前達はこれから自害は出来ないそしてこれからは暗殺は必要ない俺の情報戦の情報収集をして貰う」

「……逆らえないようね」「仕方ない…」「ふぅ…」

「誰かに従ってばかりのお前らに言っても仕方ないがすべての暗殺ギルドをつぶしたらお前達は自由にすればいい」

「そんな事…」「まあ暗殺よりましか」「…不可能」

「ん…獣人までいるのか、ヒトと魔族が大半だと思ってたが…」

「あらゆる種族がいると言ったはずだ」

「っても限度があるだろうやはり潰した方がいいな、俺は獣人ともエルフとも親交があるヒトはどうでもいいが他はゆるせん」

「でっ私達はこれからどうすれば?」「情報戦って何すんだ」「……」

「いずれ魔物の国を作る、その国を作る為にはまず情報戦で勝つ必要がある、欲しい情報は何処が何処に戦を仕掛けるか、誰が誰を暗殺しようとしてるかそんな簡単な情報だけでいいんだ、その前にちょこまかとうざいやつらがいる」

「それが暗殺ギルドと?」

「ああ、そうだまず依頼した貴族を潰す、その後この付近に入った暗殺者をすべて捕まえてお前達のようにする」

「なるほど…そうやって人員を増やすか」

「手っ取り早くていいだろう、わざわざ育てるのは面倒だ、そこで最初の命令だこの国に暗殺ギルド関連の連中が入ってきたらお前達五人ヒト組になって無力化し連れてこい」

「従うしかないのだろう?」

「でも上層部は厄介よ」「どうせまた捕まるだけだ」「……仕事は仕事」

「はぁ、お前達は暗いな魔物以下の暗さだまったく」

ベイル以外超鑑定する

-------------

マリータ

ヒト 女 19

Lv41

剣術 Lv3

短剣術 Lv7

体術 Lv3

風魔法 Lv4

毒耐性 Lv4

麻痺耐性 Lv6

鑑定 Lv2

隠蔽 Lv3

契約縛りLv7 契約者カナタ

 自害出来ない カナタに従う

-------------

ユーグ

獣人 男 22

Lv46

体術 Lv7

土魔法 Lv6

毒耐性 Lv8

麻痺耐性 Lv3

隠蔽 Lv3

契約縛りLv7 契約者カナタ

 自害出来ない カナタに従う

-------------

ユンリィ

魔族 下位 女 18

Lv42

短剣 Lv3

闇魔法 Lv7

毒耐性 Lv4

麻痺耐性 Lv2

隠蔽 Lv3

契約縛りLv7 契約者カナタ

 自害出来ない カナタに従う

-------------

ザベイル

獣人とヒトのハーフ 男 18

Lv44

ステータス割愛

スキル

体術 Lv7

土魔法 Lv6

毒耐性 Lv8

麻痺耐性 Lv3

隠蔽 Lv3

契約縛りLv7 契約者カナタ

 自害出来ない カナタに従う

-------------

「なるほどベイル、ユーグ、マリータ、ユンリィだな」

「!」「鑑定ね」「契約Lv7……?」

「さて、さっきの命令の通りだまずは周辺に入ってきた暗殺者の捕獲、お前達で相手にならない強さなら戻って俺に伝えろいけ」

五人とも全員扉から出ていく

「さて、次は…夜になったら貴族か」

一度館に戻り夕方まで魔物を狩った


そして夕方


「さて…そろそろ行ってくる」

「お気をつけて…」「気をつけるにゃ」

「ほんにいかんでよいのか?」

「ああ、大して大変な事じゃないからな」


館を任して貴族の家に向かう

場所はベイルに聞いてある


「ここか…悪趣味だな」

そこにはガーゴイルっぽい銅像が門の上に二体置いてあり門の前に警備が二人いる

裏に回り館の気配を探る

8人…か、警備は入り口に二人は別にしてだ

恐らく使用人が何人かいるだろう

フード付きローブを出して着て布を顔に巻く

さて行くか…

ざっっと飛び上がり裏から屋根へ飛び移る

暗殺者の闇魔法の使い方を真似てみる

彼らは闇に入れるのだ

それと同じように影に入り自由に館の中へ入った

影から影へ移動し8人確認していく

使用人(奴隷6人)執事1人そして…俺を殺すように命令した貴族である

ダナムケイム・ナシャルだ

自室で優雅に何か飲んでいる酒だろう

やつの影に移る

やつの装備を超鑑定していく

あった…腕輪に黒水晶が付いている

効果は隠蔽Lv5だ、これが特別な黒水晶ってやつか

本人を超鑑定してみるが犯暦が表示されない

やつが寝るのを待つ


しばらく飲んでいたが執事に寝ると伝えベッドに入った

寝たのを確認してから

俺は影から腕を出し腕輪の端を爪で斬った!

落とした時の音がしないように受け取り腕輪を即座に収納する

そして改めて本人を超鑑定する

-------------

ダナムケイム・ナシャル

ヒト 男 58

Lv32

ステータス割愛

スキル

剣術 Lv4

火魔法 Lv3

交渉 Lv8

鑑定 Lv5

隠蔽 Lv4

調教 Lv2

盗賊や奴隷商人と係わりある貴族、ラバシトス王国侯爵

罪=殺命令、殺示唆、他多数

-------------

大して強くないが交渉Lvがはんぱない…さすが貴族か?

さて…やりますか…

影から出てナシャルの首を掴み持ち上げる

「ぐぅああぁあ!……あ…ぁああ」

「さて、お前が依頼した暗殺は失敗したぞ?依頼したからには報復される事も覚悟してるだろうな?」

「う…ぐぐぅ…」

だが放す気はない

音がしないように持ち上げたまま水魔法でナシャルの全身を覆う

「ぶ…ぶぁ……ああ………」

動かなくなってから超鑑定をし死体になったのを確認する

部屋を探しギルドカードを取り確認したのち収納する

その後能力を奪い考える

「さて…このまま帰る予定だったが…」

館の影へ戻り他の使用人達の奴隷契約をすべて解除する

各使用人の影に入り後ろから口を手で多い奴隷契約を解除し

「お前はもうこれで奴隷じゃない自由だ好きに生きろ」

全員同じようにし、影に戻り館から離れる

「こんなもんだな、出てこい」

影からベイルが出てくる

「良くわかったな」

「周囲の状況がわかる能力持ちでな」

「便利なもんだ…お前が潰した暗殺ギルドで無力化してある」

「わかった」

早速暗殺ギルドへ行く

「捕まえたって?」

「ええ…」「仕方ないさ」「…そう」「……」

「こいつは?」

そこにはダークエルフの子供がいた

超鑑定

-------------

サリア

ダークエルフ 女 21

Lv37

ステータス割愛

スキル

短剣術 Lv3

闇魔法 Lv3

毒耐性 Lv4

麻痺耐性 Lv3

鑑定 Lv2

隠蔽 Lv3

契約縛りLv7 契約者カナタ

 自害出来ない カナタに従う

-------------

「何でみんなが…?」

「説明が面倒だ」

そう言い頭に手を置き契約を解除し新たにベイル達と同じように契約をする

「え…?これは…?」

「これからは俺に仕えると思えばいい」

「え…でも…」

「サリアもこいつら5人と組んでここらに入ってきた暗殺者を無力化し俺の元へ連れてこい詳しくはこいつらに聞け」

そう命令し

「ベイルこの調子で捕まえてくれ」

「わかった…」

「全く暗いぞお前ら、暗殺ギルドすべて潰せば少しは明るくなるのかねぇ」

「想像出来ない…」「出来るわけないじゃない」「そう……」

「……」

くらい…いらっとするな、うん

暗殺ギルドをすべて手っ取り早く潰すには…ある魔物を手にいれるしかない

…アンデット系だ霊体で何処にでも入れるそういう魔物が必要だ

それと空間魔法も必要だあのおっさんは倒そうとしても

空間魔法で何処にでもいっちまうしな


その後また探すように命令し俺は館へ戻った

「ただいま」

「おっかえり~」っと空からハルピュイ

「お帰りなさいませ」「お帰りだにゃ」

「無事のようだぇ」

「ああ、近くの暗殺ギルドの連中は無力化して俺に暗殺者を送った貴族本人を殺してきた」

「これからどうするにゃ?」

「この付近に入った暗殺者は捕まえたやつらに無力化させるが、空間魔法を使うやつがいてな少しやっかいだ」

「空間魔法ですか…」とハボル

「ああ、メルビル山に登るしかないな」

「にゃ!あそこは…」

「ああ…あそこの魔物は空間魔法だろう一瞬で後ろに回るなんてそれくらいしか考えられないそれか…闇魔法か影歩かだ」

「捕まえられるかぇ?」

「それは問題ない名持ちだけで行ってみんなは麓の魔物を狩ってくれ」

「はい、お任せを…」

「にゃ」「は~い」

「あいわかった」

その日はもう暗く警戒は夜行性の魔物に任せ就寝


ZZzzzz



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