第2章-5話 初ダンジョン!
んん…身体が重いな…なんだ
目を開けると…スライム101匹に囲まれていて
さらにその周囲にはポイム達とハイギア達が寝ていた
「あぁ…おはよっ」
スライム達を踏まないように起き上がる
「オハヨウゴザイマス」
「おっはよ~」
みんな今日も元気そうだ
今日は何しようかな川…は後でいいなダンジョンか?
じゃあその前に隠れ家付近で狩りをしてこっちでテイムした魔物達にスキル譲渡しないとな
そう考え森の奥のテイムし忘れたオーク達をテイムしてから前の狩場に全員で行く事にした
「散開してオークを生け捕りにしろっ!」
「ハッ!」
俺はゆっくり進んでゆく
「さて、何匹残ってるかな?」
近づかないオーク殺してないはずだからまだまだいるはずだ
ハボルが戻ってくる
「アルジサマ、ハイオークガ」
おっ?
「下位の上か…連れてこい」
そこにはオークより大きくジェネラルより小さいハイオークとオークが11匹引きづられきた
「グッ…オマエラハ…キノウノ…」
下位の魔物じゃ仲間の魔物の相手にもならなくなったな
「どうする?従うかジェネラルみたいに死ぬか」
「……オマエニシタガエバドウホウニハテヲダサナイカ?」
「従うオークには手を出さないでおこう、だが抗うオークは潰すよ?」
「ワカッタ…シタガオウ」
頭に手を乗せテイムし眷属化をする
「お前もいずれジェネラルに進化させてやる今日からグルーガと名乗れ」
「シタガオウ」
超鑑定
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グルーガ
下位の上
スキル
打撃術 Lv3
斧術 Lv4
怪力 Lv1
火魔法 Lv2
土魔法 Lv3
統率 Lv1
所有者=カナタ
カナタの眷属 執事の加護 小
配下=オーク11匹
-------------
しかしずいぶん増えたなぁ
「さすがに多いな…」
そこには15以上の魔物達とその配下達合わせて200匹以上の魔物の群れになっていた
前の狩場へ…先頭でリューマに跨り進んでゆく
半日魔物を狩り湖の様子を見てから狩った魔物から奪い譲渡し仲間達を強化していく
「コレハ…ハイオークノオレニビンシュンガ…」
「使い方次第だ」
「……アア、イヤワカッタ」
グルーガは感嘆ぶかげに己の体をみている
「まぁゆっくり慣れていけばいい、みんなと仲良くな」
そう言い順調にみんなに譲渡していく
よし、これで大体行き届いたな
その後一度帰りPTを再編成する
「眷属はついて来いダンジョンへ行くぞ」
以前王都で色々購入した本の一つにダンジョンの基礎が書かれており
ダンジョンは広く一本道で馬車すら入れるそうだ
そういえばリューマに眷族化も譲渡したけど超鑑定した事ないな
超鑑定
-------------
リューマ
中位(竜馬)
Lv31
ステータス割愛
スキル
生命力向上 Lv1
敏俊 Lv3
怪力 Lv3
威圧 Lv2
統率 Lv1
夜視
火魔法 Lv4
水魔法 Lv2
風魔法 Lv2
土魔法 Lv2
毒耐性 Lv3
麻痺耐性 Lv3
固有能力
炎息
突進
所有者=カナタ
カナタの眷属 執事の加護 小
配下=0
-------------
十分に戦えるな…
よし馬車でも買うか…物は収納出来るが仲間は収納出来ないからな~
そう考えダンジョンの前に馬車を買う為に王都の乗り物屋へ向かい馬車を購入する
「どうも!、まいどあり~」
馬車を購入し足の遅い魔物達を乗せダンジョンへ向かう
ダンジョンの前に詰め所がありそこでギルドカードを通して受付してはじめて入れるようで探索ギルドで登録していない者は入れないようになってるそうだ。
「こんちわ~」
「ああ、初めてか?」
「ええ、仲間はテイムした魔物だけです、はい、ギルドカード」
「ああ、ちょっと待ってろ」
…………
「よし、犯暦はないな、一応説明するから憶えろよ?」
「はーい」
「まず、ダンジョンは一本道でとても広い、その階層で戦い続けるなら真ん中では戦うな通り道だからな、それと中には襲っている奴もいるから気をつけろっ、中まで監視できねぇからよ、後は~」
…………
「って感じだわかったか?」
「ええ、わかりました」
「しかしホントに魔物だけだな…しかもやたら沢山いやがる、全部維持するの大変だろう?」
「いやいや、他の仲間よりよっぽど楽ですよ裏切りがありませんからね」
「まぁな、だがダンジョンの敵には幻惑を使ったりする魔物も普通にいるからよ19階層より下からは中級もでやがるたまにだがどの階層にも亜種で出る事もある」
「へぇ~一体何階層まであるんすかね?」
「そうさな~SSランクのやつでも30階層が限度だな30階層先は強さも数もまったくちげぇ訳だだから奥にいくまでに魔素もアイテムも尽きるって寸法だ、空間魔法でももってて相当沢山アイテムを持ってかねぇとSSでも厳しいわけだ」
「なるほど…SSランクってのがどれ程すごいかはわからなけどそんなに大変なんですか…」
「ああ、30階層以上ではよ、でてくんのは中級~上級まで出てきやがるし中にはなぜか家までありやがる」
「はっ?家?」
「ああ、変わり者の魔族が30階層の何処かに家を構えたそうだ」
魔物が跳梁跋扈する場所に家って…
「それって魔王でもむりじゃないすか?」
「どうだろうなぁ今の魔王は前の魔王と違って温厚って噂だ」
「その家いつか行って見たいですねぇ」
「最低でもあんちゃんの連れてる魔物全部中級以上にはしなきゃまず何匹か死ぬぜ?」
「それは困りますね…俺にとっては家族ですから」
「ほぉ、魔物が家族か魔物ギルドの職員みたいな事いいやがるな、はっはっは」
「ああ、魔物好きか魔物の研究か金の為かですよねあのギルド」
「ああ、研究の為やテイムして売る為や新たな強い魔物の仲間欲しさに、通称魔物使いの連中はひっきりなしにくるぜ、半数以上は死んで戻ってこねぇなが」
「半数以上っすか…まぁいざとなればその階層ごとの魔物すべてテイムするから大丈夫ですよ、俺は中級ですしね」
超隠蔽で俺の階級は中級亜種から中級にしてある
「へぇ、あんちゃん階級って事は見た目からして魔族だよな?」
「半分ね」
「半分で中級かなら魔族の血を色濃く持って生まれたんだろうな、まぁダンジョンじゃその方がやっていけるぜ、なまじただのヒトじゃ限界があるからな」
「ああ、ヒトは職でしたっけ?」
「そうだ職ごとだからな~強くなれんのはほんの一部の才能と運と努力出来るやつだけだ、そのどれ一つ無くてもまず25階層までで死ぬな、だが魔族など進化出来るやつは進化したとたんどいつでも強さが跳ね上がる!」
「まだ進化して強い魔物と戦ってないんでどれだけ強くなったかわかんないんですけどねどれも軽く弾くとふっとんじまうし」
「そんなにか?俺も次生まれ変わったら進化出来る種族になってみてぇもんだな」
できますよ、きっとね
「善行を積めば絶対なれますよ」
「へぇ、言うじゃねぇかまぁ特に悪い事はしちゃいねぇからよなれたらいいな」
「ええ、じゃそろそろ行って来ますよ」
「おう、長々とわりぃな喋るくらいしかやる事なくてよ」
「いぇいぇ、じゃまた~」
そう挨拶を交し馬車に戻りダンジョンに入っていく
やたらでかい入り口から中にはいると…奥の壁が見えないくらい広く
ダンジョンなのに天井が仄かに明るく岩もあり木も生えている
「ホントに広いんだな…」
あながち家建てようとすりゃ建てれるな
襲ってくる魔物さぇなんとかなればだけど…
やろうと思えば出来るよな…、この階層の魔物半分くらいテイムして
守らせればいいんだしな
……いやいややめておこう、逆に他のギルド員に襲われそうだ
「さて、とりあえず試しにここ中心に狩ってみるか」
「ハイ、アルジサマ」
「は~い、こことべるね~てんじょうたか~い」
「飛ぶ魔物もいるかもしれないから気をつけろよ~」
「は~い」
ハルピュイがわさっわさっっと上空を飛びながら周囲を警戒
(遊んでいる)している
「気配が複数あるな、楽しみだ」
「ソノヨウデ」
辺りから視線を感じる
奥から土のつぶてが飛んでくる
それを手で受け握りつぶし、つぶてが飛んできた方向に火弾を撃つ
「取ってきてくれ」
「はっ」
奥から馬でもないし河馬でもないような生き物をコボルトが持ってきた
超鑑定してみる
-------------
パルミラ
下位
Lv23
スキル
敏俊 Lv2
土魔法 Lv1
固有能力
突進
-------------
「あ~防具屋の革の鎧の素材か!」
止めを刺し能力を奪ってから収納する
「よし進むぞ~、今のパルミラは見つけ次第狩って持ってきていいぞ、ただし他のギルド員にお前らだけで見つかると攻撃されそうだから俺から見える範囲にいろっ」
それぞれ頷く
「は~い」
「ハッ、オマカセヲ」
ずっと何処かに狩り場を固定する為に左奥に進む
「アルジサマベツノマモノガ」
先頭に進むとでっかい蜘蛛がいた
「ふーん蜘蛛型の魔物みたいだな」
超鑑定
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アルサスパイダー
下位
Lv26
毒耐性 Lv10
固有能力
毒糸
-------------
おぉ!毒耐性Lv10!俺はいらないけど仲間の魔物にはちょうどいい!
一切攻撃を避けずに蜘蛛に近づく
ぶっーーーーと糸を吐いてくるが避けずに受け入れる
「ん~?毒の糸だけか~?」
腕を広げ糸を引きちぎり糸を手繰り寄せ蜘蛛をひっぱりそして……
ばしんっ!と蜘蛛に平手を打つ
バシャッ
っと音がし蜘蛛が弾け飛ぶ
「………ん…まぁこの階層は俺が戦わない方が良さそうだな…」
「…ソノヨウデ」
「あるじさますご~い、ばっしぃーーん」
左奥に着き馬車を壁際によせて魔物をみんな出し辺りの警戒をさせる
「じゃここを基点として魔物がいたら狩って持ってきてくれ」
「くれぐれも他のPTには近づくなよ?」
ハボルがそろそろLv50だがこの階層の魔物じゃ上がらないな
この階層はもう十分だ、次に進む前に数体捕まえてテイムしてから帰るか
数時間程狩り続けて能力を奪い仲間に譲渡して死体は収納していく
「ハボル、この階層はもう良さそうだな、何か亜種とかはいなそうか?」
「ハイ、イナイヨウデ」
「亜種は貴重だからな~出たらぜひ欲しいな」
すべての種族の亜種そろえるなんて絶対無理だよな~
「よし次の階層に行く前に数匹生きたまま連れてこい」
「ハッ」
連れて来たパルミラとアルサスパイダーの中で強い固体のみそれぞれテイムして
馬車にいるように指示する
残りはいつも通りで
「さて次の階層にすすむぞ~」
奥へ進んで行くとちらほらと別のPTがテント張って何か待ってる
「なっ…なんだ!?」「魔物だが…ダンジョンの魔物じゃないな」
「魔物使いか…紛らわしい…」
など俺のPTを見るたび文句言ってくる
うっさいなぁ~鑑定持ちくらいPTに入れとけよ
そうすりゃ間違える心配ねぇんだし
ちなみに鑑定スキルは商人ギルドで高い金払うと買えるのだ
まぁただの鑑定だから俺を正しく鑑定は出来ないけどね~
一番奥に行くと一番奥に門が二つあり片方に沢山並んでいる
混んでるな…
「随分長いな、ボスだよな?」
前のPTのヒトと獣人の人達に聞く
「ん?あんたはじめてか?」
「ああ」
「次の階層の前にボスがいるんだよ、その順番待ちだな~」
そういや一番奥にゴーレムって書いてあったな
「ボス待か、待ち時間面倒だな」
「そうでもないぜ?大体すぐ死ぬか尻尾巻いて逃げてくるかだからな」
「もう片方の扉は帰りの門だよな?」
「ああ、帰り用の門だ奥からしか開かねぇようになってる」
なるほど…帰り用の門か
「帰り用の門か、ボスってゴーレムだよな?」
「ああ、一つのPT事に一体召喚される陣中央にある」
「その陣張ったのは神ですかね?」
「一説によればな」
神ねぇ…ああ!管理者の事かそうか物事一つに対して一人の管理者がいるのか
俺が会った進化の管理者と同じように
「なるほど、わざわざ奥への入り口で…めんどうだ…」
「弱いのは入る資格ねぇって事さ、それしかねぇだろ」
「ふるいってやつか」
「小難しい言葉使うなお前、魔物ばかりだし魔物使いか?」
ここまでヒト
「ああ」
「ずいぶん沢山つれてんなぁ」
と獣人
「ああ魔物は裏切らないからな」
「違いねぇ俺もテイムもってりゃそうしてるかもな、だがテイムは魔物ギルド員に入ってスキルを買うか、魔物ギルドで魔物を買うかだ」
「そうだなぁ」
「その数だとあんたは相当魔素の多い種族なんだろうな、正直うらやましいぜ、俺達獣人は魔素の回復力は高いが量がすくねぇ」
「へぇ…ああ、薬草茶飲むもんな」
「へ?あんた獣人の里に行った事あるんか?」
「ええ、この国の獣人の里の長とオオズとは知り合いですよ」
「へぇ~世間は狭いもんだなぁ~」
「おいっ俺達のばんだぞ」
「お?やっとか言い暇つぶしになったぜ俺はユンだ生きてたらまた会おうぜ」
「ええ、ではまた」
ヒトと獣人のPTがボス部屋に入っていく
次か…ゴーレムねぇ1階層だから相当弱いだろう
だが…30階層のゴーレムってどんだけ強いんだろ…
俺達の番になるまでジェネラルが持ってた斧を出しぶんぶんと振ってみる
良い斧だダマスカスのようだな
斧を収納する
しかしこの中位になってから今のとこ武器必要とする魔物がいない…
まぁ今は仲間達のLv上げに集中しよう俺のLv上げんのはみんな中位に進化してからでいい
命大事にってやつだ
入り口が開く
「よし、行くぞぉ」
ぞろぞろと入っていく
中は円になっており奥に扉があるボス倒したら開くんだろうな
するとぶぅーーーんと音がし円の中央からゴーレムが出てくる
超鑑定
-------------
ゴーレム
Lv15
ステータス割愛
固有スキル
回転
体当たり
追記
ダンジョン管理者の加護
第一階層の守護者
作成者=ダンジョン管理者
-------------
生命力と力はまぁまぁ強いがやたら敏がないな…
「適当に壊しちゃって」
「ハッ」
それぞれ仲間達が攻撃していく
ゴーレムの上半身がぐるんぐるん回って攻撃してくる
何だろう…すごいシュール…
次第にぼろぼろになってくずれおちる
「ん…?これは」
くずれたゴーレムの残骸に玉がある
「これは…核ってやつか」
踏み潰す
その瞬間ゴォーーーーと音がし奥の扉が開く
「まぁ一階層だしこんなもんだな、じゃ進むぞ」
第二階層
まぁ目立った違いはないな、「さっきと同じく左奥に陣取るよ~」
「ハイ」
さすがにゴーレムはテイム出来ないみたいだ、契約魔法で契約強制的に解除して再契約すればいけそうだが…わざわざここの管理者敵に回してもな
暫く狩りを続けるが特に同じ魔物しか出ない違いと言えば
多少数が多くLvが上がったくらいか?
切り上げて次の階層に進み続けるが数が増えるくらいで目立った違いがなく
順調に進んで行く
「ここらの魔物から取れる能力無いから新しい魔物出てきて欲しいな」
「ソノヨウデ」
ここまでで仲間達は亜種以外40~49まで育っている
俺は中位になったからか下位を倒しても全然Lvが上がらない
同じかそれ以上のクラスの敵じゃないと上がらないようだ
5階層まで進むとやな臭いがする
「ん…これは…死臭か?」
「オソラクゾンビカト」
近寄ってきたのを超鑑定してみる
-------------
ゾンビ
下位
Lv13
ステータス割愛
固有能力
噛み付き(感染)
-------------
項目をさらに超鑑定
噛み付き(感染)=生命力の無い死体のみ効果、噛み付き仲間を増やす
ふ~ん…まぁ念のために近づかずに倒すか遅いし
生前の能力はなくなってるんだな
「ゾンビはすべて火魔法で焼いていけ」
そう指示し見つけ次第焼いていく
ちなみに他の魔物もゾンビとして出てきた
死体でさえあればどんな生き物もゾンビになるようだ
だがステータスも能力も著しく低くなっている
さすがに今はゾンビの仲間はいらんなぁ…もしくは…
墓のオブジェを館の近くに作ってそこに待機させとくか…?
まぁ…今はいいや…
それから寄り道せずに真っ直ぐ次の階層へ次の階層へと進んで行く
「ハボル、ゴブマサ、グルーガ」
「ハイ」
「ドウシマシタ?」
「ナンダ?」
「ダンジョンにはゴブリンやコボルトやオークはいないのか?」
「ソウデスナドノカイソウカハワカリマセンガ…」
「イル」
「ハイ」
「へぇ…いるのか…そもそもどうやってここの魔物は入ってるんだろうな」
ここの管理者にでも聞かないとわかんないだろうな
9階層まで進むとLv20~28のアルサスパイダーなどの魔物が出てきた
ようやく25前後か…でもこのLv帯じゃみんなのLv上げには低いな
ついに10階層に入る
進んで行くとスカンクがでっかくなったような魔物がちょこちょこいる
見た目は可愛いが確かヒトが死ぬほど臭い臭いを放つって聞いた事があるな
超鑑定
-------------
アニーウェー
下位
Lv28
ステータス割愛
スキル
夜視
毒耐性 Lv10
固有能力
毒ガス
-------------
毒か…だがここに来るまでに仲間全員毒耐性Lv10になったから効かない
「よし、強い固体は生きたまま、弱い固体は倒して持ってこい」
それぞれに命じる
試しに一匹戦ってみてガスってのをくらってみたがやはりただ臭いだけだった
しばらく狩りを続けると魔物の死体の山が出来上がったので収納する
……狩りすぎたか…
生きたまま連れて来た個体の中で強い固体をテイムしていく
これでここでテイムした魔物は三種類か…
10階になると今までの魔物+アニーウェーのようだ
ゾンビはすぐ狩れるからか数は少くなった
「よし、今日はここまでにしよう帰るぞ」
今日は切り上げダンジョンんでテイムした3種類の魔物にここらへんの
魔物を倒し能力を譲渡してから館に帰る事にした
「ん!おうあんちゃん生きて戻ってきたな」
入り口のヒトだ
「ええ、大量でした」
そう言いテイムした三種類の魔物を見せる
「ほぉ10階層まで行ったのか初めてにしちゃあ上出来だ!」
「ここらの敵だと俺の出るまくがないですね」
「ほぉ、表でよっぽど頑張ったんだなっ、昔は鍛錬しかせずにすぐダンジョン行きするあほぉが多くてな今じゃ多少制限してある」
「へぇ制限ですか?」
「ああ、例えばランク制限だなランクC以下は入れねぇようになってる
それにランクCだったとしても一人じゃ入れねぇ、ランクB以上なら一人でも入れるがな」
「へぇ、でもその方がいいですね、下手に弱いやつが入ってもゾンビになるだけでしょうから」
「ははっ、ちげぇねぇ」
「明日は11階層まで直で進んで11階層から狩していきますよ」
「ああ、どの階層もまっすぐすすみゃ大して時間かからねぇからな」
「ええ、じゃまた明日」
早速帰って三種類それぞれの中から一番強い固体を眷属化しよう
後こいつらの住処も作らないとなダンジョンの作りからして日
陰でも育つ木と岩で作った方がいいな
そう考えてダンジョンの10階層で岩を幾つか収納し10階層までの植物の苗木を
馬車に積んできたのだ
館に着きテイムしてきた魔物以外解散し左奥にダンジョンの岩と設置し
その間に苗木を植えていく
「さて」
一番強い固体の頭に手を置き眷属化していく
「アルサスパイダーお前はアダスだ」
「パルミラお前はパミラだ」
「アニーウェーお前はスカックだ」
…名前つけるのは苦手だ…
とりあえず超鑑定
-------------
アダス
下位
Lv26
敏俊 Lv2
夜視
土魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
固有能力
毒糸
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=アルサスパイダー4匹
-------------
パミラ
下位
Lv23
スキル
敏俊 Lv2
夜視
土魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
固有能力
突進
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=パルミラ8匹
-------------
スカック
下位
Lv28
ステータス割愛
スキル
敏俊 Lv2
夜視
土魔法 Lv1
毒耐性 Lv10
固有能力
毒ガス
所有者=カナタ
カナタの眷属 転生課課長の加護 小
配下=スカック6匹
-------------
その後みんなで飯を食べ軽く湯で身体を拭いてから部屋で就寝
Zzzzz
 




