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魔物達との国作り  作者: 八尾猫
第一章
10/58

第1章-9話 新たな狩場そして亜種


次の日コボルト達が準備を終えて隠れ家まで来たので

小屋周辺に集落を作るように指示をした

ハイコボルト達だけ連れて各能力を持つ魔物を狩り能力を譲渡していく

「ワレワレカイノコボルトゾクガヒマホウヲオボエルトハ…」

「土もだぞ~便利だろ~」

「ソレニチカラモアフレテクル…!」

「サスガアルジサマ!」

若いハイコボルト達がわいわいしている


「あぁ、子供のコボルト達も大きくなったら強くしてやるからな~」

最長老に任命したハボルが言う

「ココマデトハ…オイタワタシマデ…」

「この能力に年は関係ないさ中位になるまで寿命で死ぬなよ」

その後集落建築へ戻らせカナタは久しぶりにメルビルの町へ行く


「おうっ久しぶりだなカナタ!」

門番のナイジェルに話しかけられる

「ええ、お久しぶりです仲間(魔物)を育てるのが楽しくてね」

「でっずっと外か無理すんなぁ…ずいぶん汚れてんな」

そう湖で水浴びするくらいでろくに風呂なんて入っていない

「この町に来る前はいつも師匠と森や山で修行してたから慣れてるんですよ」

これは前世での事実だ

「へぇ!すげぇ師匠だな…」

「そうっすねぇ…手刀で木をスパッっと斬るような師匠でしたからねぇ」

「手って…相当高名は方だったのか?」

「いぇどの国にも使えてないですよ」

「珍しいなぁ~!普通それだけ強けりゃ国の要職にだってつけんのにな」

「ナイジェルはなりたいの?」

「ん~俺は故郷のこの町が守れりゃ十分だな」

「ハッハッハッナイジェルも十分変わってるって」

「ん?まぁそうかもな!」

ナイジェルはヒトにしてはいいやつだ

軽く笑いあい討伐ギルドへ向かい貯まりに貯まった討伐数!

討伐代金を貰った後二階の本棚へ向かう


やっぱり年取った魔物が進化した場合肉体年齢がどうなるか書いてないな

進化する訳だから新しく肉体が構成されるはず

魔物ギルドで聞いてみるか


そう結論を出し魔物ギルドの受付のシミルの所まで行く

「こんにちわ、ちょっと聞きたい事があるんですけど」

「はい…なんでしょう?」

「ええっと、例えば年取った魔物がLv50になって進化した場合どうなるんですか?」

「幾つか事例がありますね、大体精神年齢は変わらず肉体は新しくなりますので結果的に寿命は延びる形になりますね、まぁ魔素の量で多少変わりますし」

「へぇ!俺達もそうなんですか?」

「いぇ…貴方はそうなるでしょうがヒトである私達のような種族は

職は変えられても進化は出来ませんので…特別な理由が無い限り」

「あぁそうですよね、そうか職ですか…」

「ええ、もしなるならなんの職に就きたいですか?」

…エルフと魔族のハーフだから無理だなぁ

「そうっすねぇなるなら魔物使いがいいっすね」

「……すばらしい…魔物への愛ですね」

愛って…いやスライムへの愛はあるな間違ってない

「えぇ!魔物は素晴らしいですからね!」

「期待の新人ですね…私としてはぜひ社員になってもらいたい所ですが…」

「それもいいですけどそれだと全国の魔物を見て回れないのが辛いっすね」

「そうですね…残念です、私も苦渋の決断で今このギルドの社員をしています…私でも倒せない魔物を見れるのでこちらを選びました…」

「なるほど…そういう考え方もあるんですね」

魔物本当に好きなんだな、いいやつだ

挨拶を交し次に野菜やら果物やらを買い収納してから武器屋防具屋へ向かう


「こんちわ~カナタで~す」

「あぁカナタ君久しぶりだね」

「どうもナミセスさん、新しく例の金属で棒作って欲しいんだど」

「おっ来たね!ダマスカスのインゴット仕入れといたよ」

「さすがっすね~幾らっすか?」

「そうだねぇ今回巻く布もさらに丈夫なのにして金貨3枚でいいよ」

「はい金貨3枚ね」

それと剣、短剣、それとメイスっぽいの鋼鉄製ので10本づつ貰えますか?

「ん?予備にしちゃ多いな何に使うんだ?」

「実はコボルトなどをテイムしたんで彼らの装備です」

「そんなに沢山の魔物をテイムしたんだ!魔素多いんだね!」

「えぇ、奴隷一人買うよりテイムスキル買ってテイムした方が安いし戦力を沢山増やせるでしょう?」

テイムスキルは普通は魔物ギルドから買うらしいから買った事にする

「んーまぁそうだけどよっぽど魔素が多くないと数揃えられないんだけどねぇカナタは魔素多いんだね~」

「えぇ半分魔族ですからねぇ~」

適当にそこらの人超鑑定してみたけど確かに魔素は俺の方が遥かに多いな

「うん、じゃ良いの用意しとくよこっちも明日でいいかい?」

「ええこっちは幾らですか?」

「そうだねぇ金貨5枚は欲しいなぁ中古でいいなら金貨2枚かな」

「じゃ中古で」

そう言いお金を渡し防具屋へ向かう

「こんちわ~」

奥からバルカスが出てくる

「おうっカナタか今日はどうした?」

「防具新調したいんですけど」

「おっ!次はもっと良い金属の軽装鎧か?」

「えぇ金貨5枚で軽装鎧と靴と盾お願いします」

「ほぉ良く貯めたな!よしっ!用意してやるよっ」

金貨5枚渡し古くいらない防具類を売る

ゴブリンとコボルトの防具は自分達で作らせよう

サイズ調整の為にここにあいつら連れてくる訳にいかねぇしな

コボルトは武器も作れるらしいけど作る為の火炉がない…

そしてゴブリン達に聞いて実はコナツの木を幾つか見つけたのでコナツ周辺の木を斬りコナツが育ちやすいようにしておいたのでこれから実が沢山手に入るはずだ、そして生っていた果実は採取して収納してある

これだけあれば売れるけどさすがに商売ギルドで登録しといた方がいいだろうなただの商店じゃ全部買い取れないだろうしね


そう考え商人ギルドに入る

「すみませんギルド員登録お願いします」

ヒトであろう女性の受付さんにお願いする

「何かご商売をされるんですか?」

「えぇ家でコナツの方を少々これが最近取れた果実です」

コナツを見せる

「コナツの栽培ですか、承りましたギルドカードをお願いします」

ギルドカードを渡し登録をしてもらう

「大量の売却は奥の買取カウンターでお願いしますね」

「は、どうも~」

商売ギルドを出て久しぶりに飯屋でちゃんとした飯をたらふく食べてから隠れ家へ戻る

「ただいま~おっ頑張ってるね~」

「ハイ、イタダイタケンジュツナドノオカゲデカコウシヤスクナリマシタ」

「無理しない程度にな、終わったら休んでヒトとか以外の魔物や動物を狩って飯にしてくれ」

「ハイ、オマカセヲ」


その日は休み次の日武器防具を受け取りに行く

「こんちわ~カナタでーす」

「あぁ出来てますよ」

「重量感がありますねでも鋼鉄より軽いしね」

「そうですね!」

そう言いながらぶんぶん回す

「次は何の素材がいいっすかねぇ」

「この上の素材はどれも高いねぇ…」

「あぁドラゴンとかオリハルコンとかですか?」

「そうだねぇ少量の素材で白金貨数枚以上はするね…さすがに中々仕入れられないから王都か他国で探すしかないなぁ」

「結構高いですねぇ他国はそうそう行けないっすねぇ」

「そうだねぇ王都のオークションでもたま~にしか出ないね」

挨拶を交し武器類を収納し防具屋で防具を受け取り我が家へ帰る

ゴブリンとコボルトの主だった物達に買ってきた武器を渡しておく

「これ自由に使ってね」

「アリガタク」

弓や矢はコボルト達が作れるそうだ

その後いつもの本棚のコーナーへ行き周辺の分布図と地図を

見ながら新しい狩場を探す

どうしよっかなぁ~

ん~メルビル湖南の森か…住んでる魔物は~か…

スラ…ん?なんだって…ソリッドスライム…ここにいたんかい!

兎に角速くてテイムしずらいって言ってたな、まぁ俊敏持ちだからなんとかなるだろう、そしてすぐ近くに山岳地帯があってフレイムウルフか!

なんかかっこええ名前だな~グレーウルフと合わせてこれで犬系は二種類かいいですな~


ソリッドスライムとフレイムウルフに狙いを決めて一階に降りると

アリオに話しかけられる

「カナタさんちょっといいですか」

「ん?どうしました~?」

「ギルドランクもBですし指名討伐してみませんか?」

「指名討伐?」

「えぇ、こちらで指定した魔物などを討伐してもらう依頼です、ランクB以上で信頼に足りると判断した方のみ可能なんですよ」

「へぇ~、まぁ特に何か急いでる訳じゃないんでいいですよ?」

「ではこの町から南に行くとポイムという村があります、そこの作物の被害が毎年多いのでその近辺のダークボーという猪型の魔物の討伐です」

「へぇ~猪の魔物ですか」

「えぇ、まぁ突進さぇ避けれれば大したことはありませんし罠でも倒せますので…ですが…」

「ですが?」

「罠をものともしないでっかいダークボーが出たと村から依頼が来まして、もしかしたらダークボーが中位に進化したのか…亜種が出たのかですね、討伐もしくは最低でも何の種類か特定してきて欲しいのです」

進化ってことは中位か亜種ね…

「亜種ってどんな感じですか?」

「亜種はごく稀に生まれる固体で進化が出来ない代わりに生まれた時から中位に近い強さを持つんでやっかいなんですよ」

へぇ~そんなのがいるのか

「まぁほんとに極まれにしか生まれないので中位だと思います…

それはそれですごくやっかいですが…」

「まぁ大丈夫ですよ」

耳元に顔を寄せて言う

「頼もしい仲間(魔物)が沢山いますしね」

「えっ?」

にこっと笑う

「だからそうそう死ぬって事はないですよ?それどころかその中位か亜種テイムしたいですね!」

「中位か亜種をテイムですか…出来るかなぁ…」

「まぁ罠が効かないとしても魔法などを駆使して仲間に牽制してもらえば大丈夫ですよ」

「ではお願いします、これ簡易地図です」

地図を受け取り一度我が家に向かう

それぞれの種族から眷属化した魔物とグレーウルフを連れてポイム村へ向かう

乗れる者はグレーウルフに乗って向かう(熊五郎は自分で走る)

スライムがグレーウルフの上に乗ってるのは何か違和感がある


ここまでで相当数テイムを繰り返しテイムLvは上がっている

楽しみだなぁ~


暫く走ると寂れた感じの村があり回りには広大な耕した畑が広がっている

「すみませ~ん」

村の入り口に立っている人に話しかける

「えっなっなんだあんたは?」

「討伐ギルドの依頼で来たカナタと申しますが代表の方をお願いします」

「あぁ…今連れてくる、が後ろの魔物達は村に入れないでくれよ」

「えぇ、もちろんです」

暫く待つと白髪白ヒゲの老人がやってくる

「お待たせしましたじゃわしが村長のソルトと申しますじゃ」

「カナタです、早速討伐依頼のダークボーの情報をお願いします」

「えぇ、普通のダークボーなら若い衆の罠でなんとでもなるんじゃが…」

「普通のダークボーより大きく赤い毛の…あれはどうしようもないですじゃ…」

赤い毛か…普通は黒いらしいしやっぱ中位か亜種かぁ…

「わかりました、いつごろやってきますか?それともそのボーの住処はわかりますか?」

「このポイムから南に森があるんじゃが…東の森は別の魔物の住処じゃし南の森しか考えられんのじゃ」

なるほど東の森ってのはソリッドスライムがいる森か

「わかりました、配下の魔物を連れて討伐に向かいますのでもし、その間にダークボーなどが来たらけして近づかないでください」

「わかりましたじゃ…」

そのまま村を出て南の森へ向かう

まぁ猪だから突進してくるんだろうなぁ熊五郎に受け止めさせるか?

ん~~それとも闇の霧で方向感覚を失わせるか

所々気配がする

「さ~出ておいで~」

ボーの丸焼きなんておいしそうですなぁ

結構猪の数多いのかな、やっかいだな…まぁ他のボーは熊五郎達に任せよう

「全員でかいダークボー以外を狩れ!でかいダークボーを見つけたら雄叫びを上げろ!行け!」

スライムは雄叫びあげれないんで他の魔物について行かせている

熊五郎達に命じる

「オマカセヲ」「グッギッ!ヤクニタチマス!」

ハイゴブリンやハイコボルトが威勢よく進んでゆく

さて、追い込んで出てこさせよう

しばらくすると「デマシタ!」とハイゴブリン

声の方へ向かうとそこには…

赤黒い毛に覆われ真っ赤な目をしたばかでかい猪がそこにいた…

「うわぁ…立派な猪だなこりゃ…」

「そいつは俺がやるお前達は他のダークボーを狩れ!」

即座に命じる

でっかいダークボー?が足で土をかき突進の前触れを感じたので闇の精霊魔法と闇魔法を駆使し闇の霧で覆う

「ブモォォォォオオオオオオオオ!」

うぉっ威圧持ちか!超鑑定をする

-------------

ダークレッドボー

亜種 進化条件不明

Lv37

ステータス割愛

生命力向上 Lv4

怪力 Lv2

俊敏 Lv3

威圧 Lv2

固有能力

猪突猛進

-------------


すごい土ぼこりを上げながら周囲の木を薙ぎ倒している

おーおーすごぃな…

こちらも威圧をしながら闇霧を濃くし常に横に移動しながら闇や土の塊をぶつけて殺さない程度に弱らせていく

「グゥゥルルウォォオオオオオオオー」

すごい生命力だな…さすが生命力向上持ちだ…

だが再生がある訳じゃないから永遠には続かない

「従え!」威圧、テイムのスキルを同時使用していく

ここまでで分かったが近ければ近いほどテイムは成功しやすくなるようだ

スライムで離れた距離から試した成果である


猪の前へ向き近づいていく

「従え!!」

最後に触れる

次第に興奮が収まり落ち着いていく

「それでいい」

「みんなもういいぞ!集まれ!」

ちって普通のダークボーを狩ってた仲間(魔物)達を呼ぶ

「アツマリマシタ」

「あぁ、じゃあ倒したダークボーを一箇所に集めてくれ」

「ハイ、オマカセヲ」

盗賊共から奪い収納してある回復薬をダークレッドボーにかける

「今日からお前はレヴントだよろしくな」

そういい立派な頭に手を乗せて眷属化する

「ブモォォオオー」

「はっはっは、よしよし」

集まったダークボーから能力を奪いそれぞれ仲間に譲渡していく

森で試したが眷属化した魔物が倒したのからは奪えるようだ

普通のダークボーから奪えるのは生命力向上Lv1か~

ダークボーを収納しレヴントの案内で周辺のダークボーを数体テイムしていく

「よしこんなもんでいいか」

村へ戻ろう


村の入り口で村長がおろおろしている

「終わりましたよ村長」

「倒しましたか!! え? ひっぃーーーー」

後ろのレヴントを見て叫ぶ

「モンスターテイムしたんですよ」

「テ、テイムですと!?そんな大きな魔物を…」

「依頼とは多少違いますが被害がなくなればいいのですよね」

そう言い収納していた普通のダークボーの死体を全部出す

「こっこれは…」

「えぇ、これだけ狩ればしばらくは普通の被害すら減るでしょう」

「確かに…そうじゃな…罠を仕掛ける手間も省ける…いいなっみなのしゅう!」

「まぁ村長がそういうなら…」

門番っぽい男性が賛同する

「では討伐ギルドへ戻りますね、また何か被害が出たら討伐ギルドへ依頼してください、では」

そう言い残こしダークボーをまた収納し町へ戻る

帰りはレヴントに乗って帰る

普通のダークボーは6体テイムしたので大所帯だ

帰る途中商人の馬車が通り驚いていたが俺が上に乗ってるのを見て

落ち着きを取り戻した

「あっあんたの…だよな?」

「えぇそうですよ、驚かしてすみませんねぇ討伐依頼の帰りなんですよ」

「いやぁすごい数だねぇ…それにその乗ってるボー?かいすごい大きさだな!長いこと商人をしているが始めて見たよ!」

「俺も今日始めて見ましたよ」

「って事はそのボー?が討伐の対象かい?」

「えぇ今は良い子ですよ」

「よく成功したなぁテイムってのは倒すより難しいはずなのに!」

「そうですね」

挨拶を交し商人は村へ向かうようだ、俺はそのまま町へ戻る


「ただいま~」ナイジェルに門で声をかける

「おう!おかえ…ハァ!?なんだそりゃ!」

まぁそりゃびっくりするわな…

レイヴンから降りる

「よっ」

「いやまぁちょっと、討伐ギルド行ってくるんでちょっと見ててくださいね」

さすがに大きすぎて町には連れて行けないし

「あっああ、それはいいが暴れないだろうな?」

「攻撃しなきゃ大丈夫ですよ」

「じゃあ早めに戻ってこいよ」

「えぇ、お願いします」

寄り道はせず討伐ギルドへ向かう

「ただいま戻りました」

「あぁカナタさんお帰りなさいどうでした?」

「倒せませんでした」

「えっ!?」

にやっと笑い

「モンスターテイムしましたから」

「本当にしたんですか!?」

「えぇ、門の所で待たせてますよ」

「無理するなぁ…それで中位でしたか?亜種でしたか?」

「亜種でしたよ赤黒くてでっかいボーです」

「亜種でしたか…亜種はそうそう生まれないのですが、確認いたしますので少々御待ち下さい」

そう言って奥に入っていき奥から以前見かけたマスターをつれてくる

「おう、お前が依頼受けてきたんだってな」

「えぇそうですがマスターですよね?」

「あぁそうだ、でだテイムしたんだってな」

「えぇ多少大変でしたが…」

「おいっアリオ!確認しにいけ!」

「はっはいすぐに!」

アリオが確認しに行く

「亜種だってな、普通亜種をモンスターテイムするにゃ相当な魔素と度胸がなきゃできねぇ!ランクB以上の腕ってことだ」

「他のランクBやAの方と面識はないのでそれはわかりませんが」

「ふん!依頼は討伐でテイムじゃあなぇ依頼の金は半分だいいな?」

「えぇ、元々テイムするつもりで受けましたしお金はどちらでも構いませんよ」

「ほぉ最初からか、まぁなんの問題も起こした事もないこのまま順調にいけばランクAになるだろう、その前にダンジョンに行ってみろ」

「ダンジョンですか、王都付近にあるんですよね?」

「あぁ、そうだお前の腕なら良い稼ぎにもなるし珍しい魔物もいる」

「へぇ!いいですねコレクター魂が騒ぎますよ」

「コレクター魂か…お前以外魔物だけのPTなんてそうはいねぇ、気をつける事だ」

「えぇ、ヒトより遥かに信用出来ますよ魔物は分かりやすいですからね」

アリオが走って戻ってくる

「た…ただいま鑑定持ちと共に確認しました」

「そうか、依頼は成功で金は半分だ」

そう言ってマスターは奥へ戻って行く

はっきりしたマスターだな信用は出来そうだ

「ふぅーではギルドカードをお願いします」

いつも通りの対応に戻り討伐金を貰う

「ども~また来ますね」

討伐ギルドを出て門へ戻る

「ただいま~」

「おぅ!終わったようだな、しかし通るやつ通るやつびくつきながら出入りするぞまったく」

「ハッハッハ」

「笑い事じゃねぇって仕事増やすなよ」

「まぁまぁ、今度から他の場所で待たせますから」

「そうしとけ」

「じゃまた~」

そう言い我が家へ戻る

「ただいま、ハボル」

「オカエリナサイマセ」

「新しい仲間レヴントとその配下にしたダークボー達にゴブリンと共にこいつの住処に相応の洞窟を作ってやってくれ」

「ハイ、カシコマリマシタ」

執事っぽく喋るように言ってある

「みんな仲良くね~」

そう言い隠れ家へ戻る

ぽよ~んと跳ねるスライム達を撫でながらベッドに横になる

「さて…明日はついに新しいスライム!ソリッドスライムだ!

それとなんだっけ…あーーそうだフレイムウルフだ」

フレイムっていうくらいだ火魔法でも使ってくるんだろう水魔法で相殺すればいい、ソリッドスライムはまず捕まえないとなぁ

Zzz


10/12誤字修正 誤字報告感謝

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