ここまでの登場人物
★主人公 小森護 二十八歳→十二歳→十四歳
現代の日本から来た元青年の現少年。軽いコミュ障、あるいは人見知り。
別名永遠なる影炎を駆る漆黒の貴公子
相も変わらず自分から話し掛けるのは苦手。ある程度気心の知れた人物であっても大体同じ。ただし子供は除く。
異世界に来て早々の戦闘で自らの未熟とスキルを習熟する必要性を悟り、二年近く街中での依頼と戦闘訓練に従事する。
新たに取得、上昇させたスキルや門番のゲートルの協力もあって実力を伸ばし、遂にはダンジョンに挑めるようになるシルバーランクへと昇格した。が、自身の性格と巡り合わせの悪さも手伝って、未だに単独のままである。
なんだかんだでスキルを大量に獲得しているが、ポイントの入手手段に後ろめたさを感じており、周囲には問い詰められることを恐れて実力を低めに見せている。
主な取得スキル:
小剣や盾などの武具戦闘術や、魔術全般のスキルをLv6(凄腕相当)に上げ、更に付与、結界、肉体活性化に加えて舞踏のスキルをLv8(まだかろうじて人間の範疇)にしている。
他人に公言している取得スキル:
魔術スキルの影Lv4(熟練者下位相当)を筆頭に、補助Lv3(一人前相当)、光、阻害、回復、結界に魔力操作関連のスキルをLv2程度だと言っている。
冒険者になって二年目というにはあまりに必要なポイントが多いのだが、ソロ活動を前提に考えると納得されなくもない。
●護を異世界へと転移させた神 アマテラス ??歳
ボクっ娘女神様。ウン億歳、あるいは二歳。
護の初邂逅時には幻のような曖昧模糊とした存在だったようだが、今は自己を確立している模様。護ウォッチングが日課。
奔放だが、時に家族のように護を見守っている
◎ファスターの門番 ゲートル 三十五歳→三十七歳
中々シブい所帯持ちのおっさん。
門前でヘタれる護を放っておけずに訓練をつけてくれた(過去形)
豪放磊落なお人よしタイプ
●ファスター冒険者ギルドの受付嬢 ラーニャ 十五歳→十七歳
護が世話になっているかわいい系受付嬢。小さい。育たず。
ソロで危なっかしい護に保護欲を掻き立てられ、なにくれと話しかけてくれる小さいお姉さん。受付嬢歴は浅い。
最近は冒険者ギルドのマスコット的存在。
世話焼きなお姉さん(背伸び)タイプ
○ファスター冒険者ギルドの受付嬢(その他)
色んなタイプの美人揃い。有能な冒険者を狙い、男の冒険者に狙われる。
ラーニャと護の関係を微笑ましく見守っている。
●護の泊まっている宿の子供 カリーナ 八歳→十歳
12話から名前が出てきた少女。
胸以外はラーニャよりちっちゃい。胸以外は。
やや人見知りの気があったが、宿の仕事を手伝うようになって護と違い改善されつつある。
歳の近い護に冒険の話を求めたのがきっかけで、それ以降もちょくちょく土産話を乞うようになった。
礼儀正しい微ドジっ娘タイプ
○護の泊まっている宿の関係者
カリーナ父と母。それに時々手伝いの冒険者。
父は厨房を担当し、母は洗濯や清掃などをしている。
共に好人物ではあるが、父は親バカ。
○武器屋の店員
細マッチョめの青年。接客は丁寧。店主の息子。
○防具屋の主
ずんぐりむっくりなおっさん。武具の調整ができる。武具屋の店主。
●山人族の女鍛冶師 カズィネア 二十六歳
武具屋の息子に紹介された鍛冶工房で護が最初に出会った鍛冶師。
2mを超える身長、赤茶けた髪に褐色の肌、引き締まった鋼のような筋肉は出会った当初の護が「小型のオーガ」と評する程である。
武器なら大体作れる迷宮素材専門の山人族の女鍛冶師。
職人気質の姉御肌タイプ
●パーティー[迷宮の薔薇]
女冒険者だけで構成されたシルバー+ランクパーティー。
メンバーはリーダーの槍斧使い、盾剣士、支援術師、宝掘師の四人。
◎槍斧使いのリーダー イーシャ
護と同程度の身長で、青みがかった黒髪を首の後ろで結んでいる女。
◎盾剣士 レーナ
護に肌を凝視された女。憤りを感じている様子。
◎支援術師 シエーヌ
口数の少なめな女。護の結界魔術に興味を持った様子。
◎宝掘師 クシー
護に気付かなかったり気付いたりした女。