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『無』
諦める事。そこから始まる事もある。
この世界の中で
最も尊いもの
この世界の中で
一番初めに経験するもの
この世界の中で
必ず最後に経験するもの
この世界の中で
当然のように纏わりつくもの
それは 無
何も無いという事
あらゆる物が存在しないという事
生命は 無 の中から産まれ出ず
生命は 無 の中へと帰還する
生命は 無 の中にて夢を見る
無 こそが摂理であり
無 こそが神秘であり
無 こそが最も尊いものである
足掻けど もがけど
無は其処にいつでも存在する
人間よ
生命よ
苦しむ事なかれ
無から産まれた命は無へと帰す
無が絶対なれば
何に絶望すればよいのだろうか
自分の心に言い聞かせるように詠んでみました。
コレは私から私への手紙なのかもしれません。




