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穂村真央の英雄譚  作者: 3yaro
1/1

1.出会い《the start》

「行ってきま〜す!」

制服に身を包んだ少女、穂村真央(ほむらまお)は元気よくそう母親に言った。

「行ってらっしゃい!」

真央の母親、穂村香菜(ほむらかな)はそう返すと、真央は家を出た。外を歩いていると、友達と会う。 

「おはよう!唯菜ちゃん!」

真央がそう挨拶すると

「おはよう!真央ちゃん!」

真央と同じ制服を着た少女、空梅唯菜(そらうめゆいな)は挨拶を返す。真央と唯菜は幼なじみで、同じ中学に通う友達だ。2人は話ながら歩いていると、目的地につく。桜沢(さくらざわ)中学校。ここが2人の通う学校だ。2人は学校に入り、靴を脱ぎ、靴箱に入れ、上履きを履く。2人は教室に向かう。1-2の教室の扉を開け、教室に入る。教室の中にはすでに何人かの生徒が居た。唯菜はある男子に目を向ける。彼の周りには5人の男子がおり、一緒に笑いながら話していた。

「おはよう!竜斗君!」

唯菜が挨拶すると彼は振り向き、笑顔で挨拶を返す。

「おう、おはよ!」

彼は大海竜斗(おおかいりゅうと)。竜斗はクラスのムードメーカーで、いつも明るく友達の多い男子だ。竜斗との出会いは中学校に入学してからだが、すぐ仲良くなり、真央と唯菜は良く話すようになった。

「竜斗君、今日は部活来れそう?」

唯菜が聞くと竜斗は

「今日は行けるよ!果林(かりん)の体調も回復したし、もう大丈夫!」

真央、唯菜、竜斗は同じ部活に入っている。しかし最近の竜斗は妹の果林が体調を崩していて、その影響で部活には行かず、すぐ家に帰り、果林の看病をしていた。竜斗の両親は、母親が早くに亡くなり、父親は夜まで仕事で帰って来ないので、竜斗が果林の看病をしていたのだ。

「今まで心配してくれてありがとね!」

竜斗は笑顔で唯菜に言うと、唯菜は少し恥ずかしそうに笑った。その様子を見て、真央も笑った。

朝のチャイムが鳴ると、皆、席に座った。先生が入って来て、朝の挨拶をし、朝の会の開始だ。こうしていつもとあまり変わらない1日が始まった。


先生にさようならの挨拶をして、放課後になり、部室に向かう真央、唯菜、竜斗。部室を開けるとそこにはすでに3人の部員が居た。

「お、来たね〜」

「今日は竜斗も来れたのか」

「久しぶりに全員集まったスねぇ」

3年生の部長、白咲由紀(しらさきゆき)、副部長の立川翔一(たてかわしょういち)、2年生の|風神恵梨香(かざかみえりか)がそれぞれ言う。

「妹さんの体調はもう大丈夫なのか?」

翔一が聞くと、

「もう大丈夫です!心配おかけしました」

竜斗は答えた。

「さて、早速、今日の活動を始めようか。今日は校舎裏のゴミ拾いだよ〜」

由紀がそう言うとが続けて恵梨香が

「最近、校舎裏にゴミ捨てる馬鹿野郎が増えたんだよなぁ、まったく、面倒なことしてくれるよなぁ」

と言う。その様子を見て、翔一は

「まぁまぁ、誰かがが困ってたら、その人の手助けをするのが、俺たちの部活の活動方針なんだから。ゴミのせいで先生たちが困ってる。一緒に頑張ろ」

そう言って、恵梨香を宥める。

「私は誰かのためになることをするの、好きですよ」

真央が言うと続けて

「私も」

「俺もね」

唯菜と竜斗が言う。

「まぁ、私もそういうのは嫌いじゃないから良いけどさ」

恵梨香が少し笑い、そう言うと、皆は外に出て、校舎裏に向かった。

校舎裏はゴミが大量に捨てられていた。6人はゴミ袋とゴミ拾いトングを持っている。

「さ、始めようか!」

由紀の合図で皆がゴミ拾いを始めた。ゴミ拾いをしながら真央は思う。大変だけど、こうして誰かのためになることをして、喜んで貰うのが真央は嬉しくてたまらないのだ。兄である裕貴(ゆうき)がそうだった。昔っから誰かが困っていれば率先して助ける、そんな裕貴に真央は憧れていた。真央たちが所属している部活、【ヒーロー部】は3年前に裕貴が始めた部活だ。最初は当時2年生の裕貴と当時1年生の由紀、翔一の3人でやっていた。裕貴が居なくなってからも部活は続いていた。部員はそこまで多くないけど、それでも真央は楽しく、やりがいを感じていた。


ゴミ拾いをしている途中、真央は不思議な物が落ちているのを見つけた。それは手のひらサイズの水青色の宝石のようなものだった。真央はそれを拾って不思議そうに眺めていると、突然、宝石にヒビが入った。真央はビックリして宝石を落とすと、それと同時に宝石は割れ、『ボンッ!』と音をたて、煙のような物が吹き出てきた。

「ゲホッゲホッ」

真央が咳き込むと、目の前には宝石から出てきたであろう、白い羽根が生えた青色の丸い物が浮遊していた。真央はそのよく分からない[それ]を見つめていた。するとその球体は

「やぁ!ボクの名前はポンポルだポル」

と突然喋り始めた。

「しゃ、喋ったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

真央は叫んだ。



これが真央と不思議な生物、ポンポルとの出会い。穂村真央の物語の始まりである。

初めまして!

今回初めて小説を書きました!まだまだ慣れないことばかりですが、今回たまたまこの作品を読んでくれたなら、これからも読んでいってほしいです!よろしくお願いします!

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