表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/101

怪獣の真相

75話 怪獣の真相


 突然私たちの前にあのケモノの様なマスクをした宇宙人が三人現れた。


 真ん中で一歩前に居るのがボスね。

 横の二人とは体系が違う。

 私たちの様な。それも均整の取れた美ボディと言おうか。

 女性かしら。真ん中の人は?


 一瞬彼女? らの姿が歪んだ。


「カレンさん、あれキレイですけど映像よね」

「ホログラムね……」


 真ん中の女性の様な体のボスがマスクを取った。


「ええっ!」


 皆から驚きの声が。


 ちょっと前に倒した単眼の異形顔ではないっ!


 ブロンドのロングヘアーがマスクを取ったときに流れた。そして床にまで。

 切れ長の目には、長いまつ毛。スッと通った鼻筋の下には小さな口が。

 瞳はブルー。

 絶世の美女という言葉があるが、ソレ意外なんと言えばいいのか言葉が浮かばない。

 ただあの体にピタッとしたマーブル柄の全身スーツ姿が残念だが、スタイルは美ボディ。


「ホントに宇宙人って、美しいのね……。あの、私たちを連れに来た一つ目のバケモノはナニ? 戦闘員か、なんか? あなたの横の二人もバケモノなの?」


 美女に見とれたロングヘアーでUFOマニアの女性が。


〘一ツ目……。アア、雑用員ノ。彼ラハ最小限ナ体ダ。無駄ナモノハ、ハブイテアル〙


「で、目が一つ。あなたの目や長い髪は無駄ではないのかしら?」


 と、私が聞いたら。


〘私ハ雑用員デハナイ〙


「あんたを見て、話がそれちゃたけど、あんたたちは侵略に来たんじゃないと、じゃ何しに来たのかしら」


 キョウゴクジ隊員が話を戻した。


〘話ソウ。ソノ前ニ銃ヲ、オロセ女〙


 ヤツら見たところ、武器らしい物はもってない。

 下ろすか。


〘ソレデイイ〙


「なんのために私たちを拉致したの」


〘モウ永クナルガ、我々ハ、他ノ国モ巡リ、美ノ追究ヲシテイル。コノ姿モ研究ノ成果……〙


「美の追究って、あんたらの都合で拉致されたらたまらないわよ、私ら虫じゃないのよ。私たちより先に居た娘たちはどうしたの? まさか、標本とかに……」


〘標本……。ソンナ事ハシテナイ。記憶ヲ消シテ外ニ返シタ〙


「ねえ、なんかさっき話てたボスと違わない。あなた? あなたちの美の追究は、わかるけど怪獣操っつてまでして基地を破壊したのはなぜよ。あなたたちの美の追究と防衛軍の基地の破壊はどう関係があるかしら納得出来るよう説明してよ」


 キョウゴクジ隊員の言うとおりだわ。

 なんだかこの宇宙人は、怪しいわ。ホントにまえに居た娘たちを帰したのかしら?


「ω♀→£☆△Χ」

 

 美女の横の宇宙人が、わからない言葉で話し前に出た。


〘我々トハ違ウ目的デ、彼女ハココへ来テイル。彼女ノ話ハ、ウソデハナイ。ココカラハ、私ガ話ソウ。サッキ言ッタヨウニ任務ニ失敗シタ者ハ、ドウシヨウガ、カマワナイ。好キニスレバイイ。我々ハ、コノ世界デ楽シンデイタ、ソレオ邪魔サレタノデ報復ヲシタ〙


「楽しんでるって……ナニを。邪魔? あなたたちでしょ。怪獣使って都市破壊や人の命を奪ってるのは」


〘ハハハハハハ〙


 反対側に居るヤツが笑った。

 何かおかしいこと言ったかしら。彼女。


〘ココニ居テ、何モ出来ナイ君タチニダケ話ソウ。我々ハ、ゲームヲシテイルノダ。君タチノ世界ハ大キナゲームボードダ。侵略デハナイ。遊ンデイルノダ。怪獣トイウ生物コマデネ〙


「もしかして、あんたらの遊びを邪魔したのって、パイちゃん。あん、あの青い髪の白い巨人のコト?」


〘名前ハ知ラナイ。白イ巨人……。確カニ。ガ、アレニハ後ロニ『☆Ⅷ△Χ』トイウ……〙


「わかりました。あのホログラムの後ろの壁の向こうに生命反応が有ります。ヤツらは、そこに!」


 と、キョウゴクジ隊員の胸ポケットから声がしたかと思えば、何かが、飛び出した。


 そしてホログラムの中を通り抜けて壁に。

 ソレは大きくなり人の大きさになり、壁に体当たりして、壊した。


  ズガガーン


 壁に大きな穴があき、その向こうの三人が、一瞬のうちに倒された。

 三人というのは正しくない。

 あの美女は背に手をまわされ頭に手が。あの、白い指だけ赤いヒロインの手が乗ってる。


「変な動きをしたらこの人の頭をひねりますよ」


〘ヤメロ、野蛮人メ!〙


「野蛮人? どちらが。女性を拉致しておきながら……。怪獣を使って災害をおこし多くの死人やケガ人を出してるあなたたちは野蛮ではないのかしら」


〘ワカッタ、ナニガ望ミダ〙


「拉致した皆んなを帰して!」




 私たちは、本部の食堂に帰ったが。


「キャー、誰か! シーツか毛布を持って来て!」


 私たちは皆、全裸だ。


 本部に戻ったら私にはエクエスのジャケットをキョウゴクジ隊員がすぐにかけてくれた。


 そして、清掃課や生活課の人たちが毛布を持ち裸の女性たちに。


「キョウゴクジ隊員、はじめからポケットにパイちゃんが居たの」

「ええ、私が本部の通路でヤツらの一人に襲われたところに彼女が現れ、助けてもらい。拉致されたカレンさんを救いに行こうと……」


「私たちは帰ってきたけど彼女は?」

「さぁ? ええっ見て下さい隊長たちが」


 あの美女の宇宙人を連行してコチラに。


「カレン隊員、無事でしたか!」


 あら、一丈青さん。


「ジャケットだけじゃ。下には、毛布をどうぞ」

「ありがとう」

 


 後でわかったが、私が捕まる前に宇宙人に連れて行かれた娘たちは本当に記憶を消され帰されていた。あの美女宇宙人の言ったことはウソではなかった。


             つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ