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宇宙人の拉致?

73話 宇宙人の拉致?


「私が11人目の行方不明者……。ココはドコなの、なぜ私たちは、この部屋に」


「エクエスの人だから驚かないかもしれませんが、少し前まで私たちより若い娘たちが三人居ましたが、ヤツらに連れていかれ帰ってきません」


「ヤツらって」


「私が思うに宇宙人だと」

「宇宙人……」


 ヤラシ隊員の話が正解だったのかしら。


「エクエスの人なら知ってますよね、岐阜と木更津の基地に現れたヒューマノイド型の怪獣って、あれは宇宙人ですよね」


「そうよ、宇宙人よ! ヤツらが私たちを拐ってナニかしようとしてるのよ!」


「あの方は?」


 さっきまで部屋の隅でうずくまっていたロングヘアーの女性は、私たちの話に宇宙人が出てきたのに反応して急に立ち上がり。叫んだ。


「あいつらは私たちにナニか、しようとしてるんだわ。私たちは裸よ、ヤツらに……。ああー考えただけで恐ろしい……」


 あ、またうずくまってしまった。


「私が目覚めたときから、あの調子よ。あの人……」


「あなたは、エクエスの人なんですか」


 茶髪の女性が私に。


「わたしたちは助かるんでしょうか?」


「大丈夫です。皆さん、きっと助かります」


「でもさぁまえに連れていかれた娘たちは、帰ってこないんだよね。あの娘たちは、もう助からないよね。もしかしたら犬かなんかに改造されてるかも」


 壁際で横になっていたショートヘアーの女が。


 たしかに、ああは行ったが、なんの保証もない。私が何処に居るかも誰も知らないだろう。

 しかし、希望は、すてちゃいけない。


「私たちは、まだココに無事でいるわ。その連れていかれた娘たちは……。ナニかされて、もう帰されてるかも」


「ナニかって、ナニ?」


 突然壁が開いた。


「ひっ! 出た宇宙人!」


 と、誰が言ったか、わからないが。部屋に二人のヒューマノイドが入ってきた。

 あれは、ケモノのような形の頭にツルンとしたマーブル模様スーツ姿。やはりあの巨人型ヒューマノイドと同種だ。


 二人はなにか会話をしてから、部屋に居る女性たちを見回した。

 

 そして、二人がこちらに。


「やめてよ!」


 二人は婦警だと言っていた女性を捕まえて、なにか箱のような物をあてた。

 すると彼女は気をうしなった。


 なに、スタンガン?


 武器らしい物を持ってるのね。

 

 気を失った彼女を抱きかかえた一人が部屋から出ようとしたときにもう一人が私を上から下まで見たようだった。

 が、彼らの顔はあのケモノのようなマスクで、目や、それに値するモノがないので目線とかはわからないが、私の体を見てるのは頭の動きでわかった。


 そいつが、私の腕を掴んだものだから、つい手をひねって護身術の要領で倒してしまった。


 が、床は硬めのマットレス。効いた様子もなく立ち上がると例のスタンガンらしき物を。

 私は横に避けてそのスタンガンを持った腕を掴みひねって振りまわし、後ろの回し蹴りで後頭部を蹴った。


 倒れた。


 それを見た婦警の彼女を抱いたヒューマノイドは彼女を私の方に放おった。

 

 ええ!


 私が彼女を受け止めると同時に。腰に付けてたスタンガンのような物を手に取り。


「えっ?」


 ヒューマノイドが、床に倒れた。


 あのロングヘアーの女性が両足首を掴んでた。


 私は婦警の娘を抱えたままジャンプして倒れたヒューマノイドの背に着地。


「グフェ!」


 手からスタンガンのような物がこぼれた。


 ソコへショートヘアーの娘がスタンガンのような物を取りに走り込み、手にすると。


「コレどうやって使うの?! スイッチもなにもないんだけど」


「その突き出た方を、コイツにあててみて」


 彼女は倒れたヒューマノイドの足のウラにあてると。


「ぴきゃー」


 と、一声上げた。


 それと同時に私に後頭部を蹴られたヒューマノイドが後頭部をさすりながら立ち上がった。

 ので抱えていた娘を降ろし。ヤツがこちらに向く瞬間、顔にドロップキックを放った。


 見事に両足がヤツの顔に、はいった。


 うわっ、顔が割れた。


 やはりマスクだったわ。


 頭はツルんとして巨大な単眼でその下に鼻の穴らしきものが一つ。そして唇のない口が横に一文字のように。


「やっぱり宇宙人だったわ」


 と、ショートヘアーの女性は倒れてるヒューマノイドの股間にスタンガンのような物をあてた。


 すると一回、痙攣けいれんして動かなくなった。目には、まぶたがないので開いたままだ。


 出入口はヤツらが、入ってきたままで開いてる。


「逃げよう」


 と、ショートヘアの女性が外を見てる。


「彼女は、私が」


 と、私より背の高い女性が、婦警の娘を抱えた。


 皆で外に出ると、ナニかの倉庫のようなトコだった。でも、ナニも置いていない。

 中央に透明な円柱みたいなモノが、何かしら。


「ココは宇宙人のUFOの中だ。その円柱は、転送装置じゃないの?」


 ロングの女性が。


「それでココから逃げれるのか?」


 その円柱の前にショートの女性が。


〘ソレハ無理ダ、女タチ〙


 声が聞こえた。


 日本語だが、ドコか変な発音と声は、翻訳機か何かのようだ。

 相手が異星人なら翻訳機でも使ってるのだろう。


〘ソノ転送装置ハ、我々ニ合ワセテアル。使用スレバ、オ前タチハ死ヌコトニナル〙


「あなたたちは、何者? エイリアンかしら?」


〘君タチガ、ソウ呼ブノナラ、エイリアンデヨイ〙


「私たちを帰して!」

「私たちになんかする気でしょ。あんたら。妙な物、埋め込むなら、さっさとやって家に帰しなさいよ」


 やはりロングヘアーの女はUFOマニアか、なんからしい。


「私は、アンタたちのことは黙ってるから……でも子供とかはダメよ。エイリアンの子供なんて生みたくないし、子宮を破って出てこららたりしたら迷惑だから」


〘ハハハハ、面白イ女ダ。ソンナ危険ハナイ。我々ノ子供ハ卵カラ生レル〙


             つづく

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