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怪獣総攻撃

69話 怪獣総攻撃


  ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン


 ドアフォーンが激しく鳴った。


  ドンドンドンドン


 と、ドアを叩く音。


「枯木くーん! 居るんだろ、退避命令が出てるぞ!」


 その声は男子寮の寮長の織田さんの声だ。


「警報が、壊れたららしい。鳴らないんだ! 防衛軍基地に怪獣が出た。すぐに避難しろ!」


「わかりました!」


「エイリアンが言ったとおり怪獣が、基地を」

「あきまへんなぁ。避難しろって、何処へ?」


「とにかく、建物から出ないと」


 部屋から出ると、休日で部屋にいた人たちがパジャマやジャージ姿で、持てる荷物を持ってバタバタと。


「エレベーターが動いてないぞ!」


「避難階段使え!」


「枯木くん、わたし部屋に行って持ってくるものあるから」


「一階で待ってるさかい」

「ゾフィーさんは大丈夫ですか?」

「わいは、この体があれば……」


 一階のロビーには、寮内の人たちやら、警備兵の人たちが。


「君たちナニやってるんだ早く建物から出ないと、危険だぞ! 本部も怪獣に」

「怪獣は?」


「防衛軍の滑走路に。そして、昨日のカバゴンが海ほたるから上陸してこっちに」

「ほな、南口はあぶないなぁ……」 

「北の出口も危険だ鋸山方面からサルの怪獣がこちらに向かってる」


「ほな、何処へ逃げれば」


「わからん、とにかく怪獣のいないトコへ逃げろ!」


 と、言って警備兵が寮内の人たちを誘導してるが、ドコへ行かせるつもりだ。

 誘導してる本人もわからないんじゃないか。


 今の話じゃ海側が安全そうだが、先がない。


「エイリアンが言ったようにココに怪獣たちが、やっぱ、ゾフィーさんを狙ってるんじゃないんですか」

「あんな〜。奴らの計画の邪魔をしてるのは、わいじゃおまへんで〜」

「マコトさんのせいにする気ですか」


「枯木く〜んお待たせ」


 マコトさんが、避難階段から降りてきた。

 手に大きなバックと背にはリュックを。

 女の子はこういうときでも荷物が多い。


「一丈青さ〜ん助けてー!」


 避難階段に大きなキャスター付きのトランクを引きづった女性が。

 アレは寮長の長篠さんだ。


 マコトさんは、ボクにバックを押しつけて、長篠さんの方へ。


 マコトさんは片手でトランクを、もう片方の手で長篠さんの手を掴みコチラに。


「一丈青さーん!」


 今度は朝の夏樹さんが。階段の方から。

 彼女も寮に戻ってたのか。大きなバックを。

 ゾフィーが、素早く彼女の方に向かった。




 エクエスモービル内。


 関西支部からのエクエストーム小型機が、到着するとまだ高速道路上のカバゴンにミサイル攻撃を。


「隊長、北海道基地からの防衛軍の戦闘機がまもなく」


「そうか」


「松戸基地からの戦闘ヘリが、鋸山方面に」 


 防衛軍の素早い動きに隊長も安堵の顔を。


「我々は、まず目の前の敵を倒す!」


 しかし、クサツベアラは、あぶなくなると穴を掘り地下に。



 新ビーグル内。


 モグラたたきじゃないが、基地の何処かに顔を出し、その周辺を破壊しては地中に潜っる。


「あのヤロー。完全に基地の破壊に来てないか、オレたちより施設の破壊をメインにしてやがる」



「ヤラシ隊員。小型エクエストームに、追われるようにカバゴンが周りを破壊しながら本部に接近してきました」


「畜生、本部の眼の前に居るのに武器の補充も出来ないなんて」


 本部の裏庭。


「みんな、こっちだ!」


「大丈夫でっか?」

「ええ、ありがとうゾフィーさん」


「向こうからカバゴンがやってきます」

「出来れば変身して」

「マコトさん、こんな大勢の中では無理です」


「コボクくん、リュックの中に着替えが入ってるのもしものときは、頼むね」


 マコトさんは、ボクの頬にキスをすると寮の方に。


「一丈青さん! 彼女ドコに?」


「寮長さん……彼女は、わ、忘れ物を取りに……」


「君、大丈夫? 顔が赤いわよ。熱とかあるんじゃない?」


  ヒャキキー


「海からなんか出たぞ!」

「こっちからも怪獣だ!」


「あれ、リュウグウノツカイ?……にしては」

「アレは怪獣や、リュウグウノツカイとかじゃありまへんデカすぎるうえに、よく見い枯木くん、龍のような足があるで!」


 ホントだ巨大リュウグウノツカイに龍のような短い足があり地上に上がり歩きコチラに。


「八方ふさがりだ!」

「枯木くん、怪獣は4匹だから、四面楚歌やで」


 あんた宇宙人のくせにそんな言葉をよく。


「あれ、マコちゃんは?」

「師匠なら……わかるんじゃ」

「行ったんか、ドコへ?」

「おそらく誰も居なくなった寮だと」




 新ビーグル車内。


「畜生、ヤロー今度は何処から顔出すんだ」

「ヤラシ隊員、砲弾の交換終わりました。さすがにミサイルは尽きちまった」


   ドカダッガターン


 ナニ、エクエスの格納庫か!


 えっ、エクエス本部の格納庫の屋根を壊して現れたのはホワイティーナだ。

 格納庫を壊すと、穴の中に落ちたエクエストームを取り上げた。


「グンマ、見ろエクエストームだ!」



 モービル内。


「隊長、見えますか? 彼女がエクエストームを」

「ああ、カガミ。モービルを格納庫へ!」



 旧ビーグル内。


〘イイダ、我々はエクエストームに乗り込む、続け〙


「了解!」



 新ビーグル内。


〘ヤラシ、グンマは、そのまま地上攻撃だ〙

「隊長、武器が減りつつあります。たいした攻撃が……」

〘わかった、こっちに来て旧ビーグルに乗り換えろ戦闘能力はこっちが上だ。ミサイル砲弾も足しとく!〙


「了解!」




 エクエスモービル内。


「隊長、本部の後方に、新たな怪獣が出現しました。映像出します」


「なんだ、コイツは龍か?」

「見た目はリュウグウノツカイですが大きくて、足があります。あっ、彼女だわ!」



 エクエス本部裏庭で。


「マコトさんが、」


 おっと、この名はまずい。

 マコトさんが変身して本部に迫るリュウグウノツカイの前に立った。


 リュウグウノツカイは跳ねたと思ったらマコトさんに巻き付いた。


「ゾフィーさん、大丈夫ですか、カノジョ。戦いにくそうです」

「大丈夫だ、コスモフィストは無敵だ。えっ」

「大変だ、カノジョの足を地底怪獣が」


 地底から現れた鉤爪が付いた手がマコトさんの足を掴んで、マコトさんが前へ倒れた。

 そのときリュウグウノツカイは、大蛇のように巻き付いて絞めはじめた。


 表情は、マスク状のスーツの下で見えないが苦しそうだ。

 マコトさんがピンチだ。

 

             つづく

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