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ボクらの旅行?

61話 ボクらの旅行?


〘ココ大洗町では、海岸にうちあげられた怪獣の死骸から出現した奇妙な生物によりパニック状態で。あっ戦車が……〙



 国道。


「なんなのよこの渋滞は、ヤラシ隊員ビーグルって飛べないの?」

「無理を言うな、いくら新型特殊車両とはいえ、まえの装甲車みたいなバーナードよりは……。空は飛べないが海の上なら」



 ゾフィーたちのクルマ。


「あれ、前のビーグルが道から外れた。ドコに行くんだろう?」


「近道知ってるんじゃないの? 枯木くん」


「とりあえず、追っかけまっか」


 ビーグルは、どんどん国道から離れて海の方へ。


 新型ビーグルがどこか「ウルトラセブン」出てくるウルトラ警備隊のポインターぽいっ。

 まさか、あのクルマも。


「どうしたん?」

「あのクルマ、海の上を走るつもりじゃ」

「はぁ〜。だと、このクルマじゃ追えんわ!」


 とか、言いながらもゾフィーはついていく。

 

「ほなら……」


 前を走るビーグルは、マジ海岸方面に。


 運転するゾフィーは、あきらめずについていき、砂浜に出たビーグルの後に。


「やっぱり……」


 ビーグルは砂浜からボートのようになって海に突入。


「ゾフィーさん、まさか海には……」


 後部座席の二人が前に顔を。


「大丈夫。わい、そこまでアホとは違いますぅ」


 砂浜にクルマを止めたゾフィーが外に。


 ん? ドコかに電話してる。


 電話を終えるとゾフィーはタバコを吸いはじめた。

 そのタバコを吸い終わる頃。


 えぇ!


 マコトさんが飛んできた。あの変身した姿だが、しかも等身大だ。


「うそ、テレビで見た白い巨人だわ、パイちゃんよ! でも、巨人じゃない……」


「東さん、パイ・チャンって、ソレはパイニャンのコトですか?」


「あら、知ってるわよ、でもパイちゃんの方がカワイイわよ、ねぇ桜田さん」

「そうね、あの中くらいの白いパイパイがカワイイのよ。パイちゃんはイイわね。パイニャンなんてぜんぜんネコっぽくないし」


 桜田さんは自分の巨乳をつかんで。


 あのニャンはネコではないよね。

 パイは白でなくオッパイのパイか。そんなコト誰かも。マコトさんだっけ?


 それは、いいとして、ボクはクルマから降りた。


「あら、枯木くんも降りたわ。たしか、怪獣に食べられたときパイちゃんに助けてもらったのよね。あの二人。パイちゃんと親しいのかしら?」

「だね、なんだか話してるけど。何で、パイちゃんは今日は小さいの?」

「あたしにきかれても……。あたしたちも降りようか桜田さん」

「あっ戻ってきたわよ」



 少し時間を戻し。飛んで来たマコトの所に向かう枯木。


「マコトさんが、なぜ?」

「師匠のおよびで、枯木くんたちが困ってると、なんでも旅先にまた怪獣が出たと……」


「そうなんや、なぜかわいらが向かう先に怪獣が、コレ。わいが思うにエイリアンが、わいたちの行動を邪魔してんのや……ないかと。まあわいらだけでなく、今、町中でパニックがおきてるさかい、なんとかせえへんと」

「ボクらにはナニも出来ないんじゃ……」

「わたしもテレビでニュースを見ました。まさか、また師匠たちの行く先だとは……。わかりました行きましょ大洗町へ」


「たのむさかい。枯木くん、行くでクルマ乗り」

「ゾフィーさん、ホントにエイリアンがからんでるんですか?」

「ほんまや。また、わいらの休日を邪魔しに来よったんや、テレビで見はったやろ、アレはコスモクラブや」

「コスモクラブ? 妙な生物のコトですか」


 ボクらがクルマに乗ると巨大化したマコトさんがクルマを持ち飛んだ。


「スゴイわ、あたしら飛んでる桜田さん!」

「見て、海の上を行くあのクルマを追い越しちゃたわ」



 ビーグル。


「ウソッ、上を飛んでるのシロちゃんよ」

「なんでだ、あのクルマは枯木くんたちの……。いったいどうなってんだ?」

「やっぱり大洗に行くのよねシロちゃん」

「ホワイティーナだろ、シズナちゃん。そんな犬みたいな呼び方はやめろよな!」


              つづく

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