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都庁攻撃?

35話 都庁攻撃?


 エクエスモービル内。


「新宿一帯の避難完了!」


「ヤツの頭を狙うか」


「イヤ、足だヤラシ。足を傷めてヤツの動きを止めるんだ」


「しかし怪獣め、なんでまた浜松町から新宿目指して来たんだ?」


「だな……僕も気になっていた」

「新宿都庁が見たかったんじゃないすか」


「グンマ隊員、そんなわけないじゃない」


「わかりませんよ。怪獣って、デカいモノを壊したがるでしょ、まえに出たヤツは観音様を。昔から東京タワーなんか何度もやられて、修理が追いつかない」


「そうだな、竹芝桟橋から上陸したヤツは浜松町の駅ビル破壊し、まだ修理途中の東京タワーをよこぎり新宿に……。グンマの言うように高い建物をねらってるのもあながち」

「ですよ。ツガル隊員。観音様のときは、怪獣は仲間と思い抱きついてましたし」


「まあ、ソレはまだ正確には……」


「ソレはともかくヤツの足を止めればいいんだな。あの短い足の関節を狙う。シズナちゃん、防衛軍のミサイル攻撃も足に集中させるようと」


「わかったわ」


「あの体であの短い足、よくささえてるな」

「そうだな、本来は陸に上がる生物ではないのかもな」


「いくぜ、ファイヤー!」


 やった。

 ヤツの前足の関節に命中。

 ヤツはふせった。


 そこへヤツの前と後ろの足に防衛軍のミサイル攻撃が集中した。


  グッオオオーン


 ヤツが都庁へ着くまえに足止めに成功。


「やった。あいつ動かなくなりました。思ったより、やわい怪獣ですね」



 森目邸。


〘エクエスと防衛軍のミサイル攻撃で怪獣ペジザウルスは動けなくなり……〙


「正月から、出て来て大騒ぎしたわりにあっけないわね……」

「いいじゃないか。私等の休みが無くなるかとハラハラしたぞ。なぁ母さん」


「私は行く覚悟、できてましたよ」


「でも、あれはどうしたのかしら……死んだんでしょうか?」

「マコトさんもそう思います? 僕もアレは……あまりにも弱すぎる」


「兄貴。でも、あいつはじめから弱ってたんじゃ? ホラ怪獣処理班のトラックが見えるわ。死んだんじゃない」


「いやぁ~それにしても……。見ろ純子!」


 腹ばいの怪獣の背中に大きな亀裂が。


「ありゃりゃ背中が割れ翼らしき物が!」

「脱皮した?」


 なんだ、ヤツは虫ではない爬虫類のような体から、別の個体が。

 ヘビとか爬虫類は脱皮はするが変態はない。

 コレって脱皮?

 


「高原竜……」


「枯木、奴を知ってるの高原竜ってナニ?」


「あのペジラから出て来た怪獣が、ホラ伊豆のシャボテン公園にある高原竜に似てると思って……」


「伊豆のシャボテン公園? そんなトコあったけ? 兄貴知ってる」


「枯木くん、こちらにはそんなトコはないと思うんだけど……」


 こっちには無いのか。シャボテン公園。


「東京タワーも東京湾観音や都庁があるから、てっきり」

「枯木くん、こちらには東京スカイツリーも無いわよ」

「ええ、そういえば……」


「東京スカイツリーって? ナニ。そんなのがマコトたちの世界にはあるの?」


「はい、東京タワーより高い……不思議とまだ、アレは怪獣被害にあってないから……。あ、映画とかの話ですけど」


 だから無いのわけじゃないだろうけど。


 気にしてなかった、スカイツリー。

 マコトさんは気づいてたのか。


〘大変です、死んだと思われていた怪獣の中から新たな怪獣が出現しました。その怪獣の背には大きな翼が有り、顔は鷲のような鳥類型の……。私の知識ではグリフォンに似ていると……〙



 エクエストーム内。


「グリフォン……まあ似てなくもないが。カガミ、ヤツが飛ぶ前に翼に集中攻撃だ!」


「よし、イイダ。ミサイルと機銃攻撃だ」


「隊長、ヤツは飛べるんですかね?」


「わからん。が、あの大きさの翼なら飛ぶだろう。あんなもんが飛行して暴れられては、たまらん。まえに大コンドルが現れたが、翼を痛めつけて地上へ落としただろう。飛ばれると厄介だ……」


「よ〜し全弾命中……ん、カガミ。見ろヤツは翼を盾のようにして……」

「アレはそんなに硬いのか?」

「翼ではないのかもしれん……。カレン、アレの分析は出来るか?」


「この距離では、ドローンを飛ばします」


〘隊長、こちらモービル。もう攻撃出来ません補充に戻ります〙

「わかった」

〘ん、なんだ怪獣の足元から煙が……〙


「隊長、あの煙は?」


  クワァアアアー


「うわっ、ヤツが飛んだ!」



 森目邸。


 ウソだろ! 翼を動かさずに飛ぶのはガッパだ、頭も似てなくもないが、高原竜があのまま飛んだら、テレビで言ってたグリフォン似だが。


 下半身がまるでガメラの後ろ足みたいなロケット噴射し、空に舞い上がった。

 翼が左右に開き飛行機の羽のようだ。


「枯木、アレが高原竜?」

「いや、ボクの知ってる高原竜とはちょと違う……」 


              つづく

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