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そんな名は

26話 そんな名は


 森目邸、居間。


〘3頭も怪獣を退治した、あの白い巨人女性の呼び名をパイニャンと決めましたが……。なぜ中国語なのでしょう神居先生〙

〘深い意味はないんだよ。白い巨人は、アレはどう見ても女性のようだし。日本語で白い巨人とか巨大白女は変じゃないか、白女は、まあシロメとかハクメとも読めるが、なんか正義の女巨人シロメやハクメじゃな。英語とか、ドイツ語、ラテン語でも白い女巨人を何かを調べ考えたがどーも呼びにくいし、長くなるから、このパイニャンが呼びやすい。正式には白い女は中国語では、白色の女で、パイセニュアだが、なんとなく娘……少女にも私は思えてのパイニャンと。可愛いだろぅ〙


「とか、言ってるけどジジ臭いセンスよねパイニャンだって。そんな名は、あたしはイヤだなぁ。シロちゃんとかはお笑い芸人みたいでイヤだし。なんかぁもっとぉカッコイイ名前があるんじゃない。枯木が言ってた……」

「ウルトラマン?」

「そう、でも女だからウルトラウーマンとかウルトラガールっていうのも安直だし、可愛くないよね」

「純子、可愛いのがいいのなら、ウルトラキティってどうかしら。色も白いし」


「マコトさん、ネコじゃないですよ」

「そうだけど、わたしキティちゃん好きよ」


「一丈青さん、キティだとヒゲが生えてそうです」


「やはり、キティってネコのイメージあるのね」


 マコトさんがネコのイメージでコスチュームを思考したら、あの巨人の姿が猫耳になったりシッポが生えたりするのかな。ヒゲとかも。

 ああ、ダメだ。ソレはヤメてもらいたい、ボクは今の姿が好きだ。


「マコトさん、ネコだとケモノぽくっなっちゃいませんシッポやネコ耳が出てきたりして」


「そうね、でもソレもカワイイんじゃない」


 しまった、よけいなコトを言ってしまった。


「だけどパイニャンって名前、ネコだよね。なんかニャンニャンって」


「一丈青さん、そのニャンは娘なんですよ。パイは白ね。白い娘、パイニャンは確かに呼びやすいけど……その呼び名は僕もなんか違うよな……」


「さすが兄貴、受験生。わたしはオッパイネコかと。ぱいニャン」


 と純子はネコの手をして大きな胸をゆらした。


「純子、それじゃ子猫産みたての母ネコだ……日本の若者が皆純子みたいだったら……違うぞ、ナニか違う。なぁ枯木くん。もっとイイ名が……」


 たしかに。お兄さん!



 エクエス本部内。


「パイニャンは、オレ違うと思うな。オレは彼女をホワイティーナと呼ぶ」


「それは、ヤラシ隊員の自由ですけど。作戦中は使わないでね。ややこしくなるから」


「ヤラシのホワイティーナも悪くないんだがな、あの先生が先につけてしまったからな」


「カガミ、わかるか。ならオレたちはホワイティーナと」


「いいや、私はどうかと思うぞヤラシ。アレが出てきたときに私はシーナだと。シーナ・ジャイアント」


「イイダ、普通だな。なんかアメリカのスーパーヒロインみたいだ」


「シーナのシーは白も入ってるし。ナはヤラシの

ティーナと一緒だ。ホワイティーナより呼びやすい」


「ボクは、マリリンが」


「マリリンって、なんだよグンマ。ぜんぜんらしくないぞ。つっーかただの人の名前だ」


「海外で台風に名前つけるじゃないですか」


「彼女を台風と一緒にするな!」


「そうですが海外じゃ怪獣にもカレンとか……」


「あれねぇいい迷惑よね。カレン上陸とかカレン直撃とかカレン注意予報とか、日本に居て良かったわよ。わたし」


「呼び名だ。べつに彼女が言ったわけでもない。好きにしていいじゃないのか。どう思うツガルは?」


「ああカガミさん。僕はあの巨人は知的生物だと。怪獣とは違う。勝手にパイニャンとかホワイティーナなんて呼ばれてたらどう思うかな内心。もしかしたら、グンマ隊員じゃないが、『わたしはマリリンよ』とか言うかもな」


  ティララララララ


「なんだ、モロボシ隊員?」


「カガミさん、みんなもモニター見て下さい東京湾。海ほたる付近に潮を吹く巨大生物が出現しました」


「潮を吹くだって、クジラじゃないのか?」


「モニターで見るかぎりクジラの背とは……それに大きい」


「尻尾のような物が上がったぞ。ありゃクジラの尻尾じゃないな」


「防衛軍は怪獣と判断しました。カガミ副隊長」


「ああ、今日は隊長が休暇中だ私が。イイダ、行くぞエクエストームで出る! ヤラシたちは地上からたのむ」


「あの尻尾からすると海棲生物でも魚類じゃないな……。は虫類ぽいっけど。塩を吹くのならケモノ類。グジラやシャチの変種か?」


「ツガル、ヤツは陸に?」 


「まだだ。どんな体系かもわからんしな……まあトドみたいなヤツなら上がるが奥地には。上がっても海辺だ。とりあえず千葉県のドコかに上がるかもしれないな」


「ヤツは、どれんな怪獣だ……。とりあえずオレとグンマはビーグルで千葉方面に向う。グンマ、行くぞ」


「カレンさん、わたしは?」


「キョウゴクジくん、僕とビーグル1号でお台場へ」


「はいツガル隊員!」


 みんな出ちゃったわ。

 来るかしらブルピカちゃん。  



〘カガミだ。今、ヤツの上空だ。やはりトカゲのような体系だな……このまま行くと千葉の富津市あたりに上陸するかもしれない〙


「わかりました。ヤラシ隊員やツガル隊員に伝えます」



 ビーグル内。


「1号の装甲車風に比べたらぜんぜん違うだろ。コイツは」


「ですね。スマートでカッコイイし、乗り心地がイイ」


  ティララララララ


「どうしたカレン隊員」 



〘ヤラシ隊員怪獣は……。と、いうコトです〙


「富津か、わかった」

「ヤラシ隊員、ヤツは富津に」

「ああ、実はなオレの実家があるんだ」

「それは、大変だ!」


              つづく

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女性?にパイニャンて・・・昭和の深夜番組ならともかく、令和じゃNGでしょうw
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