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マスター同士の交流

当社比長め

「こんちゃ」


「オッ、金髪色白ショタ!!!」


「あなたはもう黙りなさい…!」


挨拶したら属性で呼ばれた。


「あんたらが日本人のマスターだって聞いたんだけど」


「あぁ、君も日本人ですか。初めまして、ススムと言います」


「私はメイ。よろしくね~」


「俺はエルガー…ん?メイド服の方がダンジョンマスター?」


「うん。お嬢様の設定を先に決めたからね」


「わたくしの容姿と性格の希望が、『モブレしてそうな汚っさん』か『即堕ち二コマが似合いそうな高飛車お嬢様』でしたのよ?そこの二択だったら、後者を選ぶに決まってるじゃありませんの!」


酷い話だ。


「しかも、ダンジョンのテーマをあんな低俗な物にして…信じられませんわ!」


「ふふん、聞いて驚け見て笑え!私こそエロトラップダンジョンのダンジョンマスターさ!」


「師匠と呼ばせてください…っ!」


「どうしてそうなりますの!?」


そんな、俺の断念した世界(ユメ)を実現させた方がいるってのか…!?


「実は俺…最初にエロトラップダンジョンを作ろうとしたんだ。でも俺は女しかエロい目で見れなくて…っ!」


「あー、やっぱあの忠告みんなされるんだね。私は万物がエロいと思ってるから全然問題なかったけど」


「俺の師匠が"強者"すぎる」


「もう師匠で確定なんですの??」


「確かに…夢を諦めた者が教えを仰ぐ気もないのに師と呼ぶのは正しくないか…」


「いや、金髪色白ショタ系弟子って字面興奮するから弟子で良いよ」


「やったー!」


「エルガー様のところのスライム!」


「トーチです」


「トーチ!なんとかなさい!」


「無理です。むしろ暴走の原因はあなたのところのマスターでは?」


「くっ、イイ性格してますわね。同じわたくしの癖に!そこの、英霊とハーピィ…英霊とハーピィ!?初心者なのに!??──こほん、そこの二人、マスターを止めるのを手伝いなさい!」


「忙しないな嬢ちゃん。あと悪いが、楽しそうな主を邪魔するのはできねぇんだわ」


「ん。ご主人様…わたしを自由にさせてくれる…ご主人様も…自由で良い…」


「ススム様!」


「多分僕がどう窘めても『シコい』しか返ってきませんよ」


「私のこと良く分かってるねぇ。流石スーツ姿のくたびれたおっさんなんてドエロい属性してるだけある」


「恐縮です」


「あっ、だ、ダメっす!えっちな目で見るの禁止っす!」


「グフフフフフフ」


「気色悪い笑い方をしないでくださいましっ!」


「そういやダンジョンマスターの容姿ってどうやって決まってんの?」


「神の気分です。そのとき刺さっている性癖とも言います」


神、性癖広くない??


「この多様な世界を作り出した神ですよ?」


なるほど(?)


「なんか主が増えたみたいだな」


「会話が…早い…びっくり…」


なにやらウチのモンが面食らってるな。


そういえば…師匠もススム先輩もスライム以外は連れてきてないのか?


「スヴェンとかケーニみたいなガチャ産魔物連れてるヤツ少ないな」


「ガチャ産は貴重な戦力だからねぇ。もうダンジョンのギミックやらボスやらに組み込んじゃって動かせないって人けっこういるよ」


「そもそも理性や意思のある魔物はレアということもありますが」


「もしかして俺めっちゃ運良い?」


「めっちゃ運良いよ」「めっちゃ運良いですよ」


知らぬ間に神引きしてたわけか…配信すれば良かった。爆死勢の怨嗟の声、聞きてぇ…!


「そういや師匠のスライムが金髪高飛車お嬢様なのは分かるんだが、ススム先輩のスライムが元気系ポニテ後輩女子なのは意外だな。先輩の趣味?」


「ようやく僕に触れてくれたっすね!先に答えを言っておくと、この人は僕の容姿・性格にはノータッチっす!」


「彼は要望をあまり言わない方で、淡々と職務を行っていたところ、雰囲気があまりにも暗くなり、『楽しくない!』と神がテコ入れした結果です」


よく知ってんね。


「分身同士は記憶を共有できるので」


──対戦相手が揃いました。ガロン、エルガー両名を転移します。


頭の中に中性的な声が響く。神か?


「お、出番みたいだねぇ。いってらっしゃい!」


「ご武運を」


「頑張ってください」


「応援してるっすよ!」


「いってきまーす」

ススム(特にこだわりがないので前世の本名そのまま)

日本人の先輩その1。社畜の人。滞在時間ではなくキルスコアを稼ぐ派。ジャンルはグロホラー。「こんな邪悪なダンジョンは一刻も早く潰さねば!」と挑む強者が結構いる

分かれ道が多くあるタイプのダンジョンであり、ルートによって「片腕を捥がないと出られない部屋」がある

スライムの名前は「ライ」。由来はス「ライ」ム。このネーミングについて本人は「この名前付けたダンジョンマスターって他に二人いるんっすよね~。ま、この人が名前呼ぶスライムは僕だけだから良いんすけど!」とのこと


メイ(由来は「メイ」ド。先にジュレがお嬢様を選択したので)

日本人の先輩その2。エロトラップダンジョンの人。エプロンドレス姿のお姉さん。快楽堕ちからのリピーターで結構盛況

スライムの名前は「ジュレ」。由来はゼリーっぽかったから。このネーミングについて本人は「せめてもう少し捻ってくださいまし!」とのこと。よくエロトラップの実験にされる

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