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英霊の夢
短い
(目立つなぁ…)
(目立ちますね)
晴天の下、街を闊歩する全身黒鎧の大男。衆目を集めるに決まってたわ。
(なんかすまん、主)
(マァ別に隠密行動してるわけでもねぇし、良いけど)
(居心地が良いわけはない、といったところでしょうか)
(そんな感じ〜)
スヴェンに《読心魔法の指南書》を使っておいたから、問題なく会話に入れている。
(いっそお前、保護者役した方が良いんじゃねぇの?)
(ヤ、ヒト型の魔物を見分けられる冒険者は結構いるぞ)
マジか、なら止めとくか。予定通りにしよう。
※ ※ ※
従魔登録はつつがなく…マァうん、魔法使いじゃなかったのかとめちゃくちゃ詰められた以外はつつがなく終わった。専門外のスキルは普通持ってないなんて常識知らねぇよ。トーチが機転効かせて「父親が死霊術師だった」って言ってくれて良かった。親から才能受け継ぐパターンはあるのな。
(なぁ、主。礼言わせてくれ)
急にどうした?
(俺は召喚されるまで天界にいたんだが…死んだ後の世界を見てみたかったんだ)
なるほどな。
(だから、ありがとな、主!)
どういたしまして〜。




