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真剣に読まないように(続)。

ゆきおんな。

作者: caem


 さりげなく仰ぐとチラホラと


 舞い散る粉雪は掴めない 涙が凍ってしまうほどに


 だから分かったんだ現実は 何も叶わないと諦めていた


 降り積もってゆく粉雪が積み重なってゆく度に


 凍えてゆく吐息と ただ折り重なる


 いまはまだ 抱きしめてはいたけど


 やがてぜんぶ 溶けていくだろう


 それはきっと 迷っていたせいだったのでしょうか


 気のせいだったのかもしれませんけど 明日になれば


 なくなってしまわないようにと 見つめている


 ワタシは雪女だったから


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― 新着の感想 ―
[良い点] 読んでいるだけで凍えてきそうな詩ですね。雪女というと人を凍死させてしまうような恐ろしいイメージだったのですが、こういう切ないお話もいいなと思いました。
[良い点] 切ない(´;ω;`)
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