ゆきおんな。
さりげなく仰ぐとチラホラと
舞い散る粉雪は掴めない 涙が凍ってしまうほどに
だから分かったんだ現実は 何も叶わないと諦めていた
降り積もってゆく粉雪が積み重なってゆく度に
凍えてゆく吐息と ただ折り重なる
いまはまだ 抱きしめてはいたけど
やがてぜんぶ 溶けていくだろう
それはきっと 迷っていたせいだったのでしょうか
気のせいだったのかもしれませんけど 明日になれば
なくなってしまわないようにと 見つめている
ワタシは雪女だったから
さりげなく仰ぐとチラホラと
舞い散る粉雪は掴めない 涙が凍ってしまうほどに
だから分かったんだ現実は 何も叶わないと諦めていた
降り積もってゆく粉雪が積み重なってゆく度に
凍えてゆく吐息と ただ折り重なる
いまはまだ 抱きしめてはいたけど
やがてぜんぶ 溶けていくだろう
それはきっと 迷っていたせいだったのでしょうか
気のせいだったのかもしれませんけど 明日になれば
なくなってしまわないようにと 見つめている
ワタシは雪女だったから
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