表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【2巻発売中!&コミカライズ】俺だけ《確定レアドロップ》だった件~スライムすら倒せない無能と罵られ追放されたけど、初めて倒した一匹から強武器落ちました~  作者: みんと
第四章 アルトヴェール 編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/195

第81話 ギルドラモン凱旋


 俺たちが転移でギルドラモンを訪れると、すぐに人だかりができてしまった。

 まるで待ち伏せでもされていたかのように、次々と人が寄ってくる。

 なんだか前にも増して、活気がある気がする。


「ロインさん……! おかえりなさい! あんたはこの街の英雄だよ!」

「英雄ロインのご帰還だ! ここはあんたの第二の故郷だからな! いつでもこいよ!」

「おうロインさん! うちの店によってくれ! サービスするよ!」


 などと、みんなして俺を持ち上げる。

 いったいどういうことなんだ……?


「ちょっと待ってくれ……状況がいまいち飲み込めないんだが……」


 俺がうろたえていると、一人の男が説明を始めた。


「ロインさん、俺から説明するよ」

「あ、あんたは……!」


 説明をしてくれた男は、以前のベへモス戦で、俺たちが救った冒険者だった。

 そうか、元気でやっているみたいでよかった。


「この街は、ロインさんのおかげでベへモスから救われた……」

「ああ、まあ……そうだな」


 ベへモスがここに来たのも、もとはといえば俺がこの街にいたせいでもある。

 だから、そこまで感謝されるのも、申し訳なく思うなぁ。

 幸い、クラリスの活躍もあって、死傷者は出さずにすんだが……。

 建物などの損害が大きかったし……。

 でも、見たところ、もうすでに復興はほぼ終わっている感じだった。

 というかむしろ、いろいろと街が豪華にすらなってそうな気がするんだが……俺の気のせいだろうか。


「それに、ロインさんが残していってくれたベへモスのドロップアイテム、あれがすごかったんだ……」

「ああ、そういえば……そんなのあったな」


 俺は、ベへモスのレアドロップアイテムを確認さえせずに帰ったからな。

 あれからなにがあったのかは、さっぱりだ。


「それで、そのドロップアイテムはなんだったんだ……?」


 街がこんなに活気づくほどのものだったのだろうか。

 あ、そういえばこれも忘れていたが……俺の運のステータス、9999になったんだったな……。

 レアドロップアイテムにも、その恩恵があったのだろうか……?

 そのへんも未確認なままだ……。

 俺はここしばらく、魔王軍やギルドのことばかり考えていたから、すっかり抜けていた。


「そうそう、そのベへモスのドロップアイテムですがね、これです。見てくださいロインさん」

「ああ、見させてもらう」


 俺は、男からそれを受けった。



《ベへモス・ハート+++(プラストリプル)

レア度 ★77

ドロップ率 ???

説明 高熱を発し続ける赤い宝玉



「おお……なんだかすごそうだ……」


 ベへモスハートというらしいその宝玉は、魔力を通すと、それに応じて熱を帯びるというものだった。

 それだけでなく、素材アイテムとしても使えるそうだ。


 この、+++(プラストリプル)というのはなんだろうか……?

 通常の素材よりも、価値が高いだろうということはわかるが……。

 まさか、運9999による恩恵なのだろうか。

 だとしても、通常のベへモスハートを知らないから、まだよく違いがわからない。

 まあ、それはいずれ、他の素材を獲っていけば、わかることだろう。


また5位に落ちてしまいました……

評価をいただけると大変励みになります……!

まだの方はぜひ検討していただけるとうれしいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

《▼カクヨムで新連載はじめました▼》
  【続編】『アイテム至上主義!』~近未来のダンジョン都市NEOトーキョーで俺だけ【確定レアドロップ】な探索者生活~
ぜひ応援よろしくお願いしますね!確定レアドロップの精神的続編です!
  ▼▼▼ 大好評発売中 ▼▼▼
    ★画像タップで購入ページへ飛びます★
html>
《▼カクヨム版はこちらです▼》
スライムすら倒せない無能と罵られた俺のスキルが《確定レアドロップ》だった件。ようやく倒せた初めての一匹がきっかけで、ハクスラの連鎖が止まらない!世界最速で世界最強の勇者を追い抜きます
コメント欄解放中!先行公開!
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ