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【2巻発売中!&コミカライズ】俺だけ《確定レアドロップ》だった件~スライムすら倒せない無能と罵られ追放されたけど、初めて倒した一匹から強武器落ちました~  作者: みんと
第四章 アルトヴェール 編

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第74話 新ギルド設立


 翌日、ギルドラモンから持ち帰った、ミレージュ周辺にはない素材を見せると、みんな喜んでくれた。


「おお! これは素晴らしい! この辺ではめったに手に入らない商品ですよ!」


 商人たちが嬉々として商品を持って行った。

 これで、さらにここは裕福になるはずだ。


「それで、ロインさん。これから、どうするんです?」


 とサリナさん。

 そう、俺はなにも金儲けのためだけにこんなことをしているのではない。

 集めた人と金で、やりたいことがあった。


「そうですねぇ。そろそろいいかもしれない」


 魔界からの襲撃は、どうやら俺のいる場所に来る。

 それは、先日のギルドラモンの一件からも明らかだった。

 つまり、敵のやってくる場所はある程度予想できるということだ。

 だったら、俺のいる場所に最強の軍団を用意すればいい。


「俺は、このアルトヴェール領に、新しいギルドを作ります!」


「新ギルド……!?」


 俺の発言に、サリナさん含め、商人たちも驚いた。


「ここにギルドを作って、冒険者を集めます! それで、俺はアルトヴェール領で、魔界からの攻撃をすべて引き受けようと思う。そうすれば、ミレージュやギルドラモン……ほかの町のみんなは、平和に暮らせるだろう?」


「ロインさん…………」


「もちろん、アルトヴェール領に住むというのは、それなりに危険だろう。だから、この考えに賛同できない人は、去ってもらってもいい」


 俺はここを、最強の冒険者たちの要塞としようと思う。

 物資を集めて、魔界との前線基地にするんだ。

 俺になら、このアルトヴェール領でなら、それができる。


「ロインさん……感動しました! 世界の平和のために、そこまでするなんて……」


 サリナさんにそう言ってもらえるのはありがたい。

 だが、それだけでなく、商人たちも称賛の言葉を述べた。


「ロインさん! あなたの考えは素晴らしいですよ! 我々も、ぜひ協力させてください! 商会をあげて、活動を支援させていただきます!」


「シュトラウスさん……ありがとうございます」


 商人たちもほとんどが賛成してくれた。

 これで、資金も人脈も、心配はなさそうだ。


「よし、これからギルドを作り上げるぞ……!」


 俺はその準備に取り掛かった。

 そしてあっという間に一か月が過ぎ……。


 アルトヴェール領に、冒険者ギルドが完成した。

 城のエントランスを改造して、集会所を作った。


 まだ冒険者は少ないが、これからどんどん発展していくことだろう。


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