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転生騎士の英雄譚  作者: 青空
覚醒
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5 ジェフリー・カーティス

俺の名前はジェフリー・カーティス


いちおう騎士爵家の長男だが、どうせ一代限りの名誉爵位。俺が家を継ぐことはない。


父であるカイル・カーティスは王都でもそこそこ有名な騎士であったらしく、引退と同時に爵位とほんの少しの領地を下賜されたらしい。


ぶっちゃけこんな辺境に領地を貰ってもしょうがないじゃん。


と、この話を聞いたときは思ったが、父と妻であるエーファ・カーティスはノリノリでこの地に引越し、自給自足の生活を始めたという。


なんでも、雑多な王都よりも辺境の田舎で家族のんびり暮らすのがずっと夢だったのだとか。


まあ、俺もここの生活は気に入っているし、7歳の妹エリーも可愛い。家族4人での穏やかな暮らしは“幸せ”だ。


とはいえ俺だって男だ。


時折父を訪ねてくる元部下のギルバートおじさんとかを見ていると俺もいつかあんなかっこいい騎士になりたい!って思っちゃうわけで・・・。


父さんに相談したら


「よし!とりあえずまずは筋トレと素振りからだ!」


って父さん特製の木剣をくれた。


その日から5年間毎日欠かさず素振りをしてきた。最近は体力もついてきたから父さんとの摸擬戦もやっている。


今日こそ一発入れてやるんだ!


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