表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/37

私の兄

 あれから数週間、赤ん坊生活にも少しずつ慣れてきた。


 慣れて良いものなのか…


 それからどうやらここは日本でも外国でもない場所らしくて、色々困惑。


 昔よく小説で読んだファンタジーの世界によく似てるみたい。


 何ちゅう世界に産まれたんだか…

 まぁ普通よりは面白いか。


 ちなみに私には兄がいた。


 それまた将来有望なイケメン君。とっても可愛がってくれてるけど精神年齢は私の方が上なのよ…


 それにしても暇


 動けないからなにも出来ない。


 あぁ、早く成長しないかなぁ…


 

 ガチャリ


 「ルミア~!お兄様が絵本持ってきたよ~!読んであげるからね~♪」


 あ、兄だ。


 兄は母親譲りの金髪でふわふわな天パですね。たしかお母さんが祖母譲りだと兄に話してるのをこの前聞いた。


 そういえば私自分の顔とか見たこと無いな…


 どうにか見れないもんかな、結構重要なことだし。

 この美形家族の中1人だけ顔が残念だったら嫌だなぁ…


 「そうしてお姫様は王子様と結婚して幸せに暮らしました!おしまい!ルミア~面白かった~?」


 全く話し聞いてなかったけどこんなキラキラの笑顔で言われたら笑うしかない。


 「きゃっきゃっ!」


 「そっかそっかぁ~!よかったぁ!」


 笑顔がすごい可愛いです兄


 「そうだ!ルミアに良いもの見せてあげる!」


 取り出したのはなんと鏡。


 ナイス!兄!


 「ほらぁ!見える?僕の可愛い妹!」


 ものすごく兄がニコニコしてそんなことを言ってるけどそれはおいといて私の顔を見てみる。


 髪はやっぱり赤ん坊なだけあって薄めで若干悲しくなったが綺麗な青色だった。


 父親譲りかな


 顔は結構上々かもしれない。


 まだ赤ん坊だからどうなるかは分からない


 やっぱり今後を期待しよう。


 まぁ自分顔がみれて良かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ