第04話 探検に出よう
この地に来てから三日
とりあえずここで出来る事はやった、おそらく。
なので探検に出ます。
ちょっと寝不足だが寝られる時にちょくちょく寝ている。
早く安心して寝られる場所がほしい。
ただまぁ、昨今のテンプレ異世界やSF世界がいいとは限らない。
奴隷にされたり、人体改造されたりとか嫌だから。
そういった物語っぽい世界じゃないといいなぁ……。
だぶんチートとか無いし。
ハーレムって疲れないのだろうか?
いや、決して否定はしない。物語としては結構好きなジャンルだ。
ただ自分が巻き込まれたくはない。
政治とか人間社会のドロドロとか、お腹いっぱいです。
あれは地球だけでいい。もう巻き込まないで……。
何にせよ、為る様にしか為らない。できる事をしていこう。
探検の目的に以下の3つ
1、安全地の確保
できれば警戒なしで寝られる場所が欲しい。
2、飲食物の確保
体調不良時の事も考えて、一週間分程の備蓄は欲しい。
あと塩などのミネラルは早急に発見する必要がある。
3、友好的知性体の確認
友好的なのが最低条件、襲ってくるならそこらの獣より性質が悪い。
最悪言葉を話せなくても、友好的てあればいい。
生命体でなくとも知性体であれば、なんらの文明を持っている可能性はある。
文明があれば今後の展望が開ける。
最低限の文化的生活はしたい。
主に睡眠と食に対しては切実だ。
さあ行こう。虎穴に入らずんば虎子を得ず。
俺は君子(政治家)ではないので危検に近寄る必要があるのさ。