表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界…かな  作者: がるぴん
第1章 出発
3/73

第03話 ここはどこ?

 

 次に安全の確保だ。


 完全な安全地帯などない。

 第一、ここでの危検が何かが分かっていない。


 蛇のように木に登ってくる奴が居るかもしれない。

 猪もどきのように、でかい獣がわんさと居るかもしれない。

 茂みには寄生虫が居て入ったら最後かもしれない。


 何にどれくらい注意を払えばいいのかが判らない。


 地球ではない(仮)のだ、先入観はよくないだろう。


 が、考えても判からないので、森の入口にほど近い大きな木の下に猪もどきの革を敷いて、休むことにした。


 この辺りは下草がなく、辺りがよく見える。

 少し離れた所にやぶがあって、座っていれば遠くからは隠れて見え難いからだ。


 火は焚かないほうがいいだろう。

 地球の、ほ乳類は火に興味をもって寄ってくると聞いた事がある。


 ここでも同じだとは限らないが目立つ事にかわりはない。


 そして、ようやく情報収集だ。


 まあ簡単な所からいくと物理方測は、ほぼ変わりがないと思っていいだろう。


 立って歩けるのだ。重力も慣性も摩擦力も同程度のはずだ。


 物質の構成なんて解らないので置いとく。


 火がつけられて肉が固化するのだ。

 たぶん肉はタンパク質っぽい何かが主成分だし、葉や枝など植物は有機物だ。


 地球との違いなど、些細なものだろう。…ということにしておく。


 あと方位磁針がちゃんと働くのだ。

 ここがどこにせよ、地軸があって磁場がある事はほぼ間違いないはずだ。


 球形をした惑星であろう。


 まあ、とんでも理論でできている可能性は捨てられんが…。


 それを言ったら終わりだ。全て仮定の話だがそれでいい。


 今は行動だ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ