表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界…かな  作者: がるぴん
第1章 出発
2/73

第02話 水は大切

 

 この三日、情報収集ばかりしていわけではない。


 もちろん、喉も渇けば、腹も減ったのでロに含める物を探したりもした。


 とりあえず、現在の俺の所持品を書いておこう。


 ・衣類:Tシャツ 3枚 、カーゴパンツ 2着 、下着(トランクス) 3枚


 ・収納具:大型のバック1個、ポシェット 1個


 ・小物:タオル 5枚、十徳ナイフ 1つ、砥石 1つ、メモ帳 3冊、サイフ 1つ、

  ターボライター 1つ、裁縫セット(100円均ー品) 1つ、4色ボールペン 1本、

  2ℓペットボトル(中身お茶未開封) 1本、500mlペットボトル 1本+空1本、


 ・他:ス二一カー 1足


 つっこみは聞かない。

 仕事帰りだ、工具類は置いてきてしまった。

 大型のレンチでもあれば、武器にできたのに……。


 たばこは吸わないがライターは仕事で偶に使う。

 空港ではじかれる為、手持ちであった。

 十徳ナイフは私物だ工具箱から到着後持ってきた、一応ブランド物の良いやつだ。

 砥石は5センチ角もない歪な形をしている、形見だ。


 携帯とかPCも持っていたんだが、日用品の入ったカバンもろともどこかにいった。

 こっちに来た時に失くしたか、むこうの世界に置きっ放しかわからない。

 時計はしない主義だ。


 十徳ナイフは役に立った。方位磁針が付いていたのだ。

 何が幸いするかわからない。

 飲物はバスに乗る前にコンビニで買った、俺汗っかきでよく飲むのだ。


 細かいことはいいか…。


 とにかく、たいしたものは持っていない。


 自由に動けるのはもって1、2日といったところだっただろう。

 その時間を使って、できる限りの情報収集と食料、水の確保を目指した。


 結果を言おう。



 食料


 猪もどきさん、ありがとうございます。


 猪を捌くのは初めてだったがどうにかなった。


 十徳ナイフさんすごいよ、予想以上に役立ったよ。

 ちゃんと切れたんだね。


 血や内臓は捨てるしかなかったが、肉、皮はいただきました。

 肉はとりあえず全て遠火で火を通した。

 ライターさんありがとう。


 この地でも枯葉や乾燥した枝はよく燃えた。

 肉の味は馬肉に近く臭みはなかったが一寸すっぱいか?

 腹は下さなかったので良しとしよう。


 皮は処理の方法が解らなかったので、なめさず敷物にしている。

 けっこう固い。


 水


 歩いて1キロもしない森の入口付近に小川が見つかった。

 川幅は1メートル程か。


 ただ、直接は飲みたくない。最低でも沸かしたいし、できればろ過したい。

 空のペットボトルに汲みはしたがとりあえず保留。


 あと、水代わりになったのが葉と果実の合いのこみたいな植物。


 ねずみっぽいのと小型の猿っぽいのが、かじっているのを見たので一か八かで食ってみた。

 皮の部分は食えなかった。

 硬くて苦くてアロエの皮みたいだ、くちびるが少し腫れて焦ったが1日たったら引いたので助かった。

 漆科っぽい植物かも知れない。


 ただ、実の部分は食えたというか、味は殆どしない水の塊みたいだった。

 アロエより歯応えはないし、かじると水がドバッと出てくる。

 サボテンみたいに水でも蓄えているのだろうか?


 とにかく水分はどうにかなりそうだ。


 助かった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ