プロローグ
俺が…、もしこの軍閥に入っていなかったら…
俺が…、もし日本名のミドルネームを持っていなかったら…
.
.
.
.
.
彼女には出会ってはいなかっただろう…。
.
.
.
.
.
.
20XX年.英国.ケンブリッジ州
.
.
.
.
.
?:ここが俺の新しい職場か…。
.
.
.
.
.
俺の名前はコーネリウス・大希・バーグ、今日からここ、ケンブリッジ軍閥国家機密軍1科に所属する事になっている19歳だ。
.
.
.
.
.
コ:さて…、中に入るか…。
.
.
.
.
.
俺は、ケンブリッジ軍閥の如何にも重そうな扉を開けた。
.
.
.
.
.
コ:あの、すいません!!.
.
.
.
.
?:お前…、新入りか?
.
.
.
.
.
一人の如何にも俺より年下そうな男が出て来た。
.
.
.
.
.
コ:はいっ!!今日からここの国家機密軍1科に所属する事になりました、コーネリウス・大希・バーグと言いますっ!!
?:そうか…、お前が今日入って来るって言っていた新入りか…。
あっ、俺は国家機密軍1科の少佐のショーン・クロディーヌだ、よろしくな、コーネリウス。
コ:はいっ、よろしくお願いしますっ!!クロディーヌ少佐!!
シ:おいおい、ショーンでいい。
何にせよこの軍閥にはクロディーヌって付く奴があと5人もいるんだからな…。
コ:ご、5人ですか?
シ:あぁ…、ちょうど今いたっ!!
おいっ、ナディアっ!!
.
.
.
.
.
ショーン少佐が呼んだナディアという女性は、巨乳でスタイルよしと正に美女だった。
.
.
.
.
.
シ:コーネリウス、こいつは俺の妹で国家機密軍1科の少尉のナディア・クロディーヌだ。
ナディア、こいつは今日からうちの科に入ってくるコーネリウス・大希・バーグだ。
ナ:ナディア・クロディーヌです…。
よろしく、バーグ隊員。
コ:コーネリウス・大希・バーグです。よろしくお願いします、ナディア・クロディーヌ少尉。
.
.
.
.
.
これが、俺と彼女との出会いだった…。