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第三幕

ようやく(?)蓮子の登場です。

秘封倶楽部揃い踏み←


第三幕


結局モバイルは蓮子の家にあった。全く、とんだ人騒がせものである。そうしてモバイルを取り戻した蓮子に二通の手紙を渡した。


 岡崎研究室からの手紙は毎回深紅の封筒に入れられて送られてくるので、すぐわかる。そしてその内容はいつも突拍子もない内容なのだ。

岡崎教授はなにかと私たちを自分の物にしようとしてくるから困る。その気はないと言っているのだけど。この封筒を無視すると、校内放送で呼び出されるから呼び出しには従わざるを得ない。この学校の場合は町内放送と言った方が規模的にしっくり来るけど。

それでも、その深紅の封筒を後回しにする蓮子は凄いと思う。

「七瀬アリス…ってあのアリスさん?」

「そうよ。中にマーガレット人形座 座長 七瀬アリスって書いてあったから」

「先に読んだのね」

「蓮子が遅れてくるのが悪いんじゃない」

「それを言われると耳が痛いけどね」

「ホントに?」

「嘘。」

全く、この相棒は…。

そのあと二人は予定が問題ない事を確認してアリスさんに見に行くので挨拶に向かう旨を伝えるメールを送った。

彼女は元気だろうか。蓮子は彼女の相談に対して、あまりに絶望的な答えを出した。いや、明確には伝えていないんだけど。一瞬だけ現れたように思われた彼女の家族とは話を出来たのだろうか。まぁ、彼女の文面や舞台に上がっていることから順調ではありそうだけど。

蓮子は「そんなに心配しなくてもいいわよ。きっと上手くいってるから」と言っていた。


 なんだかんだと言いつつも彼女の劇が楽しみなのは、私も蓮子も一緒のようだった。


そうして4/15、舞台の当日がやってきた。







次回、ついに舞台に行きます。

アリスは出てくるのか!?


的な感じでまったり待ってください。

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