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くたばりぞこないのモノローグ  作者: 妻戸裕次


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14/19

第13話セミとビートルズの七日間ブルース

猛暑日7日。

セミは、それで十分だった。


洗濯干場には、きのうの抜け殻。地面には、あしたを夢みるセミの穴。


たった七日間。

されど七日間。

ミンミンミンと、この世の全力を叫びきって、あした、土へ還っていく。


今朝は、きのうとあしたの狭間(あわい)。その真ん中で、ビートルズが歌っている。


クレヨンを一本。

パステルをひと刷毛。

クレパス色の夏のなか、

セミとビートルズが肩を並べる。


前世と来世の間(あわい)を、ひらりと飛んで、セミは静かに逝った。


罪と功ののぞき穴から覗けば、あの日見たセミのように、ボクも今日を、リアルに生きてみたい。


デジャブとジャメブの隙間では、ビートルズは、まだ歌っている。セミは、まだ鳴いている。


人生なんて、七日でも七十年でも、ラストはきっとアンコールなし。


ノンアルか!! 

意味ちゃうがな(笑)


だから今日も、

ミンミンミンと笑って、

ロックンロールで生きていこう。


ヨロシク哀愁!

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