塔
神話を元に作ってみました。
ーーーーーーゴォォォォン(雷の鳴音)
賑やかな街は突然、雷と雨に包まれた。
教団:神を信じますか!!!!
1人の教団は走りゆく街人に問いかける
教団:我々人間は神のお怒りに触れた!!
大輝:神の怒り……か
教団:我々と共に天まで届く塔を作ろうではないか!!
〜1週間後〜
雷雨はやまない。やはり神が怒ってるのではないか街人はそう考える、1人が考え発言することによって、連鎖的に街人の考えが統一していく……
教団:皆様、大変お集まりいただきありがとうございます。これから皆様で天まで届く塔を作るのです!
街人達:なるほど!!
〜2日後〜
ついに死亡者が現れた。だが現実そんなもんだ。天まで届く塔を作るなど無謀な話だ。
〜4日後〜
ついには餓死者が出できた。高い塔を作っていて、この時点の往復で2日はかかるはずだ。降りてる途中に食料が切れて、次々と人がなくなっていく。
大輝:ここに希望はあるのか!!
教団に問いかける
教団:分かりません!
街人達:どういうことだ!
教団:言葉の通りです。完成したとこで神に出会えるかなんて分かりません。現実的な話99.99パーセントないんですよ!ですがその僅かな可能性を信じて、建築し、神々を説得し、豊富な食料を食べ、みなが幸せに生きていくにはこんなイカれたことしか出来ないのです!ですがこんな雷雨の日々が続いては……あなたたちも精神的に持たない!そうでしょう!?
街人達:たしかに……そうだな
〜1ヶ月後〜
ついに建築参加者の3分の2が死亡していた。その中で大輝だけはしぶとく生き残れていた。人々が汗を垂らし、血を垂らし、倒れてなお、大輝は人々のため命をかけて動いていた。
〜2週間後〜
ついに完成した。ありえないほど早いが、実際大輝のお陰が半分だと思う。
大輝:やっと完成した!
教団:そうですね!大輝さん!
突如視界が真っ白になる。皆は死を覚悟していた。
〜2時間後〜
大輝は見知らぬ土地で目を覚ました。
大輝:ここは……
1時間ほど歩いてやっと街に着いた。だが様子がおかしかった。
大輝:誰もいない?塔もない……夢……か?
そんなはずないと思った。大輝は苦痛を知り、皆とともに死を覚悟して建設してきた。今だって怪我が残っていた。
大輝:あ!教団の人だ!
教団:”)¥¥’']'$)$"¥"’""”"$"
大輝:え……?
ここまでの話はまるで旧約聖書「創設記」に出てくる物語、「バベルの塔」によく似ていた。だが旧約聖書の「創設記」では完成していなかった。だが今はどうだろう1ヶ月2週間というありえないスピードで完成したことだ。普通何十年何百年じゃないと、この高さは作れない。
大輝:もしかして他の人も……
民衆:;¥;;@(&]♪И[¥]
大輝:やっぱりそうだ……民衆もおかしい……うわぁぁぁぁぁ!!
この状況の苦痛に耐えられず思わず叫んでいた。叫んでもこの状況はどうしようもなかった。大輝は逃げ出した。少なくとも同じ言語を話す人間一人はいるだろうと。だがいなかった。
Fin
御愛読ありがとうございました。




