いつもの日。
ピピピピピピピピピピピピ
そのやかましいアラームの音はいつも私の耳を殴りつけるような音と、スマホアラーム特有の不協和音を奏で、叩き起こす。
うるさっ…
もう朝?なんで寝てる間はそんなに時の流れが早いの…?
今日も仕事か……。
重たい体をゆっくりと持ち上げる、寝ぼけ眼でひどく散乱した部屋を見渡す。
にしても、汚い…。いや、片付けようとはしてるんだけどさ…。親に見せたらどんな反応するのかな?
そして、窓の外を眺める。そこには逆光に照らされ、美しく光る地球があった。
群青色の海に、豊かな色彩の緑の大地が織りなすその光景は美しいと、22年間月で生まれて育ってきても、そう思う。
今日晴れか……。
そんなこと、どーでもよくて。
早く準備しなきゃ。
あれ…スマホ…。あった。
なんか昨日ライン来てたんだったな……。
________________________________________________(昨日)
[メイト]
「今度どっかラーメン屋行かない?できれば家系で!」
[吉川]
「おっ‼️いいな!吉村家とかどう❓家系だし、月面モノレール使えば一瞬だし。」
[木村]
「いいですね!家系ラーメン、僕の家ん近くそういうのないんでいきたいです」
[メイト]
「木村くん、そういえば奈駒市だったっけ?あんまないらしいね」
[吉川]
「日程とか決めようぜ!でもまだミーシスから返信来てないから明日とかだな」
[木村]
「そうですね、あんまないっす。」
[メイト]
「そうだね、明日まで返信待と」
__________________________________________________(今日)_________________________
[ミーシス]
「ごめん、返信遅れた」
[メイト]
「返信来た!どう?ラーメン行けそう?」
[木村]
「日程合わなかったら別日でもいいですよ」
[ミーシス]
「来週の午後9時からだったらいつでもいいよ みんな空いてる?」
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……みんな仕事行っちゃったか。既読ついてないし。私結構近いから多少遅くても大丈夫なんだよね。
まいいや。最悪仕事中見れるし。
……よし、定期持った、鍵閉めた、財布ある。スマホ。よし、行くか。
電車の外から見える電子広告板は1週間で一度変わる。今週は、NOVAの広告だ。
メイトもあの靴とか持ってるのかな。
月人に適した形状の靴ね……ちょっと気になる。
私もメイトも月人だから、できればお揃いとかにしてみたい。
電車の大きな窓からは、真っ黒だが、幾つもの星々が煌めく空が広がり、朝と夜の長所を混ぜたような……。
そしてはるか遠方にはクレーターがポツポツとあるが、大昔の大量絶滅の名残らしい。
そんなことを考えていて頃には、職場の最寄り駅に着いていた。
いつもの改札。たまに前の人がつっかえると焦るからちょっとドキドキする。
職場に着き、いつものようにお客さんの旅行プラン考える。
仕事はmoon travelのコンサルタント。
たまに頭おかしいようなスケジュール考えてくる人いるからやだな。
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仕事終わりーー
はあー……今日も疲れたな…。今日の客は特にやばかったな…。ちゃんとこっちは考えてるのにさ…すぐ否定から入るし。これなんかどうですか?って言って提案しても、「いや、こっちの方がいいんじゃ?」とか言うし。あなたはなんでここ来たん?って言いたくなったけど、我慢しなきゃね。
多分あーいう人ってやっぱ嫌われてるのかな?
まあいいや。
早く家帰ろ。
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家に帰ったらあとはパパッと風呂入って、ご飯(コンビニの菓子パンと卵かけご飯)を食べて、相変わらずごちゃごちゃのベッドの上に寝転がってスマホで時間を潰す。
その頃にはすっかり逆光も出ておらず、夜であることを証明していた。地球の輪郭はうっすらと見えてはいるが朝とは正反対のような景色。
…あ、そういえばライン確認しなきゃ。
_____________________________________________________________________(今日)________________
[吉川]
「返信遅れた 空いてる‼️」
[メイト]
「空いてるよ」
[木村]
「空いてます」
[ミーシス]
「またしてもごめんね 返信遅れちゃった」
[木村]
「全然大丈夫です!空いてるから行けそうですね 来週の火曜日行きましょ!」
[メイト]
「OK!」
[吉川]
「OK!」
[ミーシス]
「わかったよ」
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そのあとは特に何もせずさっさと歯を磨いて、寝た。
これが、私の月の日常。
あとがき
こんにちは!あぴです。今回、初投稿ということであまり文字数も多くは書けず、月面での日常や、彼らの日常をうまくだすことはできませんでしたが……いかがだったでしょうか?
僕自身、昔から何か物語を想像してテンションを上げていたので、今回小説家になろうにて投稿させていただきました。
これからもまだ話を書いていくつもりですが、いつ失踪するか自分でもわからないので、万が一キャラの詳細や魅力を十分に伝えられぬまま失踪してしまった場合は、何かしらのキャラの設定案を提供するかもしれません(笑)
さて、これから月面日常、始まります!




