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久しぶりの学校

「海斗く〜ん」


「どうだった〜?」


「今日一日授業について来れたかな〜」


隼人は憎ったらしい顔をしてそう言ってきた。


「ついていけたわけねぇだろ!」


「一ヵ月休んでたんだからよ!」


「そんなことより俺が休んでいた分のノートとプリント写真で撮って送れ!」


「送れ?」


「ん?」


「なんだ?」


「その言葉遣いは?」


「この俺様のノートとプリントを見たいというならそれ相応の態度で示してくれないとな〜」


「見せる気になれないな〜〜」


「お、お前〜〜」


「見せてくださいお願いします」


海斗は棒読みでそう言った。


「ん〜〜」


「不合格」


「再度試験を受けられますがいかがなさいますか?」


「何だよそれ」


「これは試験ですよ海斗さん」


「しっかりとしてくださらなければ我が社としてはとても困りますよ!!」


「これでは採用することは難しく考えております」


「どういうノリだよ本当に」


小学生の会話じゃないんだからよ。


でもまぁ仕方ない乗ってやるか。


「え〜〜」


「私がこの会社を選んだ理由は丁寧な仕事ぶりそして経営が始まって日が浅いにも関わらず他の同時期に経営が始まった社よりも高い実力があると思い今に至っています!」


「どうかこの私を採用してはいただけないでしょうか!」


「ふむふむ」


「ほうほう」


「あなたの志望理由は分かりました」


そういうと隼人は席を立った。


「では今日中に結果はメールにてお伝えさせていただきます!」


「私は忙しい身であるため退出させていただく!」


隼人はそういうと物凄い速さで教室を出て行った。


「霜田くん」


隼人が教室を離れ海斗が一人になると三春が話しかけてきた。


「東沢さん」


「どうしました?」


「もう体は大丈夫なの?」


「ああ、大丈夫です」


「もう体育に出ても怪我を負う前と同じに参加できますよ」


「そう………」


「はい……」


「ねぇ!」


「はい!」


「途中まで一緒に帰らない?」


「ああ大丈夫ですよ」


「ちょっと待ってくださいね」


「今準備するんで」


「うん!」


「わかった!」


海斗は急ぎ荷物をまとめると二人は校門へと向かった。


校門の近くには楓がスマホをいじって立っていた。


「楓帰ろ!」


「お!」


「海斗もいるじゃん!」


「東沢さんに一緒に帰ろうって誘われたんだ」


「ねぇ海斗」


「ん?何?」


「私がいるのに三春のこと東沢さんっておかしくない?」


「おかしくないだろ」


「お前のことを楓って呼べば」


「ん〜」


「私がなんか変な感じするからヤダ」


「ん〜〜〜」


「じゃあ霜田くん私のこと三春って呼んでよ」


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