始まり
辺りが眩い光で包まれ光が収まり見えてきたのはずっとずっと昔に最後に見た紙だった。
なんじゃたかの〜?
これは?
「ん〜」
なんと書いてあるのか?
前に立ってるのは教師か。
チャイムが鳴りテストは回収された。
テストが回収された後、面接が順番で行われるという事なので順番まで待ち順番が来ると別の教室へ向かった。
別の教室に入ると椅子が一つ置いてあり先生が2人少し離れたところに椅子に座っていた。
儂は部屋に入る時の作法や座る時の作法を忘れていたのでなバックに入っておった作法の紙を軽く見てそれっぽい事をして座った。
「え〜とではまず…」
儂はそれから先生に様々な質問をされたが勿論、長い年月をあっちで過ごしたせいでなんで俺がこの学校を受験したとか高校に入学したら何がしたいか中学校で頑張った事や将来の夢など全て忘れていた。
だからそれっぽい事を言った。
受験が終わり一つ困ったことがあった。
儂、家忘れた。
儂は家を忘れ何処へ帰ればいいか分からなくなり高校の敷地内を出て彷徨った。
儂は辺りを彷徨い続け公園にたどり着いた。
儂はベンチに座り考えに耽った。
「はぁ」
それにしても久しぶりがいっぱいじゃのう。
「はぁ」
「本当に長かった」
「最初にあっちに着いた時、確か儂は」
大魔道士バン・ドロガン様から魔法を学び勇者補正で魔法の習得も早かった。
確か2年ぐらいで最上位魔法が使えるようになり魔王が住む魔人国にクソ女神から貰ったスキル、スキル付与を使い魔法陣自体にクソ女神から貰ったスキル限界突破を付与した最上位魔法神域を張り魔人国には入ることも出ることも破壊することもできない結界を張り魔王が世界征服を始める前に結界を張ることができた。
クソ女神は魔王が世界征服を始める前に儂をあちらに送ったから儂もかなり準備ができたのじゃ。
最上位魔法を魔人国に張った後は儂は大魔道士の弟子として宮廷魔道士の推薦まであったが儂は辺境の村に身を置いた。
最初に育てた野菜は何だったかな?
確か上手く作れず枯らしてしまったんだったかな。
それから村の人たちにいろいろな事を教えてもらい何年目かな上手く育てられるようになったのは。
村の人達には良くしてもらいその分王都に噂がいかないぐらいに魔法を使い手伝ったりした。
その暮らしを6年ぐらいして1人目の妻に出会ったのよのう。