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やられた

3人は話終わるとるんるんな女子2人と冷や汗をかいた男1人が沈黙の中部屋で3人でただ1人の男を2人の女子が挟んでいるという構図だけが残った。


「な、なぁ」


「ゲームしないか?」


「確かあったはずだ」


「いいわね」


「いいね」


「じゃあ離してくれる?」


「え〜」


「え〜」


なんかさっきからこの2人息があいすぎじゃね?


「でもやろうと思えば腕を組みながらできるわ!」


「いや両腕そうされたら俺ゲーム出来ないんだけど」


「じゃあ芽衣離れなさいよ」


「夏帆こそ離れて」


「嫌よ」


「私も嫌」


「わかったわかったから」


「俺はゲームしないからゲームソフト探そ?」


「わかったわ」


「うん」


そういうと2人は離れ部屋を探し始めた。


「どこだったっけな?」


海斗が一生懸命ゲームソフトを探している中2人はゲームソフトを探していなかった。


海斗はいっつもへやにはいるとすぐに出て行けって言うからいろいろ見たりできなかったけど今の海斗は所々記憶が曖昧だからおそらくなんか隠した物があっても忘れてるはず。


海斗も男の子だもんねあるよね私はお姉ちゃんだから弟の性癖を理解しておかないと。


それからかなり時間探したが海斗はゲームソフトを見つけられず2人はどうか2人の方を見た。


海斗の目に映ったのは2人が固まって何かしているところだった。


「何をしてるんだ?」


海斗はゆっくりと近づき2人の間の隙間を覗き込んだ。

そして海斗が覗き込んで見たものは転移する前に海斗がタブレットで検索していた履歴を見ていた。


「ギャァァァァァァァァ!!!」


海斗はすごい速さで手を伸ばしタブレットを回収し大きく後ろに引いた。


そして息を荒げながらタブレットを見た。


ギャァァァァァァァァ、最悪だ最悪だ最悪だ俺の性癖が赤裸々じゃないか!


それも結構マニアックというか女性が見たらかなり引かれる内容のやつもあるじゃないか!


「ねぇ海斗私は前の人生でそういう変わったことしてあげられなかったわね」


「海斗がそういうの好きなら私いいわよ」


や、やめろーーーー!!夏帆滅多に頬を赤らめないお前が今赤らめるなーー!!


「え〜と私も海斗がして欲しいなら喜んでするし」


「私も前の人生じゃあんまり変わったことしなかったし」


「そういう知識が無かったのもあるけど今回は大丈夫」


め〜い何が大丈夫なんだよ!


あと頬を赤らめるな!


「え〜もうこの話やめない?」


あともうこういうの探さないでほんとお願いだから

海斗は泣きそうな声でそう言った。


海斗がそういうとすでに夏帆は先程芽衣が言っていたあんまりの内容を聞き出そうとしていた。


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