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やられた

「それにはちゃんと理由があるんだよ」


「なによ」


「確かに俺も芽衣との人生が終わって次の人生で、もういいかなと思ってやめようとしたんたんだ」


「魔王を倒せるだけの装備も集めたしアイテムを集めたそれで魔王城に行ったんだ」


「そこには俺が最初の人生で作った結界があった」


「自分が作った結界だし余裕で壊せると考えてたんだ」


「でも結界に組み込んだ俺の魔力回路が予想外の進化をしてたん」


「なんで魔力回路を結界に組み込んだの?」


「もともと結界には限界突破だけを付与してそれで終わりのはずでした」


「でも限界突破だけだともし限界突破だけでは耐えられない何かがあった時もう壊れるだけだ」


「実際、魔王にどれだけの力があるか未知数だった」


「だからどれほど結界が耐えられるか分からなかった」


「だから俺は異常な魔力回復量をもつ自分の魔力回路を自分から半分以上切り離し結界に組み込んだんだ」


「普通だったら結界を張った張本人が魔法を解けば結界は消えるはずなのにだおそらく魔力回路を組み込んだせいで魔法ではなく個になったんだ」


そういうと2人はよくわからないと言うような表情をした。


「え〜と簡単に言うと魔法(から)物に変わったんだ」


「だから俺は自分で結界を壊そうとしたんだ」


「でもあなた魔力回路を半分以上その魔法に組み込んじゃたんでしょ」


「そんなので壊せるの?」


「いや俺は転生ごとに完全な状態で生まれるんだ」


「そうだ完全な状態で生まれたんだから魔法を解除できなくても破壊することはできると思った」


「でも結界は内側からの長年の幾度かの強力な攻撃で限界突破を経験し俺が組み込んだ魔力回路は限界突破を経験するたびに進化していきとうとう俺の全力の魔法をも防ぐほど強力になっていたんだ」


「って事で壊すことができるように研究して過ごしていたらえ〜とお嫁さんがいっぱいできました」


「え?」


「なんで研究してるだけでお嫁さんができるの?」


怖いよ夏帆の目が怖いよ〜。


やめてくれよその目。


芽衣は芽衣でなにそのいつもの無表情に加えてその冷たい目。


仕方ないじゃん中には強引的な人もいたしそれに芽衣みたいに家的に結婚しないといけなかったり確かに単に俺が惚れてって人もいたけどさ。


「まあいいわ」


「今いろいろ言ってもなにがどうなるわけでもないし」


「はぁ」


「ねぇ海斗」


「は、はい!」


「明日私とデートしましょ」


「え?いいけど」


「じゃあ決まりね」


「私も海斗とデートしたい」


「あなたはいっつも海斗と一緒でしょ」


「でも打ち明けてからあんまり一緒いない」


「じゃ、じゃあ」


「明日は夏帆で明後日は芽衣っていうのはどうかな?」


「賛成!」


「賛成!」


2人の賛成!という言葉は重なった。


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