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18 これは ゆめのはなし

音が聞こえる



廊下をギシギシと歩く音


近づいてくる



ギィっと扉がなる


ドアが開けられたのだ



足音は部屋の中に進む




音が私の布団の前で、一旦止まった

嫌な臭い


震えちゃダメだ



布団をめくられ足が外にでる


震えてはいけない

起きている事がバレる



足に冷たい手が触れる


人差し指が足の甲をなでる


指は足首、ふくらはぎ、ひざと上がってくる



それの体がの段々と頭に近づいてくる

よりいっそう臭いが強くなる


手は足から離れた


その腕が布団の中に入れられる


私の顔の隣に手がある


それはゆっくりと布団をあげた







じーっと顔に視線を感じる


私は目を瞑っている

絶対に開けない


「起きてるんだろ」












私は目を開けない

カマをかけているのか

気付いているのか



私の頬に手が触れた


息遣いが聞こえる

水が顔にかかる

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