前へ目次 次へ 13/20 13 そこには誰も居ない 「はぁっ、はぁっ」 「どうかしたの?」 ミツキさんがひょっこり顔を出した 「うっわぁ」 「あ、ごめん」 最悪だ!最悪だ!盾にしてたお風呂の蓋に隠れる 「いや!良いんです! ミツキさんは悪くないです なんかお風呂に居たらまっくろさんみたいなやつがいて」 「まっくろさん?」 「いや、でもいなかったんで!私の見間違えです」 「見間違えてないよ」 「え?」 どうして言い切れるの? 「だってお風呂のドア 真っ黒になってるよ」