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若気

作者: 竜崎 詩音

まだまだ浅い記憶の海で

一人ぼっちになった君へ


忘れたい?

見たくない?


それでも波は追ってくる

逃げ切れなんかできやしない


まだまだ狭い記憶の空を

一人ぼっちで見上げる君へ


忘れない?

向かい合う?


それでも雲は覆ってしまう

全てを分かることはできない


まだまだ若い君の心は

一人ぼっちじゃなにもできない


僕には分かる?

やってみなきゃわからない?


それでも君は独りになって

なにもできずに泣くんだね


散々独りで戦った君へ

君はなんのために戦っていたの?

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