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語学関連エッセイ集

私のエッセイ~第三十二弾:多言語学習雑記(その2)~英語という言語について (※)の部分を追加しました。

 こんばんは!ご機嫌いかがですか・・・?


 陽気が不安定で、しかも湿度がメッチャ高いので、くれぐれも熱中症には、ご注意ください。私も、気をつけております。


 さて・・・立て続けにエッセイをアップして申し訳ないんですが・・・「鉄は熱いうちに」ピ~ヒャララ~♪ と申しますからねぇ。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 さて・・・皆さんも、日頃から身近に親しまれている「英語」。


 これって、語学学習の面から純粋に見た場合、いろんな言語と比較してみて、難易度的に「易しい」と思いますか・・・?


 わざわざこんな質問を皆さんにぶつけるくらいですから、もう答えはお分かりですよね!


 「難しい」んです。


 ?????????


 「え?英語って・・・簡単なんじゃないの・・・?」


 いやいやいや。とんでもないです。すっげー、難しいです。それも、ハンパないですって。


 単語的に見てみれば、幼い頃より「ベースボール」「アップル(=リンゴ)」「ブック(=本)」「キャット(=ネコちゃん)」のように、カタカナ英語をたくさんもらってきたので、中学一年とかで英語を開始したときに、「なんだ、俺の(あたしの)知ってる単語ばっかしじゃんか。」と感じたに違いありません。


 そりゃあね、そういう初歩的な段階のうちは、まだいいんですよ。


 でも、ある程度学習が進み・・・「関係代名詞」や「仮定法」なんかが登場する頃になると、どうでしたか・・・?


 おそらく、「単語の複数の意味に悩まされた(=多義語ばっかじゃん!)」「似たような意味の単語が多すぎて、どれを使っていいかわからない(=語彙ごいの使い分けが難しい!)」「そもそも、つづり(=スペル)と実際の発音の間のズレがトリッキーすぎて、どの単語も読みづれえ!」・・・エトセトラ、エトセトラ。


 だいたいですね・・・英語っていう言語はですね、そもそも「単語が多すぎる」んですヨ。


 それは、歴史的に見た「英語の成り立ち」とも関係しているんですが・・・くわしくは、『英語の語彙に影響を与えた外国語 ごがくねこ』というサイトをご覧ください。私が下手な解説するよか、確実です。


(※) このサイトの中に、「古ノルド語」における、英語に取り入れられた「借用語しゃくようご」のリストがありますが・・・『sky(空)、skin(肌)、skipスキップ』といった、「SK」で始まる単語が、実はこの「古ノルド語」由来・・・つまり、あの「ヴァイキング」由来のものである、という刺激的な話を、前回のエッセイの中で紹介しました「T沢先生」から聞かされたことがあります。


 この先生はですね・・・「鬼教師」と異名をとっていただけありましてね、英語のみならず、「古英語」「古アイスランド語」・・・そして、この「古ノルド語」にも精通した、卓越した「知識人」でもありました。・・・私には、「超人」に見えましたね。


「古ノルド語」は、ノルウェー語やデンマーク語、スウェーデン語などの直接の「ご先祖様」にあたる古典語ですね。


 で・・・よく「古アイスランド語」って、実質、「古ノルド語」じゃん!・・・という方がいらっしゃいますが、厳密にはちょいと違っていますね。わずかな違いですけれども。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 「英語が易しい」といわれる方は、ドイツ語やロシア語のような「格変化かくへんか」や、フランス語やイタリア語のような「複雑な動詞の活用」がないから楽じゃないか!とおっしゃいます。


 たしかに、昔の「古英語こえいご」の頃にあったような複雑奇怪ふくざつきっかいな「格変化」なんて、代名詞に若干きゃっかん名残なごりが残るだけだし、あとは、いわゆる「アポストロフィS」という形の所有格もどきに残っているぐらいだし・・・。


 でもですね・・・フランス語やドイツ語に比べて単語数が、2.5倍くらい多いわ、やたら「熟語(=イディオム)」が多いわ・・・語法(=単語の使われ方)がめんどくせーわ・・・決して楽な言語じゃないんですヨ。


 「極めにくい言語」と言ったほうがいいかもしれません。間口まぐちは広いけど、裾野すそのは広いけど・・・なかなか「頂上」が見えてこない・・・上を目指すのが困難・・・こんな印象ですね。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ここまで、ダラダラととりとめもない話を書いてしまいましたけれど・・・最後に、皆さんにとっておきの動画を紹介して、この二回目の語学エッセイを閉じたいと思います。


 前回、少しお話しました「黒田龍之介」先生につづき、私の二人目の「心の語学師匠」でいらっしゃいます、「猪浦道夫」先生の動画です。


 先生は、「ポリグロット外国語研究所」という会社の代表取締役でいらっしゃいます。


 そこでもって、「翻訳術」「多言語学習」などの講義をされています。


 今回皆さんに紹介するのは、おなじみのYouTube動画なんですが・・・いずれも短い動画の中に、「脳からウロコ」の刺激的な話題が、ギュッと詰まっていますので、きっと楽しいですヨ。


 1.【「学習法と教授法」猪浦道夫】→ UP主様は、「MichioINOURA」様。


 2.【「新・語学で身を立てる」猪浦道夫】→ UP主様は、「MichioINOURA」様。


 3.【「英語 翻訳術」猪浦道夫】→ UP主様は、「MichioINOURA」様。


 ~  ~  ~  ~  ~


 ・・・以上です。また、次のエッセイで、お会いしましょう。 m(_ _)m 

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― 新着の感想 ―
[良い点] なるほど、確かに上を目指すのは難しい言語かもしれません。 日本語も微妙な表現が多すぎて外国人にとっては習得しづらい言語と聞いた事はありますが英語も中々曲者なんですね。
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