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1ヶ月と1つのお題  作者: ゆっくりかっちゃん
3/3

律、真理乃

次の日・学校

生徒会について分かったことがある。

生徒会は毎日放課後生徒会室でやっていて、会長と副会長は毎日、他の人は入れ替えでやっている。

「お〜す、連」

「お〜すじゃねぇだろ!お前のせいで面倒なことになったんだからな‼︎!」

「あ〜すまんすまん。それよりお前副会長になったんだって?頑張れよ連副会長」

コイツ、全く反省してねぇ。1発殴ってやろうと思ったが、やめてさっさと教室に向かって行った。

、、、、あいつ、なんで副会長のこと知っているんだ?

放課後・生徒会室

はぁ、めんどくささと「お題」のプレッシャーがすごい。もうなんかすごい。

今日の人誰だっけ?

ガチャ

「お疲れ様です。太田律です。連さん、副会長お願いします」

「あぁ〜よろしく」

全員集まったわね。今日の仕事に移るわ。律くんと連くんで生徒会新聞作り。よろしくね」

「「はい」」

今日は律と新聞作りか。

初日で小動物系男子の律はとても助かる。「お題」もできそうだ。

と、思っていたんだが、、、、

「だ・か・ら、ここは1マス開けてやれ!それはこっちじゃなくてこっちだ!」

「はわわわわ、何が何だかわかりません〜」

コイツ、仕事ができねぇ。よく生徒会になろうと思ったな。

「とりあえず終わりましたね」

「2人とも、時間過ぎてるわよ。

「わ〜急がなきゃ!仮面ライ、、、、ニュースの時間が終わっちゃう」

誰のせいで遅くなったと思ってんだ。

、、、、仮面ライダーってこの時間にやってるんだな。

帰り道

「それではさようなら〜」

「えぇ。さようなら」

あ〜疲れた。初日でこれかよ。

「はぁ」

「ずいぶん疲れているようね」

「はい。初仕事きつかったです」

「どう?「お題」はできそう?」

「う〜ん、正直微妙です」

と、しゃべりながら帰った。

ガチャ

うーんとりあえずメモ用紙に2人のいいところ書かなきゃ。あっ後今日の宿題も終わらせ

痛っ

俺はそこで考えをとめざる終えなくなった。

「こら連!帰ってきたらただいまだろ!いつもみたいにアホらしく「ただいまー」って言ってればいいんだよ」

            みかみみほ

今叩いてきたやつは俺の姉三上深歩。いつも俺の頭をベシベシ叩いてくる。

「テメェただいまも言えねぇような悪ガキになっちまったのか?」

「深歩姉ぇに悪ガキと呼ばれるとは思わなかったぜ」

いけない、こういう茶番じゃなくて、忘れる前に「お題」メモしとかなきゃ

「俺自分の部屋で宿題するから開けるなよ」

深歩姉ぇに知られるとゆうまに知られる。注意しておかなきゃ

「お、お前」

「今度はなんだよ、深歩姉ぇ」

「自分の部屋で勉強って、、、、頭狂ったか。」

「は⁉︎そんなわけねぇだろ!とりあえず開けるなよ」

そう言って自分の部屋に入った。

1時間後

「んー」

全く思いつかない。あと何がある?

律があと1つなんだが、それが全くわからん

「おい連」

「うおっ、深歩姉ぇ。入ってくんなって言っただろ」

テメェが読んでも返事しないからだろ」

「何の用だよ」

「母ちゃんが風呂入れって言ってたぞ」

「ん、分かった」

それから深歩姉ぇは出て行った。

次の日・学校

クソ!一晩中考えても出なかったぜ。あと律と会えるのは、、、2回か。頑張らなきゃな。

「おっす連!」

そうだ!コイツのせいだ!俺が生徒会に入るハメになったのは!

「全部お前のせいだからな!」

「は?何のことだ?あっそうだ!ちょっと耳貸せよ」

「ん?なんだよ」

「お題がんばれー」

「は⁉︎何でお前がそれを!」

と、言い終わる前にゆうまは行ってしまった。

俺は深歩姉ぇには話していない。誰から聞いた?

放課後・生徒会室

「怜さん。今日の人って誰でしたっけ?」

「今日は、真理乃ね」

そう言い終わると、ドアが勢いよく開き、元気な女の子が出てきた。

「こっんにっちはー。新上真理乃だよ!今日はよろよろのよろだよ!」

何語だ?とおもったが、言わないでおいた。

「と、いうわけでよろしくねー。怜とー 、、、、 、、、、 、、、、?」

「だれ?君?部外者?」

「連だよ!副会長の三上連!初めに自己紹介しただろ!」

「あーあの副会長ちゃんか!じゃ、がんばろー」

今の少しの会話だけで昨日の数億倍めんどくさいのが伝わってくる。

コイツのいいところなんて見つかるのか?

「さあ、仕事よ。真理乃と連くんでこれを終わらせておいてね。私は少し席を外すわ」

「OK!連、がんばっちゃうよー」

「お、おう」

5分後

コイツ、やる気あるのか?ぬいぐるみで遊ぶだけで考えてねぇだろ。

これが「がんばっちゃうよー」とか言っていた人かよ!

怜さんもいないし、

「おい!真理乃!やる気あんのか!

「あ、ゴッメーン。やるやる〜」

と、言ってホワイトボードに考えたものを書いた。 、、、、1個だけ。

※連がほぼやりました。

帰り道

「昨日よりずっと疲れているわね」

「そうなんですよ。あいつ全然考えねぇから全然進まないんですよ」

「まぁ真理乃はいつも遊んでいるけど大事な時に助言してくれるから、

                         連くんが困ってなかったっていうことね」

「そうなんですか」

「明日も頑張ってね」

「はい」



メモ用紙には

愛原怜

仲間想い

仕事が速い

リーダーシップがある

太田律

仕事熱心

出来がいい

新上真理乃

元気がある

と、書いてある














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