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2 輝葉の決意
さてと、この勘違いの激しい輝葉くんを正気に戻してやらねばならない。
闇夜は子供に言い聞かせるように輝葉の説得を始めた。
「あのさ輝葉、お前の名前とか見た目が女の子っぽいからからかわれていただけで別に輝葉が女の子ってわけじゃないんだぞ。」
「そうなのかい?」
「ああそうだ。だかr
「ということは、みんなは僕に女の子になってほしかったということだね!」
輝葉は笑顔でそう言った。
・・・・、What's?
ん?何でそうなった?
俺今、からかわれていただけだって言ったよな?
何でそうなった輝葉!!
「お、おい輝葉?ちょっと落ち着k
「そうか、そうだったのか!それならば僕は皆の期待に応えなければならないな!!よし、決めたよ。僕はこれから女の子になるっっっ!!!」
え、
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
あぁ、ごめんなさい輝葉のお父さんお母さん。俺はどうやらコイツの暴走を止めることができないようです。
リアルorz状態の闇夜をよそに、一人女の子になるための道を進む決意をした輝葉だった。