作者様に捧げる、なろう一読者からの意見~感想やポイントには、反応が欲しい~
なろう底辺作家が贈る、作者様への厚かましい意見です。
今回は、なろうの感想、ポイントに関してエッセイを挙げさせていただきます。
読み専である筆者の個人的意見ですので、特に作者側からすればおかしなところがあるかもしれませんがご了承ください。もしよろしければ作者側の意見も感想欄にて書いて下さるとありがたいです。
さて、結論から申し上げますと「感想やポイントをくれた人には作者様のできる範囲で交流してほしい」というところになります。
まず前提として、なろうに投稿する際、感想やポイント評価を受け付けるかを設定できます。
その二つを受け付ける設定にしている方は多いと思いますが、デフォルトであるとはいえ、その方は感想やポイント評価を欲していると考えられます。
なぜならば、欲しくないのであればすぐ横に「受け付けない」という枠があるため、それに設定すればよいからです。だから受け付けるに設定しているとは、それらを欲しているということです。
ここから本題なのですが、ポイントに関しては追跡不可のため、作者の方がより良い物語を作ることが最高の誠意だと思われますが、感想に関しては一概にそうとは言えません。
筆者の思想ですが、感想と返信というのは読者と作者の対話と考えています。一般に小説では感想と返信を実施することは難しいですが、なろうでは感想欄という、いわば作者の小説に関して読者と作者の交流の場を用意できるわけです。
つまり感想欄を開いている方は、どのような気持ちであれ自らの小説について語ってほしいと思っているはずです。そして、感想を投下するというのは多かれ少なかれ、読者は作者と交流したいといえます。(攻撃的な感想は別ですが)
そして、読者の意見としては返信してくれるというのは、交流しようという意思がはっきり見えるわけです。結果、読者(少なくとも筆者)はまた感想を書きたくなります。
一方、返信して下さらない場合「この人は交流する気はあるのか?」と、疑問に思ってしまいます。結果、感想を書くのをためらわれ感想を書かなくなります。これは交流の分断になりかねません。筆者の場合特に顕著で、感想がない場合はその作品を読む気が無くなることもあります。
もちろん、作者の事情もある程度理解しています。例えば、書籍化作業が忙しく感想を返信している暇がない、とか感想が多すぎてそれを返信する方が次の物語を作るより時間を食ってしまう、もしくは、あまりにも攻撃的な感想で返信なんかする気が起きない、など。
他にもあるかもしれませんが、とりあえずこんなところで。
もちろん、そんな場合は仕方ないとは思います。ただ、わがままな読者の意見としては何かしらのアクションが欲しいわけです。
それが返信という形でなくとも、例えばあとがき欄にて多少触れるといったことや、それも難しい場合はクオリティの高い話の投稿という形で、など。
誤解がないように申し上げますが、決して感想のために内容を変えろ、と言っているわけではありません。筆者は、特に作者の満足がいく作品を作ってほしい、というところです。
筆者個人の意見としては、一般には感想の意見を作品に入れるべきではないと思っていますので、そこらへんはご了承ください。
この意見を補強するために、もう少しお付き合いください。
ある方がtwitterで素晴らしいことを仰っていました。引用させていただきます。
「小説や、論説文というのは作者と読者のコミュニケーションだ」
考えてみれば、当たり前ともいえます。文章というのは、他者とコミュニケーションをするために生み出されたものですから。
この発想を取り入れるからこそ、作品の投稿が交流の一部だと挙げられるわけです。もちろん、感想を書く、そしてそれに返信すると言った行為も交流の一部です。
だから、それが揺らぐとなると、コミュニケーション、つまり作品を読むことさえ揺らいでしまうとも言えます。
(もし交流する必要がないと思う場合は、どこにも投稿しなければよい、または感想ポイント一切受け付けないと設定すればよいだけですから)
なので、結論をもう一度。
「お手数ですが、感想やポイントをくれた方には作者の可能な範囲で、交流をしてほしい」
というものでした。ぜひともここまで読んでくださった作者様、お願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
もちろん感想欄もポイント評価の設定もオープンにしていますので、もしよろしければ感想、ポイント評価をくださると筆者は喜びます。