18 夜の対局
後輩の「負けてくれ」という要望にあっさり同意し、さっさと負けてしまった俺。
「……まったく。なんスか。一瞬で脱ぐなんて」
いそいそとパンツを脱ぎさった俺の姿を見て、後輩があきれた顔をした。
すまんな。おまえに負けて、次俺たちがやることへの期待で、もうわくわくが止まらない。
「まあ、いいッスけどね〜」
ウサコよ……。いかにも興味ないふうを装っているが、おまえの視線がちらちら……、某部分にきているのがわかるぞ……。
それからふと時計を見て、外はもう暗くなっている時間と知ってびっくりする。後輩が上を脱ぎ出したあたりでカーテンを閉めてたし、全然気付かなかった……。
二人で夜戦の準備をした。
まだ早めの夜に、初々しい同士が共通の目的のために、いそいそと準備をこなす。
後輩がチェストをさぐり、下着の花園の中から秘蔵のゴム類を引き出してきた。
「持ってたか……。なかったら買いに行こうかと思ってた」
「ちょっと興味あったんで。ケガの功名ってやつッスかね?」
「ほほぅ、興味……。で、コレを使って、いったいナニしてたのかな、君は?」
「セリフがおじさんっぽいッスよ!」
ぺちん、と小さな四角いモノを投げつけられる。楽しい。
ついでに初体験対策のバスタオルを受け取って、ベッドに敷いて整える。真っ裸の二人が明るい電灯の下、これからお致しするための準備に忙しく立ちまわる。
だいたいの支度が整ったところで、
「う〜ん、もうちょっとムードが欲しいッスね〜?」
「そうか? 別に今のままでも……」
たっぷり鑑賞できるし――
「あ〜っ、『明るいほうがおまえをすみずみまで見られてうれしいのさ』みたいな感じッスか? ダメっすよ? デリカシーがなさすぎッス!」
えー……。
「そう言うなら……しょうがない。何かある?」
「じゃあッスね、これで」
後輩はベッドのヘッドボードに置いていたライトをつけた。白熱灯のオレンジの光が輝く。
「じゃあ部屋の電気、消すッスね〜」
天井の照明が消えた。陰影の映える、ソレ専用室内に様変わりする。
「おー、いいね」
「あれ? ……ちょっと雰囲気エロすぎないッスか?」
「いや、これからエロいことをするんだから、これでいいと思う」
「そ、そうッスか……」
ちょっと含みのあるニュアンスだな。
「なんだ?」
「あ、いえ、先輩って実は結構、かなり……いえ、すっごくエッチだったんスね」
「そうか? 普通くらいじゃないかな」
「いやいや、めちゃくちゃエッチじゃないッスか。それで安心したッスよ。普段あんまりそういう顔見せないッスから、そういうの興味ないのかなって思ってて。でも今日、勇気出してアタックしてみて、よかったッス」
すごいアタックだったけどな。すべて計画通りだったのか。恐ろしい子……。
でもそんな彼女の勇気のおかげで、俺たちは一歩前進できたわけだ。そこは彼女に感謝しないと――
「はいは〜い、じゃ、今から夜の対局ッスよ〜?」
お礼とか感謝とか、そういうムードではなかった。二人とも期待がいっぱいで、わくわく感があふれて、もう止まらない。
▲△▲△▲△▲△
ベッドに向かいかけたことろで、後輩にガバっと襲いかかられ、抱きつかれ、勢いあまって二人ともベッドに倒れ込む。
どっと沈んで、二人の体が大きく弾んだ。
ギッギッ、というベッドのきしみが室内に大きく(以下ノクターンで5400字)
なんとも中途半端ですが、R15版はこのあたりが限界ぽい…………ッスか?
これ以上はアレになりそうでアレなので……。
二人の夜の対局はまだ始まったばかりです。後輩ちゃんとのめくるめく展開が展開し!?
18歳以上の方で、もしよろしければノクターンでお楽しみください。
https://novel18.syosetu.com/n2039hp/
R18版最終話更新後に、こちらにも最終話を投稿する予定です。




