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【20190531】

【読者の反応】

きちんとした大工仕事の木製の窓 0%

淡く光る水晶に縁取られた窓 57%

丈夫そうなレンガの窓 14%

錆びた金属の窓 29%


#ツイッタゲーム

淡く光る水晶のっ!

意識を集中すると、行く先の中心へ窓の方から自然と寄ってきた。無事に窓枠を抜け、そのまま光に包まれた幻想的なトンネル内を静かに滑空する。やがて、男子高校生とこけし、そして着物の少女の三人(?)は、無数の水晶が煌めく場所へ着地した。ここは……?

周囲は底の見えない漆黒に塗り潰されているが、足下は水晶の仄かな灯りに満たされている。星のない夜なのか、それとも洞窟内か、いずれにせよ先ほどまでの宮殿の雰囲気は微塵もない。

「カンちゃん、これって」

そう。それ聞きたい。というかこの着物の少女は訳知りさんなのか?

「魂の器の力よ」

魂の……ってさっきよく聞き取れなかったやつか。で、その器ってナニ?

「そうなんだ。じゃあこのあとどうすればいいんだい?」

残念ながら男子高校生は魂の器についてそれ以上突っ込んでくれない。

「まずはこの世界の要を探さなきゃなの。それも出来るだけ早く」

魂の器の次は世界の要だと!?

「要っていうのもこけしの形なのかい?」

「いいえ。おそらくはこの世界の登場人物の一人。人の形をしていることもあれば、人じゃない別の生き物の形をしていることもある。ただ、生物の姿なのは確かよ」

あのー。対象範囲広過ぎやしませんか?

「誰か近づいてくる!」

男子高校生が小声で囁いた。

男子高校生と着物の少女は大きめの水晶の陰に隠れるが、こけし見下ろしヴューからは近づいて来た者の姿がしっかり見える。それは帽子をかぶり釣り竿を持った一匹の直立歩行猫だった。猫は三人の近くを通り過ぎ、行ってしまう。

「ふぅ」

ため息をついて水晶の陰から立ち上がろうとする男子高校生を

着物の少女が慌てて止めた。その後すぐ、さっきの猫が大慌てで引き返してくる。

「大変だ! 水位が減ってる! 報告しなくては!」

猫は最初に来た道を走って戻ってゆく。

「追いかける?」

男子高校生の問いに、少女は今度は黙って頷いた。

男子高校生はこけしを握りしめ、少女の手を引いて

着物の少女が慌てて止めた。その後すぐ、さっきの猫が大慌てで引き返してくる。

「大変だ! 水位が減ってる! 報告しなくては!」

猫は最初に来た道を走って戻ってゆく。

「追いかける?」

男子高校生の問いに、少女は今度は黙って頷いた。

男子高校生はこけしを握りしめ、少女の手を引いて

足早に歩き出す。やがて周囲に水晶よりも強い光が満ち、その光の中へ追っている猫影が溶け込んでゆく。男子高校生はさらに急ぐ。そして。

「外だ」

三人は洞窟の入口から出てきたようだ。眼前に広がるのは中世ヨーロッパのような景色。

「どこに行きたい?」

少女はこけしを見つめながらそう言った。


【選択肢】

・ここはいったん洞窟に戻る

・近くに見える村

・遠くに見えるお城

・森の中の怪しい塔


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