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【20191213】

【読者の反応】

とにかくカンちゃんの所へ! 50%

アンコウ姉さんはまだ利用できる! 25%

非活動状態のショゴスを取り込んでみる! 0%

いや、さっき床のシミだと思った何かを取り込む! 25%


#ツイッタゲーム

カンちゃんが呼んでるんだ。理由はそれだけあればいい。

跳ぶ……そう決意した瞬間、手の感覚がなくなった。そして脚の太さと長さが二倍くらいになるのが見える……だけじゃない、関節も増えてるよね、これ。

『自動操縦開始』

タン、タン、タン、と軽い音が背後へと遠ざかる。

加速している……そう感じた時にはもう、跳んでいた。体育座りのように身を丸めて……うわ、70%破損って、脚の大部分を発射台として切り捨ててくるってこと?

ゴンッ!

背中に強い衝撃を受け……たものの、見事な受け身を取り、俺はカンちゃんの心配そうな表情を間近に見ることができた。

『自動操縦終了。外装再構築開始。終了まで凡そ20秒』

太ももの付け根から3Dプリンターのようにじわじわと脚が造られているのが見える。

「ちょっと……あんまりジロジロ見ないで」

確かに再構築されているこの肉体は、カンちゃんと同じ形をしているから……ごまかすようにアンコウ姉さんを注視する。

ああ……もう完全に喰われてる。

「起きた邪神の僕……ショゴスには触れないようにって先代乙姫がおっしゃってたわ。だから非接触の笛でコントロールするのね」

それは理解できた。だけど、未来兵器ウラシマとやらでさえ70%破損とかになるここへの到達を、カンちゃんはどうやって?

「ごめんね。未来兵器ってくらいだから、この高さでも平気で飛び越えてくるかと思っちゃってた」

「いやいいよ。とにかく合流出来て良かった……けど、カンちゃんはどうやってこの高さまで?」

「先代乙姫の目玉を使ったら、起動は出来なかったけれど、中に入ることは出来たの」

「中に? どこの?」

「今居るここ。不沈艦ヤマト」

ドーム状の宝物庫の壁から突き出しているこの大きな四角い出っ張りが?

「え、でも、宝物庫の真ん中に大きな船みたいな……アレは?」

「アレは多分、ショゴスを眠らせる装置。壁画に描いてあったのはもしも侵入者が居たとして、あの船形の建物に入ったら……ヤバっ!」

カンちゃんの声が急に大きくなる。慌ててカンちゃんの見つめる先へ振り向くと、例の船形の建物にさっきのショゴスが張り付いていた。

「ね、仲間を起こす気かも!」

「いや……それはもうやってるっぽい」

ショゴスは無数の触手を周囲へと伸ばし、触れられたクッションは次々と色を変えてゆく。

「嘘! 乙姫コードを使いこなせるってこと?」

最初のショゴスの体に浮かぶ無数の目の中に、緑色の燐光を放っていないものが二つだけある。あれが現乙姫、アンコウ姉さんの両目なのかな。

そんな間にもショゴスの「友達の和」は確実に広がっている。


【選択肢】

・「俺、あの目玉を奪ってくるよ」

・「乙姫の欠片、取り込んでみるよ」

・「クリオネ姉さん、呼べないかな」

・「ヤマトに武器はついてないの?」


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