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【20191004】

【読者の反応】

でもまあとりあえず研究所へ急ぐ 25%

当初の目的地である四つ目の世界へと飛ぶ 25%

いや、大樹くんを見捨てられないよ 25%

自分の体をまず最初に取り戻したい 25%


#ツイッタゲーム

不安と不信と混乱と。自分の中で考えがまとまらない。自分よりも色々と知っているカンちゃんが言うのだから研究所へは行くべきなのだろう。だけど四つ目の世界を壊せば全て終わるんじゃないのか?

それに大樹くんや自分の体を後回しにするのも気が乗らない。

「どうして……」

カンちゃんの頬を一筋の光が伝う。そのシーンを、どこかで見た記憶がある。おぼろげだけど。そんな彼女の頭を俺は……俺?

俺は俺か? 自分は男か?

……しかしそこから先はやはり思い出せない。でも、カンちゃんのあの涙の味だけはなんとなく思い出せる。

『しょっぱいね』

『海のモノだから』

『人間だって涙がしょっぱいことあるよ』

『一緒だね……あたしも、半分は人間だから』

カンちゃんの顔が近づいてくる……その先のシーンを観たかった……思い出したかった。だがそれは叶わなかった。記憶が靄の中に消失しただけではない。声に気を取られたからだ。

「よくやったね、カメ」

この声は!

「ニュウドウカジカ姉さん!」

そうあのニューなんたら姉さん……手には俺じゃないこけしを持ち、空中に浮遊し……そして頭頂部がなんだか妙に膨らんでいる。その膨らみから、手がニュッと突き出た……そしてもう一本の手も……大樹くんが顔を出すッ!

「大樹くん!」

「あら、頭が重いと思ったら」

「落ちてる途中、ちょうど下に座布団が飛んできて……と思ったらニュウドウカジカ姉さんだったんですね……命の恩人です!」

「た、たまたまだからねっ」

ニュー姉さんはツン属性持ちか……。

「それはそうとカメ、あんた研究所へ突撃する気かい? それならこれ、持って行きな」

ニュー姉さんは

小さな白いボタンのようなものを二つ取り出した。

「これは……」

「コンタクトレンズさ。操られているように見せるための、ね」

「ありがとう……それからもう一つお願いがあるの」

「なんだい?」

「大樹くんをお願いします。ここからは、私が行かなきゃいけないの」

「カンちゃん! どうして」

「いつかハッキリ言わなきゃと思っていたけど、あたしには好きな人がいるの。大樹くんがもとの世界に戻る手助けはしてたけど……今はもうそのゆとりすらないの……だから、ごめんね」

カンちゃんは袋からこけし(俺)を取り出し、ぎゅっと握りしめる。そして俺とカンちゃんはこの世界から飛び出した。

「あなたの体を取り戻すには、乙姫様を倒さなきゃいけないの。そのためには、乙姫様だけが使えるエネルギーの供給を停止させる必要がある。でもエネルギーを作る世界の最後の一つを壊すには、研究所にある特別な道具が必要なの。あの特別な……」

……ゴクリ。


【選択肢】

・不沈鑑ヤマト

・魔獣クリオネ姉さん

・邪神の笛

・未来兵器ウラシマ


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